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ロビンソン

自分が運転する車で音楽を聴こうとすると、CDが一番いい。USBやイヤホンジャックもあるものの、結局、CDを出し入れするのが一番楽だ。音楽がサブスク化しつつあるが、たぶん、気に入ったアーティストの曲を何らかの形で購入して聴くことをしばらく続けていくような気がする。

昔にレンタルしてCDに焼いたものは、たまに読み込めなくなって聴けなくなっていることがある。既製品じゃないので仕方がないかもしれないが、自分で作成したCDが永遠でないことを知る。スピッツのベストアルバムの、1枚目は聴けるけど、2枚目が聴けなかった。

言わずもがな、ロビンソンは名曲だ。この曲が世に出た頃、自分はまだ幼かったが、とても印象に残っている。スピッツの曲の中で、タイトルが歌詞に出てこない曲はいくつかあるが、これもその一つ。ロビンソンとは、タイにあるデパートから取ったもので、仮のタイトルがそのまま正式採用されてしまったらしい(Wikipedia情報)。

25年ほど経っても、色褪せるどころか、まったく古さを感じないのは本当に不思議だ。あいみょんがスピッツが好きで、そのコード進行が似ているところがあると、何かの番組でやっていたが、今の若手ミュージシャンにもそうした曲調が受け継がれているから、色褪せないのだろうか。

草野さんの裏声の出し方は綺麗で、むしろどこからが裏声なのかがわからないくらいだなとも思う。高い声の出せる男性シンガーは貴重だが、日本を代表する高音ボイスを持つ一人だし、その声質も唯一無二感が漂う。

今日は行き帰りで計4時間くらい運転したので、やっぱりベスト盤を2枚とも聴ければよかったな…と思うので、今度、ちゃんとCDを購入しようか。夏のドライブにはスピッツが良く似合う。そんなことを思った今日は8月10日、道の日、であった。

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