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実演の記録 和洋古今混交の、ルソンをレパートリにする可能性がある
実演記録が動画アップされていましたので鑑賞しました。
筝のLEO氏、マスクでも目立ちます。
ややテンコ盛りすぎないでしょうか。
哀歌のあと、応答のレスポンソリウムの代わりが現代作品という体かと感じます。ルソンのプログラムを再構成するアイデアは今までもありました。ルソンが歌詞の性質上、区切りが多いため、組み替えがしやすいと思われます。
テシュネ氏が代表なので期待して妄想が広がります。
「なにゆえに
クープランのルソン動画、おそらく1985年ころ
プルナールとフェルドマンの第3ルソンの映像。
モロネイ、ピエロ、スタッブスの伴奏。
ロウソクを消していく修道女つき。
フェルドマンはルソンのCD録音があります。クープランの第2は歌っていますが、第3はなかったように思います。パリのアメリカ人のひとりで、ジュディス・ネルソンの後輩といえましょうか。
プルナールはリヒターのルソンを歌っています。マルゴワールと来日の折、ヨーロッパのバロックオペラ歌唱の
「暗闇と深淵」聖週間のルソン、バスーンの参加(その2)不思議なアンコール付き
寄り道が過ぎました。しかし、バロック音楽を聴いてきて思うのは、図像の参考資料は同時に愉しんだ方が得ということです。
あまりにかけ離れた別な世界の音楽ですから。うかつに手近なものと比較対照することはできるだけしないよう注意しています。
1996年4月、小池久美子さんがまだお元気だった小島芳子さんと開いたモーツァルトの歌曲リサイタルを聴いたことがあります。ドイツ語の歌曲とイタリア語のアリアを聴いて、口
ルソンの新譜、「暗闇と深淵」聖週間のルソン、バスーンの参加
18世紀フランス語圏のルソン・ド・テネブル集。ユーロでダウンロードするよりCDの方がお値打ちでした。
もうそろそろ知らぬ名前などないとタカをくくっていました。あちらの図書館にはあとどれくらい眠っているのやら。あと20年か30年若かったら、楽譜を取り寄せてボカロで歌ってみる、なんて、フンメルノート氏に倣いたくなりました。ポリオはミシェルの弟子らしい。
CDのカバーはジョルジュ・ド・ラトゥールでした
GRAINDELAVOIXグランドラボワの歌うリモンテの哀歌
ペドロ・ルイモンテまたはペトロ・リモンテ(1565-1627)の聖週間の哀歌集の「土曜日」のライブがyoutubeに。2017年4月ブルノのライブ。
会場の影響か、曲目のせいか、そんなにコブシはまわして聴こえず。ルネサンス風の装飾に聴こえるところもありました。ジェズアルドのは民族音楽的訛りという風に響いたのですが、リモンテは装飾的動きが声部を申し送られていくので、楽譜に書かれているように聴こえま
ジェズアルドは哀歌に付曲してはいないけれど
野性的で迫力のある----。
GRAINDELAVOIXどこできるのかしらグランドラボワ。グラン・ド・ラ・ヴォアかしら。声粒?
いくつかのPR動画を拝見。ABBAではありません。
「テネブレ」ビョルン・シュメルツァー&グランドラヴォアを聴きました。
ジェズアルド(1560-1613)の作曲はレスポンソリウムの部分です。様々な工夫が凝らされていて、ハッとさせられるところが次々。
聖木曜日のための
フランス・バロックの「フランス語圏の」「ルソン」の「暗闇と深淵」 フィオッコ、ミシェル、ポリオ、ドラランド
未聴盤、観賞後に感想更新予定。
ポリオは全く知りませんでした。探せばまだ出てきますね。発表の場を提供するベルサイユスペクタクル・レーベルは今後も愉しみなレーベルです。
ルシル・テシエ率いるアンサンブル・レヴィアタン、リヴァイアサン、海中の聖獣のこと。
ドラランドのみ試聴できました。
バソンが主導するルソン、初めてかもしれません。テシエのは、すこし打楽器的に響きます。とはいえルソンという分野に取り
各「地方」の発掘という段階の哀歌、ヴァン・エルモン「ルソン・ド・テネブル」
化学美食が騒がれ始めたころ、デュカスがインタビューで自らのルーツを地方料理と語っていたように記憶しています。各地方の富裕層のお屋敷の料理ということらしい。なんとなく思うのは、細かく深く掘り進む科学的料理と洗練させる技術を共通項に世界規模で各地の料理を変化させてきた流れが、中南米あたりでゴチャゴチャと。業界の大きな戦略とも思うのですが、美食家は地球上を飛び回ることに。
哀歌もヨーロッパの覇権が広がる
笑うバロック(653) 少年少女のパッションとテネブル
フランス放送少年少女合唱団 (Maîtrise de Radio France)の、おそらく聖週間のためのコンサートの録画。バロック音楽によるクリスマスコンサートのCDもあります。戦後すぐ発足した由緒あり合唱団。
競演のレスカドロン・ヴォラン・ドゥ・ラ・レーヌがていねいな幕開け。
合唱団用に編曲抜粋されたバロックから古典期の作品。
ニヴェールの聖歌はこぶしの利いたもの。レンツィはモーツァルトと同
バケダノ作曲サンティアゴ大聖堂のための教会音楽
(残念ながら未聴、聴取したら感想を更新します)
「リュリやブクステフーデと同時期に活躍」とあります。ふたりとも哀歌への付曲は見当たりません。いよいよ、「地方」の発掘が進んでると感じます。
ホセ・デ・バケダノ(1642-1711)
聖母被昇天の日のための8声のモテット「マリアは天に上げられ」Assumpta est Maria
マリアの浄めの日のための8声のモテット「老人は幼子を抱きあげ」S
J・R・エステベスのポルトガル・バロックの哀歌
ポルトガル語のウィキによると。こんな感じでしょうか。
ポルトガル王ジョアン5世は、ほぼ現在の面積のブラジルを植民地にした王です。
エステベスは、カルロス・セイシャスと同時期に活躍しました。下のようなCDも製作され、植民地時代のブラジルにもたらされた主にイベリア半島の音楽とそこから育ったコロニアル音楽のプログラム、間にセイシャスの鍵盤曲など挟み、共にエステベスの「マニフィカト」も。
いまや資料的
(余談)実演の記録 2021夏、テネブル オクシタニー
音楽祭のパンフレットから。
7晩の巡礼路です。確実21時30分開演。終わって23時くらい、その後はどうするのでしょう、日本人的心配。
わたしがオクシタニーと初めて出会ったのは下記のミステリ。フランスを舞台にした濃密な物語。読み応えのある長編なのに、ホームズ、ワトソン、そしてモリアティの存在まで。40年経って、まだ続きを読んでいます。
アルビジョア十字軍、宝探し、ナチ、原発まで、高校生には刺激的で
実演の記録 2021夏、テネブル オクシタニー・7ナイト7ルソン (第1夜シャルパンティエ)
デュメストルの第1夜。ルソン演奏の伝統が、シュルパンティエに広がり、ヤコブスやレーヌから引き継がれ、カバーに使われることが多かったジョルジュ・ド・ラ・トゥールの絵が眼前に広がるリアルなものになりました----という感じ。ただ、選曲はカウンターテナーの独唱表現の領域というより、マルゴワールやドゥヴォの流れを感じます。
男声による「H.123」。
曲の隙間に合奏曲。
いつもデュメストルの録音には