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非接触の時代

非接触の時代になって、人を介さずにできるサービスがどんどん増えてきている。モノを買った時の支払い方法が代表例だが、クレジットカードはもとより、電子マネー、QRコードとお店の人が触らなくて済む方法が町中に広がっている。

今日は回転寿司に行ったのだが、そこでもいくつかの点で非接触されるようなシステムになっていた。もちろん基本的な感染対策は以下のように行われている。

しかし、この他にも非接触なところはある。以下に挙げることは、今までもそういうシステムだったから、企業側として特段PRはしていない。

① 来店時のタッチパネル
これは随分と昔からあったが、席の希望を選択して場所が指定されると、席番号とともにバーコードが付いたの紙が出てくる。これを持って番号の書かれている席に着く。

② 注文時のタブレット
これも決して最近のものではないが、注目すべきは会計時である。今までならば「会計」をタッチして店員が来て皿を数えるが、注文データはタブレットに保存されており、自分が注文したものと相違ないか自ら確認する。もし、注文したのに来ていなければ、そこで指摘する(その時は店員が来るのだろう)。相違が無ければ先ほど貰ったバーコードを持ってレジに行く。

外食店において、来店時、注文時、会計時が店員と客の接点である。そのうち2つは全く接点がない。これらは感染対策とは関係なく、お店のオペレーションのために考えられたものと思うが、このような時代においてプラスに働いている。お店(ホール)の人は食べたものを片付けることに専念できるし、ホールで回す人数を減らすことができる。

もっと先に来ると思っていた未来が思いのほか、早く来ていると実感する。変わっていくときは少しずつなのかもしれないが、5年10年という単位で見ると、全く違う世の中になっている気がする。

ちなみに、1皿2貫ずつをいう、回転寿司の当たり前も無くなっていて、1皿1貫で50円(税別)という注文方法もできるようになっていた。どうして今まで無かったんだろうと思ったが、これも旧来の概念に囚われていたのだろう。これならば、女性や子どもでも少しずつ色々なものを食べられるから、とてもよい売り方と思う。発想する時は、当たり前と思っていたことを疑ってみないと…という良い例である。

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