オンラインの壁
昨日はオンラインでの飲み会が開かれていたのだが、自分は他に予定があったので欠席をした。いつもやっているメンバーで、たまには自分がいなくても…と思ったし、そもそも予定があったのだから仕方がない。途中から入ろうと思えば入れたかもしれないが、その時には結構眠くて、今から入っても中途半端な気もしたので、そのまま大人しく床に就いた。
朝起きて(走ってから)、LINEを見てみると、グループチャットに何やらメッセージが来ている。いつも次の日には感想戦ではないが、昨日はあーだった、こうだったと色々言い合うのが常で、大概の場合は面白かった話などを再度共有している。昨日は自分が参加しなかったので、何か面白いことがあったのかぁと思ってメッセージを開くと、何やらあまり良くないことが起こったらしい。詳細をここで書くのは控えるが、良くないことが起こった理由を挙げれば、オンラインでの難しさということになるだろう。一緒の場を共有しているとはいえ、対面で感じることのできる空気感まで共有するのはとても難しい。たとえば、今のこの感じならこれを言っても大丈夫かな?と思って発言したとしても、オンラインの場合はそれを外してしまう可能性が上がると思う。ここまで言ってもセーフみたいなラインが、オンラインだと感じ取りにくい。
もちろん、微妙なことは言わないほうが賢明なのだが、多少、ぶっちゃけられるからこそ、飲み会は面白いものだと思うし、普段は言いにくいとか我慢してることは各々あると思う。外に飲みに行きにくい今だからこそ、オンラインで交流できることはプラスなのだが、やはり対面と同じように考えてしまうと、そこには落とし穴があるのかもしれない。
自分としては、今までだったら物理的な距離があるから、交流したい人と交流できずに諦めていたところを、諦めなくてよくなったのはとても大きいし、今のところメリットのほうが多いと思っている。しかし、今回のようなケースを(間接的にではあるが)経験すると、オンラインのもどかしさというか、スッキリとはいかないのかなぁと考えてしまう。