イラストのタッチという広い海
こんにちは。色々なタッチを描き分けてサービスを提供しているイラストレーターのタカイチと申します。
一億総クリエイター時代。
イラストを描いているはたくさんいますね。
イラストは一口にイラストと言っても、絵本風、アニメ風、インフォグラフィック風のもの、個人の世界観など幅広いテイストがあります。
また、アマチュアの方とプロの方の違いについて。イメージ的にこう。
プロは描きこみ量や完成度という海の深さを自在にコントロールして泳げます。
私はわかりやすく伝えるためにイラストを制作することが多く、相手によって話し方を変えるようにタッチを調整しています。
イラストのタッチは広い海のよう。自由に描くというのはこんなイメージ。
色々なテイストを描くというのは泳ぐ範囲が広いということ。
……しかし「こんなに広い範囲泳げます!!」と言ったとしても、クライアントに価値を提供できなければ意味がありません。
広い海(イラストタッチ)について漠然としていると、イラストで何を表現するのか、イラストでどう役に立つのかクライアントに説明できません。
イラストを描き分けるイラストレーターは「どの海にしようかな」と思っているクライアントに提案します。「なぜこのイラストタッチにしたのか」を説明できるまでがセットです。
一方、自分のタッチが決まっていて、世界観があるイラストレーターさんのイメージはこう。
まさに職人。
こちらのイラストレーターさんの方が、一般的なイラストレーターのイメージかなと思います。
「こういうタッチのイラストがほしい」という企業やサービスのブランドイメージを担うことも。
私は分かりやすさのためにイラストを提供しています。まだまだ修行中ですが、これからも自分の泳ぐ海について観察していきたいと思っています。
イラストのタッチの描きわけについてでした。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?