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会社にとって「不要な人」、「危険な人」とはすぐに別れるべき。という話

「活動の可視化」というテーマでお話しして参りましたが、活動の可視化に成功すると、従業員の活動内容を正確に把握することができます。前回の記事でも記載しましたが、活動の可視化ができると従業員は主に次の4つのジャンルに分かれます。

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A:売上が作れていて、適切な活動ができている人
 (会社にとって必要な人)
B:売上が作れていて、適切な活動が出来ていない人
 (会社にとって危険な人)
C:売上が作れていなくて、適切な活動が出来ている人
 (会社にとって必要な人)
D:売上が作れていなくて、適切な活動ができていない人
 (会社にとって不要な人)

このようにしっかりと分類がなされると、どのような現象が起こるのでしょうか。以前は気楽に業務を行っていた会社にとって不要な人、危険な人達が自分たちの生活を考えはじめ、それは様々な行動として現れます。
今回は活動管理の先にある従業員が起こし得る行動とその対処についてお話しさせていただきます。

会社にとって本当に必要な人を見極める

従業員の分類ができると、評価軸が定まり、評価される人とされない人が明確に分かれます。やはり、人は他人に認められることで自身のアイデンティティーを確立する側面もあるので、評価をされない、特に今まで評価をされていたにも関わらず突然評価されなくなった場合、高い確率で従業員の行動に変化が現れます。もちろん良い方向に変化することもあれば、悪い方向に変化することもあり、実例に基づいた、悪い方向に変化するケースについてご紹介します。

CASE1:不要な人

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会社にとって不要な人、つまり売上が作れていなくて適切な活動ができていない人は活動管理で評価が明確になると、退職をする可能性が非常に高くなります。
このタイプの方々は自分自身の不要さ、ミスマッチを理解しているため、会社が何のアクションを起こさずとも転職活動等を始めます。ここで会社と争い、無駄な軋轢や闘争を行うことで自分自身のキャリアが傷つくことは得策ではないので、会社が対応せずとも自然と退職するケースが多くなります。

CASE2:危険な人

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会社にとって危険な人、つまり売り上げが作れているが適切な活動をできていない人たちは、今までは評価されていましたが、突然評価が低くなったことになります。これは適切な評価がなされた状態ではありますが、自分の問題から目を背ける人が一定量生まれ、他責にして自分たちの立ち位置を確保しようとするケースが発生します。
具体的には、自分たちと同様の人間で日々集まり、徒党を組み、会社にとって不要な人たちをも巻き込みながら組織と戦おうとします。
こういった活動は、会社にとって必要な人たちの今後の可能性を摘む可能性があるので、十分な注意が必要です。
また、上記に留まらず、会社に対するネガティブキャンペーンなど、会社にとって必要な人たちに対する政治活動が活発になるケースもあります。
彼らこそが会社の成長余力であるので、この方々への攻撃は徹底して闘わなければなりません。

こういったケースへの対処方法は、

1、適正な活動を明確に伝え、会社にとって必要な人に変えること
2、適正な活動を伝えた上で、実行伴走すること

少々泥臭さはありますが、これらを粛々と進める必要があります。

評価を変更することは組織と従業員の間に軋轢を生む可能性がありますが、活動を可視化することで、本当に会社にとって必要な人をしっかりと見極めることができるのです。

まとめ

・活動を可視化できると、会社にとって不要な人は自然と退職をする
・活動を可視化できると、会社にとって危険な人は政治活動など、周りを巻き込んで活動をする
・是正するには、適切な活動を伝え、実行伴走することが重要。

最後までお読みいただきありがとうございました!!
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