2022年8月の記事一覧
Amazon Kindleで本を出版しました
noteで連載してきた【リーンウィズで速くなる!?】を加筆・再編し、Amazon Kindleの電子書籍として出版しました。
note版よりも流れが分かりやすくなっていると思いますので、ご興味のある方は一度ご覧になってみてください。
《ライテク格言集》慣性は大きさじゃなくタイミング
『慣性力をキャンセルする』
ライディングテクニックとしてこのことが語られることはほとんど無い。
慣性力とは何かを簡単に説明すると、動いている物体はそのまま動き続けようとし、止まっている物体はその場に止まり続けようとする力のこと。
ここで言う慣性力が働く場面は、ブレーキングと加速の時である。
ブレーキング時
ブレーキング時にはバイクが前方に動き続けようとする慣性力が働いている。
この時、当然
《ライテク格言集》ブレーキ三段
フルブレーキング時に大きな制動力を得るためには、ブレーキングを三段階に分けて行う。
ブレーキをかける順番
まずリアブレーキをかけリア側が沈むのを感じたら、フロントフォークを縮めるためにブレーキレバーをジワっと握り、そこからさらにグーッと強くフロントブレーキをかけていく。
最初にフロントブレーキだけをかけると、フロント側が一気に大きく沈みこんでしまう。
リアブレーキをフロントブレーキよりも早く
《ライテク格言集》ギアチェンジ シフトアップは上昇カーブ シフトダウンは低速低回転
MT車のバイクにはギアチェンジ(シフトチェンジ)がつきもの。
最近ではエンジンの点火を自動でカットしてクラッチを使わなくてもギアチェンジができるオートシフターを装備している車種もある。
オートシフター非装備車でも、スロットルを“ピクッ”と少しだけ戻しノークラッチで(あるいはクラッチレバーを1センチ程度だけ切って)ギアを上げすぐまたスロットルを開ける、という方法でシフトアップすることができる。