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腰痛治療マネジメントセミナー3本セット~2022Ver~

 2021年にも腰痛マネジメントセミナーを行いましたが、2021-22年シーズンにラグビーチームで腰痛対策を強化する中で見つかった課題や、新たに取り入れた手法、増えた知見と、あまり実践的でない部分を除いてブラッシュアップいたしました。解剖も運動学も、その後の運動を実施する際に必要となる部分にフォーカスを当てて理解を深めやすくしています。トレーニングの実施に関してもより詳細かつ実践的な内容に更新できたと思っています。理学療法の学校でもここまで細かくは学べなかったし、10年以上かけて収集してきた情報や経験を詰め込んでいます。つまり、超実践!明日から臨床が変わる腰痛セミナーです。ぜひこのセミナーを通して、実際に現場で役立っている介入方法を身につけて利用してください!!

このnoteは、過去に開催された
「腰痛治療オールインセミナー」の第1回から第3回までの全てをまとめた記事です。

第一回:解剖学・運動学編

第二回:評価・リコンディショニング編

第三回:動作改善・トレーニング編

の三部構成となっており、すべての動画をこのnoteではご覧いただけます。

第一回の解剖学・運動学編では、以下の内容をお伝えしました。
※第一回はスタッフの平山がRe-Vive主催のセミナーとして実施しております。

・脊柱、骨盤、胸郭を構成する骨
・骨盤の性差
・仙腸関節の構造、運動
・恥骨結合周囲の解剖
・骨盤帯周囲の靱帯
・仙腸関節の構造的、機能的安定性
・脊柱周囲の靱帯
・胸椎のカップリングモーション
・椎間板の解剖、姿勢による椎間板内圧の変化
・Local muscleとGlobal muscle
・胸腰筋膜の構成
・横隔膜の解剖、呼吸と姿勢制御機能
・多裂筋の脂肪変性
・内外腹斜筋の作用
・腹横筋の四肢運動に先行する収縮
・骨盤底筋の解剖と作用
・腹腔内圧と腰椎ベルトの関係
・腹圧と脊椎への負荷
・腹圧と腰椎の安定性との関係
・呼吸と腹圧の関係
・各種体幹トレーニングと深部体幹筋群の活動

セミナー前半では教科書に載っている解剖学や運動学などの基礎基本をしっかり押さえていきます。

後半では、腰痛と関連の深い以下の知見も盛り込んで深く掘り下げました。

横隔膜の姿勢制御にかかわる機能
胸腰筋膜に関連する筋、作用
腹圧が脊柱に与える影響

基本的な部分を復習したい方も、
少し深く解剖学を学んでいきたいと考えている方も、
気になる項目があればぜひチェックしてみてください。

第二回、第三回の内容を深く理解するためにとても大切な機能解剖、運動学がまとまっています。


第二回の評価・リコンディショニング編では以下の内容をお伝えしました。

・腰痛の病態
・スポーツ別の腰痛有病率
・脊柱運動と椎間板内圧の変化
・疼痛の種類と推測される病態
・身体所見のチェックポイント
・骨盤輪のアライメント評価
・胸郭のアライメント評価
・横隔膜、腹斜筋の働き
・骨盤底筋とIAPの関係
・殿筋ほぐし
・TFLほぐし
・大転子周囲のほぐし
・股関節周囲のストレッチ
・肋骨ほぐし
・胸郭周囲のストレッチ

腰痛の評価では、骨盤・胸郭アライメントの崩れや筋のタイトネスなどを総合的に考察することが重要です。第二回の動画では、正確な評価や結果の解釈をするためのポイントをお伝えしています。

腰痛につながる胸郭-骨盤帯アライメントの崩れに対するリコンディショニングの方法についても数多くお伝えしました。


第三回の動作改善・トレーニング編では、以下の内容をお伝えしました。

・腹圧と競技特性
・腰痛改善の3大目標
・呼吸評価
・ペアでの肋骨内旋呼吸
・Bracing
・Draw-in
・背臥位での腹圧トレーニング
・腹臥位での腹圧トレーニング
・四つ這いでの腹圧トレーニング
・側臥位での腹圧トレーニング
・Hip hinge
・スクワットの動作改善
・Bridge
・股関節回旋の動作改善
・四股でのトレーニングバリエーション
・その他のトレーニング紹介

腰痛治療のためのトレーニングの主軸は、腹圧(IAP)を高めた状態で運動ができるようになることです。そのために姿勢を変えながら、動きを変えながら、目的とする運動が実施できるようにトレーニングしていきます。

腰痛を改善し、再発を予防するための身体機能を高めていくためのトレーニングを注意点含めて細かくお伝えしました。

それでは、どうぞ!

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