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好きなことを見つける

趣味は何ですか?と言われたら、なんと答えるだろうか。よくある質問の一つだろうが、簡単な質問であって、いざ答えを考えると詰まってしまうこともありそうだ。

人に言いやすい趣味ならばよい。ただ、なかにはちょっと人には言いにくい(恥ずかしい)と思う趣味もあるだろう。だから、聞かれたとき用の答えを用意している人もいそうである。当たり障りなく、その場を乗り切るにはそれでよいのかもしれないが、そういうことを繰り返していくと、偽りの自分を語っているような気分になる。

言いにくい趣味といっても、非人道的な行為を除けば、別に何だっていいのだろうと思う。誰かに迷惑を掛けるわけでもなく、自分が楽しめるならそれが一番である。人の目を気にしてしまうと、そういうことは言いにくいだろうし、ある程度、年代によってもその辺の感覚が違ってきそうである。特に若いうちは、変な人間だと思われたくないから、変わった趣味だとしても言いにくいと思うことがあるかもしれない。

没頭できる何かを持つ人は幸せだと思う。たとえ辛いことがあっても、その場に行けばそのことだけを考えられる。他のことを忘れられる。そんな自分だけの逃げ場を持っている人は強い。とはいえ、そういうものに出会える、あるいはすでに出会っているものをそうだと認めるには、それなりに時間を要するかもしれない。そんな時は生き急がずにじっくりと、そういうものが見つかるまで色んなことをやってみたら良いと思う。紆余曲折したとしても、色々と試して残ったものであれば、その人にとって間違いなく合うものであるといえるだろう。

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