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特集

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ぼくが聴き手となり、さまざまな人にインタビューをした特集たちです。不定期に更新されます。
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第6回 こわさは、こわさのままでいい。

第6回 こわさは、こわさのままでいい。

遠藤:
あと、背景が水色なのも理由があって。

白川:
ブルーですか。

遠藤:
そうです。
私が失敗に対してネガティブすぎて..
絶対にブルーって決めてて(笑)

そこに鮮やかな色でポップに絵を描いて、
水色をにぎやかしていこう!って意味合いで。

白川:
合ってますよね、色合いも、意味合いも。

遠藤:
背景は水色ですけど、
イラストの色はポップな明るい色が多いんです。

白川:
じつは、そこ

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第5回 同じ失敗でも、感情がちがう。

第5回 同じ失敗でも、感情がちがう。

白川:
「失敗」でおもしろいのは、
失敗から学べるものもあることじゃないですか。

遠藤:
たくさんありますね。

白川:
失敗をゆるし合える環境になったとき、
失敗からの学び方も変わるのかな、と
ふと思ったんですが、どうなんでしょう。

遠藤:
失敗との付き合い方、ってことですか?

白川:
おおきく言えばそうです。
失敗をゆるすことが一歩目で、
失敗から学ぶことは二歩目だとしたら、
その二歩目

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第4回 環境としての「失敗展」。

第4回 環境としての「失敗展」。

白川:
遠藤さんの福井での「失敗展」で、
すごく感じたことがあって。

遠藤:
なんでしょう。

白川:
失敗の展示そのものよりも、
場づくりを意識しているな、と。

ぼくも展示をしたり、グループ展に
参加させてもらったりするんですけど、
どうしても作品が前に出るじゃないですか。

遠藤:
そうですね。

白川:
でも遠藤さんの「失敗展」は、
イラストが前に出るんじゃなくて、
イラストを通して生ま

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第3回 失敗を消化する。

第3回 失敗を消化する。

白川:
遠藤さんは、「失敗」について
いろんな角度から考えると思うんですが、
最近はどんなことを考えましたか?

遠藤:
考えてることはいっぱいあるんですけど...
初回からずっと考えてるのは、
「失敗の昇華」ってどんなかな、です。

白川:
失敗の昇華。

遠藤:
「失敗展」では、失敗を話す問いがあって
来てくれた方がそこに書き込んだりするんですけど。

白川:
失敗を表彰できる、
「やっちゃっ

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第2回 ひとりと、みんな。

第2回 ひとりと、みんな。

白川:
そもそも、失敗ってどうしてこわいんでしょう?

遠藤:
定義にもよると思います。
というか、失敗の定義は
それぞれ違うと思っていて。

白川:
そうですね。

遠藤:
「失敗展」ではあえて、
定義づけはしていません。
見てくれた人に委ねています。

私個人としては、
人に見られたり、迷惑をかけたり、
他者に影響を与えるものは
失敗なのかな、と思ってて。

白川:
なるほど。
人が関わるかど

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第1回 失敗は、こわいです。

第1回 失敗は、こわいです。

失敗するのって、こわいです。
「失敗を恐れるな」とは言われますが、
どうしたって、こわいものはこわい。
こわいがゆえに、おそれたり、
挑戦しなくなったり、踏み出せなかったり。
しかし、どうあがいても、
ぼくたちの人生に失敗はつきものです。
だとすると、失敗を恐れない方法よりも、
失敗との付き合い方を考える方が、
じつはだいじだったりするのかも?
そう思った白川が話してみようと思ったのは
失敗のイラ

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