1000万円あると何ができるか？

前回の記事で、京都の中心部で2拠点生活を2年間するコストをざっくり1000万円と見積もりました。

好きな街に住むというのは非常に魅力的なのですが、1000万円あったら他にもできることは多そうです。

「自由に使えるお金が1000万円あったら何に使いたいか」という質問への回答では「旅行」が45.3%で最多だったそうです。

男女1000人の老後の夢、2位に「温泉めぐり」、「世界一周クルーズ」「鉄道で日本一周」も上位に　―ソニー生命

では、1000万円でできる旅行について調べてみましょう。

毎月国内旅行

まずは普通に国内旅行に頻繁に行くという誰にでもできそうな活動。1000万円で何回くらい旅行できるでしょうか？ 最近はホテル代も高いので夫婦1泊で5万円と予算をとると、1000万円あれば200泊できます。

毎月1回、6泊7日の一週間旅行するとすると、200 / 6 = 33回、つまり2年と9か月間は毎月旅行することができます。交通費などは含めていないですが、ざっくり2年以上は旅行漬けの生活ができそうですね。

キャンピングカーを買う

退職後は時間はいくらでもあるのだから200泊じゃ物足りないという人は、キャンピングカーを買うという選択肢もあるかもしれません。こちらのサイトによると、キャブコンと呼ばれる下の画像のようなキャンピングカーで450万円〜1000万円らしいです。

これがあれば好きなだけ旅行し続けられますね。回数は無制限です。

世界一周クルーズ

なんとなく定年後の旅行といえば、世界一周の船旅でしょうか。よく聞くわりに費用を全然知りませんでした。

JTBのサイトをみると、100日間の世界一周クルーズの旅は、お一人様の値段が550万円からとなっています。一番安い部屋でも夫婦ふたりで1100万円なんですね。ちなみに4部屋限定のロイヤルスイートは一人3000万円くらいします。こんなに高いとは知りませんでした…。

ファーストクラスで世界一周の旅

何を持って世界一周と定義するかは謎ですが、飛行機で地球をぐるっと一周する旅ならもっと安くできます。HISのファーストクラスを乗り比べるコースは、東京→バンコク→香港→ロンドン→ドーハ→ロンドン→サンフランシスコ→ロサンゼルス→シドニー→シンガポール→クアラルンプール→東京と、9都市を全てファーストクラスで移動して一人118万円です。1都市あたり80万円程度使えばちょうど1000万円になります。ホテルと食事代で1日10万円とすると、各都市に1週間ずつ滞在する2か月とちょっとの旅行になります。

一番元気な時に、さっくり1000万円使ってしまいたいという人にはよいかもしれません。