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データ管理することで組織状態が向上するという話

 こんにちは。こんばんは。桜が散っていくのを眺め、寂しくなる系スタートアップのRetoolです。
 そのような美しい光景を横目に本日もせっせとサービス開発・各種コンテンツの作成に精を出しております。もっともっとギアをあげてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、本日も「定量管理を実現することによって何が起こるのか?」をまたもや別の観点から話ができればと考えております。
 みなさんの周りで「〇〇さんは良い上司。」「××上司は何言っているのか分からない。」といった、会話が聞こえてくることないですか?
 これってすなわち人によってマネジメントに差が出てしまっている状態ですよね。定常的に成果を残していかなければならない会社という組織にとって、この状態はとても不健全な状態と考えております。
 いわゆるマネジメント不足(優秀なマネージャー不足)という問題ですね。この意見は我々に日々ご相談してもらっているお客様からもよくいただく悩みでもあります。
 このような課題・悩みも定量マネジメントを進めることによって解消することができるのです。ではどのようなアプローチなのでしょうか?

そもそもマネージャーは大忙し

 どんなアプローチかの前に基本的な優秀なマネージャーがなぜ不足してしまうのかを述べます。
 その1番の理由はズバリ「やることが多いから!」です。
 様々なデータの収集、分析、計画や施策の策定、実行管理、社内外向け資料の作成、部下の評価、採用面接などなど…毎日、様々なミッションに追われています。それでも人に与えられた時間は有限なので、世の中のマネージャーは忙しくなるのです。その結果、自分がマネジメントできる人数というのが限られてしまうのです。

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データを見て会話するとコスト減

 そこで定量管理です。まず定量管理を行うことによって最初に起こることは”部下とのコミュニケーションコストが大幅に減少する”です。
 自分達の事業で何が必要でどのデータをみてコミュニケーション取れば良いのか?が明確であると、部下との共通認識が生まれます。するとお互いにコミュニケーションを取るタイミングではいつも準備がばっちりな状態にしておけることが可能になるのです。
 その結果、お互いに「何が原因で何をすれば良いのか」というコミュニケーションが納得感のあるものに変わり且つ時間を削減して行うことができるのです。

収益の予測ができるようになる

 定量管理をより進めることができると、現在のメンバーの活動データから「いつ頃、どれくらいの収益が上がるのか?」が予測することができるようになります。様々なデータを扱うことによって、このステージまでこれるとかなり定量管理ができていると言えるでしょう。
 今まで「毎月の売上、粗利はでとこ勝負!その時にならないと分からない…」なんてことはありませんでしたか?分かっていたとしても「翌月くらいにこれくらいかな…」といった、かなりアバウトなものではないかなと考えております。
 これが「数ヶ月先にどれくらいに売上が着地する。」なんて予測できるとするならば、どれだけ楽なことでしょうか。その時になってみないと分からない状態で、時間制限の中、最低限できる施策を嵐が過ぎ去るかのように行っていた今までが、「事前に準備して数ヶ月のスパンの中で対応できる」ようになるのです。これは精神衛生的にもとても健康な状態と言えるでしょう。そのような余裕が持てるとまた、マネジメントに関するコストを下げることに繋がるのです。

1メンバーに割く時間が減少

 ここまで定量管理を行うことによって「データを基に話すから時間コストが減少」「収益予測によって事前対処ができるからマネジメントコストが減少」と意見を述べてきました。
 そのようになった結果、単純に1メンバーあたりに割く時間を大幅に減少することができるのです。そうなると最初に述べていたような、「マネージャーはやることがたくさんあって時間が足りない。」といった課題の解消に定量管理は繋がっていくのです。
 そうなるとその優秀なマネージャーの基には今まで最大5名しか配置されなかったものが8名に増えたりすることが可能になるのです。このようなアプローチがどんなマネージャーでも取れるようになると世の中のマネジメント不足という課題は解消するのではないでしょうか。

まとめ

 今日も少しまとまりのない話になってしまいましたが、本日お伝えしたかったことは「定量管理をすることによってマネジメントの負荷を減少させましょう。」という内容になります。RetoolではマネジメントDXというテーマで毎日、世の中の生産性や組織力の向上といった内容を取り扱って働いております。これからもみなさんのお役に立てるような情報を発信できるように頑張ります。本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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