見出し画像

競合をチェックすることの重要性

お店に限らず、事業をされているなら競合調査はとても重要です。
競合調査?いったい何をチェックするの?と思った方は要注意です。

業界の動きや変化など、競合とする店舗や会社が今なにをやっているのか?価格はいくらなのか?その情報をどのように消費者に伝えているのかを知ることは、個人事業であれ、お店であれ、企業であれ、とても重要なことです。

謙虚に学ぶ姿勢をもつことで、より多くを学ぶことができますし、より盤石な事業を作り上げることもできます。

なぜ競合調査が必要なのか?

これは説明する必要がないかもしれませんが、念のため僕の考えを記載しておきます。

一言で言ってしまうと、競合調査をしないと独りよがりになってしまうからです。

例えば店舗経営をしているなら、いつもお客さんが多くて繁盛してるお店。
または、将来的にこんなお店にしていきたいと思える理想に近いお店。

こういったお店に実際に行ってみる。
ホームページの作り、SNSで発信してる情報などをチェックする。

こういったことをすることで、自分のお店としての課題がいろいろ見えてくるものです。

これは個人事業であってもそうですし、企業なら尚更ですね。

また忘れてはいけないのが、間接競合のチェックです。

どういうことかというと、マクドナルドの直接競合はバーガーキングやケンタッキーになります。
それに対し、間接競合というのは、コンビニや牛丼チェーンなども当てはまるでしょう。

直接競合はもちろん、間接競合も併せてチェックすることで、より頭が柔軟になるのでアイデアが出やすくなるメリットがあります。

競合のどんな部分をチェックするのか?

お店を経営しているなら、
・店前の人通りの状況
・お店の入り口の作りや看板
・メニューの構成、商品名、価格など
・照明の明るさ
・スタッフの対応
・商品提供までの時間
・利用客が注文している商品
・利用客の属性
など、挙げればキリがないくらいチェックする項目はあります。

いつもお客さんが入っている繁盛店は、繁盛する理由・要素が沢山あります
決してひとつの理由で繁盛している訳ではありません

小さな要因が積み上げることで、お客様が集まるようになり、結果として繁盛している訳です。

繁盛店に実際にお客として行き、商品を注文してみたりサービスを受けてみる。
実際に消費者としてお金を支払うことで、そこから得られる学びがより実りあるものになります。
(お金を使わないと入ってくる情報も浅くなりやすい傾向があります)

チェックするときは「なぜ、こうしたんだろう?」とそのお店の経営者が何を考えてるのかを推測してみると、より具体的に言語化できるようになるのでオススメです。

まとめ

直接競合・間接競合をチェックすることで得られたことを、今後の事業にどう活かすかは経営者次第です。
活かすも殺すも経営者の活かす力、判断する力にかかってます。

これからの時代は、これまでよりも経営者としての力量が試され続けます。

コロナが収束に向かっている今は、言い換えると新しい時代=新たな戦国時代の幕開けともいえるでしょう。

厳しい言い方をすれば、競合調査をしない事業主は淘汰される時代とも言えるでしょう。


最後にお伺いします。

あなたの事業の直接競合、間接競合はどこですか?


最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?