レストランマジック研究所

東京を中心にプロマジシャンとして 様々な活動しております。   メインサイトはこちら …

レストランマジック研究所

東京を中心にプロマジシャンとして 様々な活動しております。   メインサイトはこちら  → http://restaurantmagic.biz/ マジックの道具を手に入れた方はこちら → https://restaurantmagic.stores.jp/

最近の記事

コスパとかタイパとか、大丈夫?

最近何かで目にした文字列、だった気がするのですが 「パスとかコスパの悪い技法は使わず・・」 みたいなもの。 まあ、技法に対してコストのような考えを取り入れるなら マジック道具なんて、破損のリスクが高いので コスパ悪いっすよ、と言いたくなる性分です (マジック道具を売っている事なんて、棚に上げまくったうえで) 昨今、色々とコスパやタイパと言った言葉を見たり 聞いたりが多くなっていると思います。 「そうでもないけど?」という方もいるでしょうが 何せ、牛丼の松屋のモバイルオーダ

    • Out to Lunch ~シンプルゆえに~

      毎度おなじみ、レストランマジック研究所小林です。 さて今回は「Out to Lunch」に関して。 今までも何回か、この原理に関してのトリックを 考えてきたりしていました。 正確に言えば、自分で考えるよりも、文献に 目を通すって感じかと思いますが。 まず、このタイトルの面白さなのですが 日本語にしたら「お昼に出ています」ってことで きわめて日常的な言葉のようです。 で、マーケットに売り出されたのは、1940年代のようで ロープを上がって行っている子供が描かれている カー

      • All About Invisible Thread  ~見えない糸の使い方~

        毎度おなじみ、レストランマジック研究所小林です。 私こう見えても(どう見えていえる?) インビジブルスレッドには慣れておりまして。 (どこかで読んだぞ、この入り) 周りの人があまりスレッドを活用してないときから 使って来て、今でも使っているので 結構長いこと、このマテリアルで遊んでおります。 なので、その辺の事に関しても、記事として 既にNOTEでも書いてきたかと思いますが もう少し踏み込んでいきたいと思っております。 さて、昨今日本では素晴らしいITRが立て続けに リ

        ¥17,000
        • お客様の「速い」とは?

          以前のNOTEの記事にも、武術家の方のyoutubeを 張り付けていたと思いますが 今回も、その手の方の動画から学んだ事柄です。 若いうちのマジシャンなんて、現象詰め込んで 倍速で演じているような状態になったりします。 僕自身もそうだったので、その当時マジックを見てくれた お客様には、負担をかけたなあ、と。 自身のクロックサイクルと違うリズムのものを 適格に理解しようとしたら、そりゃあ負担がかかりますので その上、お酒飲んでいたりしたら、もう大変でしょう。 そうだったん

        コスパとかタイパとか、大丈夫?

          パフォーマンスの際のコツ ~いくつかですが~

          毎度おなじみ、レストランマジック研究所 小林です。 以前にご紹介した本で ヘックラーの扱い方というものがあります。 ケイス・フィールズさんでいいのかな? この方は、パフォーマンスに関しての本を 何冊か出されている方です。 砕けた文体の本が多いので、読んでいて面白いと思いますから 名前買いしてみてもいいと思います。 さて、今回はその方の本で 「演技をよくする50の方法」 というものがありまして、そこから少し。 この本の中では、かなり自分及び自分の商品 などの紹介が入って

          パフォーマンスの際のコツ ~いくつかですが~

          プロモーションの難しさ

          毎度おなじみ、レストランマジック研究所 小林洋介です。 今は、研究所で出しているコロンビニノートも それなりの数になってきたので 僕のリリースしている翻訳の本は、そのあたりのもの ってイメージが強いかもしれません。 ただ、東京堂出版さんからの本もお手伝いさせていただいた 事もありまして、商業出版?の経験も。 残念ながら大して売れる分野の本ではないので 東京堂さんの利益のお手伝いをするのは 非常に難しいんですけどね。 ちなみに、東京堂出版って、地図と辞書の出版社として

          プロモーションの難しさ

          マジック・現象に感じる質量?

          毎度おなじみ、小林です。 基本的に僕の主戦場はクロースアップのサイズであり お客さんが手を伸ばせば、僕の体に触れられるくらいの 距離感です。 もちろん、もっと大きなサイズ感で演じることもありますが それは少ない状況です。 なので、自分のレパートリーにするものは 大抵は至近距離で効果を発揮するものになってきます。 これ、扱うアイテムのサイズ感だけではなく 現象の重さのような部分も関わってくると思っています。 確か、ポン太 the スミス氏がスピーカーズの中で ちょっと触れ

          マジック・現象に感じる質量?

          心理学的知見、信じすぎてません?

          毎度おなじみ、レストランマジック研究所小林です。 小林は、大学で化学を専攻し、まあ何とか卒業をしておりますので 自然科学の分野において学位を持っているわけです。 大学卒業をした人でさえ、科学の分野として 「人文科学」「社会科学」「自然科学」の3つがあるという事を 知らない? 意識してない? 方もいる事でしょう。 そんなこと、何の役にもたたないからと言えばそれまでで とはいえ、大学卒業程度の学業を修めているなら 分かっておいて欲しいとも思いますが。 (多分、ここは受験屋とし

          心理学的知見、信じすぎてません?

          レストランマジシャンのトリビア? ~知っていて損のないお店の事~

          毎度どうも、レストランマジック研究所小林です。 今回は、ちょっとしたトリビアとして、こまごましたことを 書いていこうと思っております。 飲食店での演技をすることを考えているのでしたら まあ知っておいて損はない事かと。 マジックにも、飲食にも?直接的には関係のない事 になってくるかもしれませんが 思わず「へ~」って言いたくなるかも、です(笑)。 まず、日本食の事柄に関して 懐石料理、とまでかしこまらなくても ホテルなんかで、和食のコースなど 夕食で食べることあるじゃないで

          レストランマジシャンのトリビア? ~知っていて損のないお店の事~

          不可能性の上げ方 ~エフェクトの手法から~

          全くの門外漢な所なのですが、中華料理の世界では 同じ味を作るのに、4つの方法がある なんて教わるようでして。 料理をしない人間としては、そんなことできるんかい? って思うのですが、昨今Youtubeに料理動画とか上がっていて 中華料理のものを見ていると、火を通すだけでも 湯通し、油通し、炒める、焼くなどなど。 それぞれの料理や味付け、食材において適切な処理を していく感じなのでしょう。 最初にもお伝えした通り、僕にとっては全くの 門外漢の分野ですので、どの経路を、どうい

          不可能性の上げ方 ~エフェクトの手法から~

          ロープマジック やってます?

          毎度おなじみ、レストランマジック研究所小林です。 僕自身は基本的にクロースアップを専門にしておりますが こう見えても?学生マジック出の人間ですので ステージに関しても多少は。 それに、仕事としてサロン位までは フォローしているつもりですので、扱えるマテリアルは それなりにあるつもりです。 ロープはある意味で、独学の部分が多く その集大成は、ストアーズの方でも販売している 「3本ロープルーティーン」に。 で、まあロープマジックと言えば、切ってつながる みたいなものだと思う

          ロープマジック やってます?

          ぶれない行動のパワーの源

          今回もお読みいただきありがとうございます レストランマジック研究所 小林です。 僕のメインサイトである 「レストランマジック研究所」ですが 最近はともかく、以前はそれなりに 記事のアップをしていたので 昔に戻りつつ、お読みいただけると 色々と楽しめる部分はあるかと思います。 で、サブタイトル?として 「戦略と戦術」という言葉を使っております。 色々と思う所あり、このワードを使用しているわけです。 僕らマジシャンって、マジックの部分にのみ フォーカスが向きがちになります。

          ぶれない行動のパワーの源

          イミテーションズ:豹の巻

          コンテンツをご覧いただきありがとうございます レストランマジック研究所 小林です。 レストランマジック研究所では「イミテーションズ」シリーズ というものをリリースしておりまして 今回のものは「豹の巻」になります。 色々と、ツッコミ所があると思うのですが まずは「イミテーションシリーズ」というのは、今までに僕が 学んできた事柄を特定の切り口でまとめてきたコンテンツになります。 バリバリオリジナル、というわけではなく、何かしら 大元があり、小林のフィルターを通ってきたものです

          ¥2,000

          イミテーションズ:豹の巻

          ¥2,000

          居酒屋×マジック?

          自身で「レストランマジシャン」を標榜している通りで 始めてお金をいただいてマジックしたのは、レストランなどの 飲食店でマジックを演じるホッピングだったと思います。 少なくとも、継続的に行っていたのはそういった活動で それは、お店からの依頼で行う、というもの。 (実際にはコントローラーがいて、その方からの依頼ですが) お金はお店から出ていて、お客様からのお心づけには 全く興味はなかったです。 もちろん、いただけるものはいただきますが、それを収入の メインにはしていませんでし

          故きを温ねて新しきを知る ~MAJがよみがえる~

          ご興味をお持ちいただきありがとうございます、レストランマジック研究所 小林洋介です。 最近ではともかく、もっと若い頃にはよく言われたんですよ 「研究所って、何研究しとんねん!」 って(笑)。 レストランマジックを標榜しておいて、結構長い事 マジックバーのような所にだけ出演していていましたしね。 そんな、いじられる?揶揄される?みたいなことも最近は無くなり 年齢を重ねると、楽になる部分はあるもんだと思っております。 僕の心の中では 「経営学の教授が、全員素晴らしい企業の経

          故きを温ねて新しきを知る ~MAJがよみがえる~

          ウケるトリックの注意点 ~気づいてみたら・・・~

          今回もお読みいただきありがとうございます。 レストランマジック研究所 小林洋介です。 僕個人は、クロースアップを主戦場としてマジシャンを やっているのですが、まあそれだけで十分な仕事になるなんて 事はありません。 (まあ、ここは僕の営業努力の無さにも関わってきますが・・) で、それほど得意ではないですが、いわゆるサロン~ステージ なんていうサイズ感のトリックも仕事として演じるわけです。 こう見えても、学生マジックをしっかりと?やってきたので ステージのスライハンドに関して

          ウケるトリックの注意点 ~気づいてみたら・・・~