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2024年2月25日「きんゆう市場」マーケット・アップデート

はじめに


今週のマーケットは米国と日本市場で大きく上昇した1週間となりましたね。特に、日経平均株価はバブル後ではなく、市場来高値を記録し今週を終えました。この歴史的な日のきっかけになったのは日本の企業ではなく、米国のある企業が関係あるというのが面白いですが。笑
 
そんな感じで今週はおもに株式市場では大きなサプライズのあった1週間となりました。また、暗号資産市場では最近の急上昇もあり、少しおとなしめな1週間となりましたが、高価格を維持しています。
為替市場でも円安の流れを引き継ぎ、あまり変わらない1週間を迎えました。
さて、そろそろマーケットをお伝えしていきます。
 

今週あった主な経済指数


(月) タイ・実質GDP 第4四半期
(火) 中国・中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート)
(水) インドネシア・インドネシア銀行7日物リバースレポ
(木) アメリカ・PMI(購買担当者景気指数・速報値)
(金) アメリカ・中古住宅販売件数 01月


日経平均株価1週間の推移


今週の日経平均株価は3万9098円で市場を終えました。今週の始めの3万8470円から大幅に上昇し今週の市場を終えました。また、日本10年国債の金利は2月25日現在。先週と比べ小幅に下落。0.7%台0.719%となっています
 
今週の日経平均株価は先週と同じく、大幅に上昇して
1週間の市場を終えました。
週の中ごろまでは、過熱感からの利益確定の動きが強まり、下落基調でしたが、21日に発表された米半導体銘柄であるエヌビディアの好決算を受け、日本でも関連銘柄が軒並み上昇。日経平均株価を押し上げました。特に、東京エレクトロンやアドテスト、スクリーン・ホールディングスが株価を大きく上昇させました。1日で東京エレクトロンは5%強。アドテストは7%強。スクリーン・ホールディングスは10%強も株価を上昇させました。
 
結局のところ、米株や米投資家が日経平均に関連した企業の株を買っているということが再認識できた1日となりましたね。
 
また、為替市場では2月25日現在。
1ドル=150円台に。
ドル円は週初めに150円台からスタートし
1円の範囲で上下落し、週末には150円台に。

米国市場1週間の推移


今週の米国市場は先週末より下落し市場を終えました。NYダウは39,131ドル。ナスダックは15,996ポイント。S&P500は5088ポイントで1週間を終えました。また米国10年国債の金利は先週より小幅に下落。現在4.248%となっています。
 
今週の米国3指数は大幅に上昇して市場を終えました。
週の半ばまでは様子見ムードもあり、下落基調で株価は推移していましたが。21日のエヌビディアの好決算を受け、株価は反発して大幅に上昇して1週間を終えました。
 
 
NYダウは主要株価指数が高値圏にあることもあり、主力銘柄に利益確定の動きが広がり、週の中ごろまでいまいち、パッとしない市場が続きました。とは言え、21日に発表されたエヌビディアの好決算をきっかけにハイテク関連株や関連銘柄に買いが入り、3万9131ドル。市場最高値を再び更新し週末を終えました。
 
ナスダックはおおむねNYダウと同じ流れを引き継ぎ
同じように推移しています。とは言え、NYダウと同じくエヌビディア影響を受け株価は大きく上昇。400ポイント以上も株価を上げましたが、過熱感も出ていたのでNYダウとは違い週末には利益確定の動きが強まり下落して市場を終えました。
 
S&P500もナスダックと同じく、ハイテク株保有率が高いのでナスダックと同じ流れとなっています。週初めには5005ポイントで、下落基調でしたが週末には5088ポイントまで上昇して週末の市場を終えました。


暗号資産市場


暗号資産市はコロコロ変動した1週間となりました
ビットコインは1週間で10万円の上下落を繰り返して最終的には776万円台で市場を終えました。
イーサリアムはビットコインにつられ上昇。
先週から堅調に上昇し45万円台を推移。
 
他のリップルやカルダノ、ドージコインはビットコインとは違う流れを追っていき、先週より下落しています。
リップルは84円台⇒82円に上昇。
カルダノは92円台⇒89円台を推移しています。
ドージコインは先週に一時13円台に乗りましたが12円台に下落。そのまま12円台を推移しています。

為替市場


今週の為替市場は引き続き、円安に振れて市場を終えました。
今週は目立った材料もなく小幅に推移。
そのまま1週間の市場を終えました。
 
ドル円は週初めの150円台前半からスタートしレートは小幅に推移。最終的には150円台後半を推移しています。
ユーロ円は161円台からスタートしその後は162円台を推移して市場を終えました。

来週発表する主な経済指標


(月) イスラエル・基準金利 02月
(火) ハンガリー・ハンガリー中銀政策金利 02月
(水) アメリカ・実質GDP(改定値) 第4四半期
(木) スウェーデン・実質GDP(確報値) 第4四半期
(金) アメリカ・中古住宅販売成約指数 01月
 
来週に発表する経済指標は控えめで
市場に影響を与える目立った経済指標は
やはりアメリカの経済指標のみです。
来週の目玉は米国GDPの発表となっていて
この結果次第で市場も影響を受けると思われます。


さて、みなさん今週はどうでしたか?
最近は株式市場では大幅に上昇して新NISAや株式投資をやっている人には良い1週間になりましたね。とは言え、
この上昇はいつまで続くかわからないのでいつか下落することを覚えていた方がいいです。
 
 
では、今回の記事はここまでです。
みなさん、また次の記事で会いましょう。

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