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比較してみたら、神戸牛カレーが神だとわかった件【神戸はいから食堂】【レトルト27品目】

今回私がいただいたのは、神戸はいから食堂さんの「神戸牛カレー」です。またまた500円を超える高級カレーのレビューとなりましたが、2回前のnoteでレビューした松阪牛のカレーが悲惨だったので、出来がとても心配です。ですが、だからと言って食べないのはどうかと思い購入してみました。

2回前の松阪牛カレーのレビューもどうぞ↓


この神戸牛カレーを作っている会社は、松阪牛の会社とは異なる「神戸はいから食堂」です。この会社の特徴として、レトルトカレーよりもコーヒーに力を入れている節があります。なぜなら創業当初は、コーヒーの挽売りをビジネスにしていたからなんです。
そのコーヒー事業は創業2002年から拡大し、今では神戸市にある「神戸斎藤喫茶店」でその味を楽しむことができます。純乳脂肪の生クリームや旬のフルーツを使ったケーキに、サイフォンで抽出したコーヒーが良く合うそうです。

そんな会社が作る神戸牛カレーですが、結論から言いますと素晴らしい!の一言です。食べる人をガッカリさせない、神戸牛を楽しむために作られたカレーだと思います! それでは詳しく見ていきましょう。


グレイビーボートが届きました

とその前に、先月末にネット注文していたカレーを入れる容器(グレイビーボート)が到着しました。早速神戸牛カレーを中に入れてみると、こんな感じになります。非常に高級感が増して、見栄えが良くなりました(多分笑)。

このグレイビーボート、なぜカレーを入れる目的で使われるの?

と疑問に思ったので、調べてみました。グレイビーとはイギリスの言葉で「肉汁そのもの」という意味があり、グレイビーボートは肉汁で作ったソースを入れる容器として作られました。例えばローストビーフやマッシュポテトにかけるとの事です。この容器がカレーと共にイギリスから日本に渡った際に、今のような使い方をした日本人がいた事が一説の原因だそうです。やっぱり元々カレーを入れる物ではなかったのですね。


カレーの分析

さて本題に戻ります。今回の神戸牛カレーを分析した結果が、以下のグラフです。

全体として濃い味付けで、辛くはない印象を受けました。この濃さの原因には、良く煮込まれた玉ねぎから出た甘みなどがあると考えられます。スパイスの分量も控えめで、本場インドというよりかは馴染み深い日本の味、といった感じです。この濃く甘い味付けは、ご飯との相性も抜群でした。

そして肝心の神戸牛についてですが、「パッケージにあった写真」と「実際の写真」が以下の2つになります。

イメージは本当なのか?↑
実物がこちら↑

なんとパッケージ通り、こんなにも大きい神戸牛が入っていました!! 完全に予想を裏切られましたね。この大きさであれば、十分に神戸牛とは何なのかを体感する事ができます。
さらに驚きなのがその個数です。この大きさのが5個ほど入っており、他のレトルトカレーと比べても遜色ない量でした。むしろ多いぐらいです。細かい神戸牛(前回の松阪牛より大きい)も入っており、その数も加えたらもう……って感じです笑。

これだけ入っていると「神戸牛ってそんなに凄くないのでは?」と思ってしまいますが、勿論そんな事はございません。神戸牛は以下のような厳しい基準をクリアしたブランド和牛なのです。

1.先祖代々が兵庫県生まれ、兵庫県育ちという純血を保たれた但馬牛の未
  経産雌牛、または去勢牛。
2.県内の指定農家で肥育し、県内の指定食肉センターに出荷されたもの
3.牛肉になった状態で、霜降り度合い・肉質等級・重量制限などの厳しい
  基準をクリアしたもの

では、なぜこんな所業ができるのか? それは、神戸はいから食堂の代表取締役である斎藤卓志さんが掲げる理念から紐解けます。彼は「全ての方に幸せなひとときを」という考えを基に行動しているそうです。そして品質の高い食品を届ける事が、お客様の幸せに繋がると考えています。私自身が幸せに感じた事から、この理念はお客様に届いていると伝えてあげたいですね。

★総評
 9/10 (過去最高!)
 是非皆さんも食べてみてはいかがでしょうか



追記:片付ける量も増えました笑


引用:
[1]神戸はいから食品本舗さん関係


[2]グレイビーボートについて

[3]神戸牛について


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