誰も教えてくれない肩こりの治し方

整体やマッサージにせっせと通っている方がたくさんいると思います。仕事柄肩が凝って仕方が無い。なんてことを私自身も患者さんから聞くことがよくあります。

そこでどうするか、ストレッチをしましょうってよく言われます。まだ、ストレッチをしましょうと教えてくれる方は良い方です。実際、ストレッチだけで肩こりが治るのか?答えはNOです。ストレッチを頑張ってやってみた方ならわかると思いますが、頭痛は無くなったけど、肩凝りは治ってない。これが本心、というか本音だと思います。

私も肩こりの方にはストレッチをおすすめします。なぜか、それはストレッチをすると症状が軽くなるからです。

付き合っていくしかない、しっかり通わないとダメじゃないですか。なんて言ってくる整体師や整骨院やマッサージ店は治す気がありません。というか、治す気があったとしても勉強不足です。

マジで、ガチで、本気で肩こりを治すならその原因となっている筋肉をトレーニングするしかありません。ストレッチは軽くはなるが、治りません。マッサージや電気はその場しのぎです。もう一度言います。肩こりは筋トレしかありません。何もそんな重たい機械を使ったり、ダンベルを使う必要はありません。自分のカラダを使ってトレーニングをすれば大丈夫、十分です。


なぜ、トレーニングをしなければ治らないのか。

筋肉は輪ゴムのように伸縮性があります。筋肉を伸縮させないと、血流が悪くなり、疲労物質が肩に溜まっていきます。さらに、放っておいた何年も経った輪ゴムは伸び縮みさせようとするとパリパリになって切れてしまいますよね?肩の筋肉も伸縮させていかないと、どんどんと硬くなってしまうのです。切れる事はめったにないですが、、、このように、疲労物質が溜まり、筋肉が硬くなってしまっている状態が肩こりです。

先ほど述べたように、血流を良くすると一時的には疲労物質が流れていき楽になるのです。ただ、筋肉の硬さは自ら伸縮させなければ硬いままです。

運動をすると体がポカポカしてきます。動かした筋肉がポンプ作用となって全身の血が巡っていくからです。なので、肩凝りをどうにかしたかったら肩の筋肉を自分の力で伸び縮みさせることが必要になります。

肩の筋肉と言っても、沢山あります。ただ、ほとんどの肩こりの原因はわかっています。それは、僧帽筋という筋肉になります。後頭部の付け根~背中の方まで俗に肩こりと言われる部分に広くついています。

画像1

これです。人によって後頭部の付け根がつらい人もいれば、肩の端の方がつらい人もいますし、肩甲骨付近がつらい人もいます。まぁほとんどがこの僧帽筋の伸縮性が失われて、血流が悪くなっている状態です。

なので、僧帽筋を伸び縮みさせる運動をしましょう。トレーニングというとしんどいイメージになってしまうので、運動、体操とします。

こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、一時流行って今は割と普通になっている意識高い系のトレーニングを強要してくる鬱陶しい人たち。かってにひとりでやっとけよ、と思いますが、この人達は恐らく肩こりで困っているのは少ないはずです。筋トレで僧帽筋を使っているからです。

ちなみに、私は筋トレを強要するとちょっとあれなので、自分の好きな運動、スポーツをしっかりやってください。と患者さんにお伝えするようにしています。なんだっていいんです。肩を動かさないスポーツ、運動なんてほとんど無いはずです。たぶん。僕の知らないスポーツがまだまだあるはずなので何とも言えませんが、大抵の人がやったことある、経験したことある、好きなスポーツは肩を多少なりとも動かすはずです。なんなら、ウォーキングでしっかり腕を振って歩くのでも効果はあります。ラジオ体操はかなり優秀な体操ですし。肩こりも治って、生活習慣病の予防にもなって、ストレス解消にもなってデメリットは一つもありません。

肩こりを治す為に、ぜひ運動を始めてみてはいかがですか?


最近始めたことですが、私のツイッターアカウントで毎日簡単なストレッチや体操を一つ上げていってますのでご覧になってみてください。

やり方が知りたい体操やストレッチの質問はDM等で無料で受け付けています。

https://twitter.com/return_to_imai

今井接骨院



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?