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都内の中小企業が対象「令和3年度 サイバーセキュリティ対策促進助成金」始まりました

都内の中小企業者等が自社の企業秘密や個人情報等を保護する観点から構築したサイバーセキュリティ対策を実施するための設備等の導入を支援することによりセキュリティの向上を図るための「令和3年度 サイバーセキュリティ対策促進助成金」の募集が始まりました。

どんな費用が対象になるの?

この助成金で支給されるのは、助成対象事業者が、自社のサイバーセキュリティ対策を実施するために必要となる機器、サービス等の導入又は更新を行うものが対象です。

① 統合型アプライアンス(UTM等)
② ネットワーク脅威対策製品(FW、VPN、不正侵入検知システム等)
③ コンテンツセキュリティ対策製品(ウィルス対策、スパム対策等)
④ アクセス管理製品(シングル・サイン・オン、本人認証等)
⑤ システムセキュリティ管理製品(アクセスログ管理等)
⑥ 暗号化製品(ファイルの暗号化等)
⑦ サーバー(最新のOS搭載かつセキュリティ対策が施されたものに限る)
⑧ 上記製品群と同内容のサービスの利用
⑨ 標的型メール訓練

対象事業者はどこ?

IPAが実施しているSECURITY ACTIONの2段階目(★★二つ星)を宣言している都内の中小企業者・中小企業団体になります。
SECURITY ACTIONの申請についてはこちらをご参照ください。

SECURITY ACTIONって何?

経済産業省所管の政策実施機関である「IPA」が創設した情報セキュリティに関する行動指針のことです、中小企業自らが情報セキュリティ対策に取り組み、その段階を「★(一つ星)」「★★(二つ星)」として自己宣言する制度です。

★一つ星とは?
中小企業の情報セキュリティ対策ガイドラインの「情報セキュリティ5か条」に取り組むこと。

★★二つ星とは?
中小企業の情報セキュリティ対策ガイドラインの「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」に従い自社の状況を把握したうえで、『情報セキュリティ基本方針』を定め、外部に公開すること

情報セキュリティ対策ガイドラインはこちら

助成割合は1/2で最大1500万円

サイバーセキュリティ対策促進助成金は、導入費用の1/2以内で、最大1500万円(下限額30万円)が支給されます。

今年度の申請受付期間は
①2021年5月17日~20日(事前予約5月6日~11日)
②2021年9月13日~16日(事前予約9月6日~9日)
③2022年1月18日~21日(事前予約1月11日~14日)
となっていますので、今から準備を始めても遅くはありません。

助成率 助成対象経費の1/2以内
助成額 1,500万円(下限額 30万円)

最後に

新型コロナウィルスの影響で、多くの中小企業の皆様が業績面で多大な影響を受け、経費削減や予算圧縮という判断をせざるを得ない状況が続いています。

本来、十分な予算を充てるべきサイバーセキュリティ製品の導入においてもその影響を受けているのではないでしょうか。

このような状況下においてこそ、積極的な助成金活用を是非ともご検討ください。

株式会社リステックでは様々なサイバーセキュリティ商材を取り揃えております。

サイバーセキュリティ対策に関する製品・サービスは、リステックにお気軽にお問い合せください。