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はぴび's BEST10 #N1グランプリ2020

すっかり年も明けてしまいましたが、こちらの素敵な企画に乗っかり、2020年分の自画自賛をさせていただきます!

なかなか自分の作品について語ることってないですもんね。めっちゃいい企画だ!

そもそも自分、めっちゃ自分の作品について語りたいタイプなんですよね。作家って多くを語らぬ方がカッコいいという風潮もあると思うんですけど、もしも自分が作家だったら、「こいつ、あとがきの方が本文よりなげぇ…」みたいになりそう。
でもさ、みんな「自分の作品について語りたいから賞獲りたい」みたいなとこ、ワンチャンない?(笑)

ということで、思いっきり自画自賛と、執筆の背景?みたいなことを書いていきます。

ちなみにnoteの画面を見ると、どれも選びたくなっちゃうので、見なくても頭に浮かんだ作品をひとつの基準にしてます。

10位

『ヤバーニー・アスリー』日本人にこそ観て欲しいエジプト映画!(邦題:2つの国、1つの家族)

これはnoteに書く過程で、Netflixにあることを発見した作品。書こうとしなかったら、実はNetflixにエジプトの作品がたくさんあることに今も気づいてなかったと思う。

あと、中東となると、どうしても戦争、危険といったイメージもあるので、日常が描かれたコメディを紹介したかった。もちろん、現実に起こっている問題を伝えるのも大切なんだけどね。そして、コメディこそ、社会が描かれてたりもするんだよな。

9位

エジプトのイケイケ過ぎるラッパー、ムハンマド・ラマダン

これは、なぜ選んだかというと、note編集部の#音楽 記事まとめに入れていただいたからです!めっちゃうれしい!!

普通に日本で生活していたら「エジプト ラッパー」ってキーワードで検索なんてしないと思うんですよ。だから、本気でこの情報を伝えようと思ったら、SEOだけじゃなくて、どこかでピックアップされることが不可欠だと私は思ってるんです。だから、noteという媒体を選んだ。

音楽が好きな方と、エジプトの音楽がつながるきっかけに、少しでもなれたのなら、とてもとてもうれしい。ありがとうございました!

8位

したたかに生きることを、どれくらい伝えていけばいい?

これはメインテーマに据えているエジプトとか、海外で考えたこととは全然関係ないけど、本当に書けてよかった作品。多分、今思えば、高校のときって、私は人生でいちばん、しんどくて(そして恐らく他人から見たら大したしんどさではない…笑)、そのとき言葉にできなかった気持ちを形にして置いておくことができてよかった。

メインテーマに全然関係ないと書いたけど、多分、私が海外で感じたことには「真面目さ」「したたかさ」に関連することもたくさんあったんだよね。日本では「真面目さ」って尊ばれがちだけど、とはいえホントに真面目にやった人が得するかって言ったらそうでもない、みたいなところがあって、その裏表に悔しさを感じたこともあった。でも、海外ではそもそも「真面目さ」に価値を最初から置いてないから、言行一致!ルール明確!いぇーい!!!ってなったことも多い。(海外については、浅いところしか見れてないから、そう感じちゃってる可能性は多分にありますが…笑)

あと、普段は、すごく適当な言葉遣いで書いてて、いっつも「です・ます」も「だ・である」も統一してなくて、それが私のドライブ感なのよ!みたいに押し通してるけど、この作品は統一できてる。(あとがき以外は)

とにかく書けてよかった。

7位

エジプトのラマダンCMが素敵すぎる!!という話

これは真剣に日本におけるラマダンのイメージを変える!!と意気込んで書いたことを覚えてます。ラマダンという行事のCMがあるなんて、そもそも思いもしなかったなぁ。

「調べて書く」ことを、自分は意外と楽しめるんだな、と思った作品でもあります。時間はかかるけどね。でも、自分のひとつの方向性になったかもしれない。

仲さんに読んでいただいて、温かい言葉をいただいたことも、忘れられない思い出です。

6位

対照的な2人の男が描かれる作品が好き過ぎるという話

これは、めちゃくちゃ書いてて楽しかったですね!!

メインテーマとして、エジプト情報を書いている関係上、みんなが知らないことを書くことが多くて、「わかりみー!!」みたいな反応をいただいたことが、少なかったんですね。でも、このときは、白い巨塔、バーフバリ、ドラゴンボールと、どメジャーな作品について語ったこともあり、いつも以上に交流できたような気がします!

あと、めっちゃ自画自賛なんですけど、映画とか漫画みたいなメディア縛りや、役者、作家縛りじゃなくて、作品の系統でまとめてるのって意外となくないですか?新しい!とか思いながら書いてました。

この好き過ぎるシリーズで書きたいものはまだあって、次回作は「男が女に自信だけを与えて去っていく作品が好き過ぎるという話」が控えております。皆さんの好き過ぎるシリーズもぜひ読んでみたいです。

5位

【まとめ】インテリアの参考になる動画・サイト・本

これは書くのも楽しかったのですが、まさかの紹介させていただいたインフルエンサーさんに届くという出来事があって、めちゃくちゃ感動しました。

素直にインターネットってすごいなぁって思いました。まだまだなことも多いけど、やっぱり開かれた場所に何かを置いておくことは絶対無駄にはならないよね。

4位

モテなさすぎて総合職の内定を断った話

これも言葉にできてよかった系だな。やっぱり、こーゆーことちゃんと書きたいから、匿名でやってるっていうのもある。

これもメインテーマに関係ないと見せかけて、「女性の働き方」も日本と海外でけっこう違うなーって感じたことでもあるから、私が海外で感じたことの土台として書いておきたかったんだろうな。(というか男女問わず全体の働き方が違うから、それに伴って女性の働き方も違うのかもしれないけど)

実は、けっこうジェンダーとかフェミニズム的なことを、このnoteでは書いているんですよね。あまり大っぴらに掲げてないけど…。それは自分がヒヨってるというのもあるけど、フェミニズムという言葉を使うことで、届いて欲しい人に門前払いされることを恐れているのかもしれない。そもそも、そんな考え方もジェンダーなどを専門とされている方からしたら、おかしいような気もするけど…。

ちなみに「日本の女性の社会進出は中東レベル」なんて言葉を見ることもあって、エジプトに接点のある自分としては、その言葉の意図はわかっているんだけど、「中東は無条件に遅れてるとみなしてもいい地域って思われているのかなぁ」って思ったりもして、「いや、そういうとこやぞ!!」ってなったりするんですよね(笑)

確かに、中東は「実は進んでるんですよ」と無条件に言うことはできないかもしれないけど、いろんな角度から見たら、日本も学ぶべきところがあったり、お互いに励ましあったりできそうなのにな…。

この作品の中には、あんまり入れ込めてないけど、日本で持っていた「男女観」が海外と接点持ったことで少しずつ変わったと思う。欧米=進んでるって図式だけじゃなくて、アジアの他の国から影響受けた部分も個人的にはすごくあるし。「変わった」って言うのも少し違うかもしれないけど、「増えた」かな?「これが普通の国もあるんだ」って思ったことで、「普通」が増えて、なんかホッとした。日本下げ海外上げっていう単純な話では全然ないんだけどね。日本にもいろんな考えの人いるから、それは絶対安心して欲しいと思うし。

このあたりも、もう少し上手く形にできるようになりたい。まだ、どんなに言葉を尽くしても、うまく書き表せない。

3位

マジンガーZがエジプトでも有名な件

これはね、すんごい軽く書いたけど、楽しかった。

いや、こればかりはね!永井豪先生の画風がね!!勘違いも仕方がない!!!全面的に謝罪いたします!!!!という内容です。詳しくは本編をご覧ください。

自分には珍しく、ほっこり感が出せたのではないだろうか?これくらいのボリューム感で書くことで届くものもあると思うんだよね。

軽く、リズム感を持って書くって自分には難しくて、しかも、時間をかければ書けるものでもなくて、その日の調子による気がする。

2位

関西の中東雑貨店まとめ(モロッコ、トルコ、チュニジアなど)

これは恐らくだけど、私のnoteの中では、検索流入が1位の記事。すでに中東雑貨に興味がある人に、便利に情報提供できているとしたら、すごくうれしい。私自身が有名になることも、あわよくばって感じで、全然うれしいんだけど、でも中東圏の文化が好きな人に商品情報を伝えたり、例えばアンティーク雑貨とかに興味のある人に流れで中東雑貨もオススメして、アラビア雑貨好きの裾野を増やしていけたら、こんなにうれしいことはない。

本当はこの後も関西に新しくできたショップもあるし、このご時世ですからオンライン販売のお店のまとめも作らなきゃと思ってそのままだ。

まとめも引き続きやっていきたいし、逆に、↓のポストカードの記事みたいな自分がやってみた記事も、以外と検索流入ある。

些細なことに見えても、やっぱり実体験レポっていいなと思いました。

1位

ゆっくり堂々と渡ればいいんだよ #教養のエチュード賞

書けてよかった度合いで言ったら、やはりこれかと思います。これは表のメインテーマともいえる「エジプト」と、もっと全体に通底するテーマが、うまくかち合った作品かなと。

私のnoteに通底するテーマは、簡単に言うと「海外の考え方に触れて楽になったよ」ってことなんだと思う。

でも、この1年、その言葉を軽々しく言える状況ではなかった。

このnoteのアカウントを作った2020年1月(たしか正月休みに作ったはず)は、まだ世界がこんなふうになるとは思っていなくて、いろんな問題があることも知ってはいたけどオリンピックも開催されると思っていて、終わってしまえば「やっぱりやってよかったね」なんてことになればいいなと、気楽に思っていた。

オリンピックに向けて取り組んできたインバウンド観光がピークを迎えて、海外への関心もさらに高まるのではないかと予想していた。

だけど、実際は、海外との交流自体が難しくて、気軽にできる前提でオススメしようと思っていた海外旅行や、国内でもできると思っていたゲストハウスなどでの国際交流も全て遠いものになった。

そうなると、話の着地点を見出すことが、自分にとって、本当に難しくなっていった。

それでも、旅先での感覚が10年以上かけて自分に影響して来たことを、なんとか伝えたかった。今、それを伝えることは「誰かの役に立つ情報」になりにくい以上、私のエゴでしかないけど。

十分だとは思わないけど、なんとか今の状況も入れ込みながら、ひとつの文章になったと思う。やっぱり、形にできてよかった。

まとめ

自画自賛ということで、一気に書き切りたかったのですが、このところ時間が細切れで、なかなか勢いが出ませんでした!でも、振り返ることができてよかったです。

遅刻も遅刻ですが、だいたいコーヒーを飲みながら書いたので、呑みながら書きましたタグもつけて置きます。ノンアルコールなので、今回は誤字なしでご勘弁ください!(なので、ピックはご無理なさらずでお願いいたしますー)

遅ればせながら、2021年もよろしくお願いいたします。

今年も、はぴびのおしゃべりに、お付き合いくださいませ!


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