発達障害と性教育~①未就学児・低学年の男女共通編

こんにちは!嵯峨良子です。
男の子、女の子、年代で数回に分けて
発達障害と性、よくある疑問に対して親は何をするべきかについてまとめていこうと思います。

「赤ちゃんってどうやってできるの?」

この質問は必ず一度は出てきます。
さて、どうこたえるのが良いのでしょう。
この問いが子どもから出てきたときは
「なんで?」「どうして?」と世界について知りたがっているときです。
命の意味、自分が存在している理由について知りたい。
大人は赤ちゃんがどうやってできるのか、その問いに対して恥ずかしかく思い、「なんでだろうね?」「コウノトリさんが運んでくるよ」などと答えてしまいますが、子どもはおそらく納得しません。
自分という存在がどこからやってきたのか、その納得する答えがないからです。
性教育というと大人も身構えてしまいますが、ごまかしたり嘘をつかず、伝えていきたいものです。

回答例としては、
「お父さんの体にある赤ちゃんのもとと、お母さんの体にあるあかちゃんのもとが合体して1つになると、それが赤ちゃんになるよ」

もう少し踏み込みたかったら「お父さんのおちんちんとお母さんのちつが合わさることをせっくすというよ」
ここまで伝えてよいと思います。
人は知りたいと思ったときに一番知識を吸収できるので、聞かれたときにいつでも答えられるように、言葉をお父さんお母さんの中の引き出しに入れておいてほしいなと思います。

この年頃の子どもは、理科としての興味として人間の体や赤ちゃんに興味が出てきます。
性教育と構えず、大人自らが体に対して肯定的に正しい話ができることが大切です。