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菜園&リゾートライフ

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菜園のあるWell-Being ライフを共に学び、考え、試してみたい方にお勧め。  掲載するコンテンツは、 ◆ リゾートで出来る「畑のあるライフスタイル」の実際を紹介     ◆… もっと読む
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#栽培管理

いちごの在野研究所を目指して@伊東・伊豆高原 第5回 夏イチゴ 定植後初期45日間に実施した栽培管理

品種開発元の栽培ガイドと公開文献を参考に試行錯誤 実施課題① 購入培土の品質・信頼性チェック 家庭菜園以上/副業農以下の環境でのいちご栽培を行う場合に、留意すべき点は購入培土の品質・信頼性チェックである。  いちご産地では、いちご栽培資材に対する知見・経験を有する地域の農業資材業者(JA含む)が存在しており、いちご生産者はそれらの資材事業者より、一定の品質・信頼性のある農業資材の調達が可能である。しかしながら、いちご産地でない地域で、家庭菜園以上/自給農/副業農以下の農

『畑のある暮らし、楽しい自然の恵み』テーマの連載コラム開始

特別寄稿 山本文夫氏 いとう・住もうPT( 移住促進官民共同プロジェクトチーム)座長 山本座長は、小室山&伊豆高原の10数年を超える移住の経験を活かして、現在、いとう・住もうPT(ここをクリック)の座長の重責を担っていらしゃいます。同プロジェクトチームのミッションには、1) 移住希望者に対する支援 2)移住者の充実したリゾートライフの支援、3) 伊東に対する提言が含まれます。  山本座長の最近の移住支援活動: 伊東市移住セミナーの講師「畑のある暮らし、楽しい自然の恵み」。

『畑のある暮らし、楽しい自然の恵み』連載コラム 第1回 めざす早期リタイア

いとう・住もうPT(移住促進官民共同プロジェクトチーム)の山本座長に 『畑のある暮らし、楽しい自然の恵み』と題して、連載コラムをお願いしましたが、いよいよ以下の通り第一回が始まりました。 連載コラム第1回 めざす早期リタイア 1978年、当時32歳、米国のフィラデルフィアに滞在中に、米国人の同僚たちが夕方5時には家に帰り、ガーデニングや家屋の増改築など本格的なDIYを楽しみ、夜8時に家族がみなそろって食事をする。しかも50歳でリタイアすることを目標にしているのを身近に見ま

夏イチゴ試験栽培 活動ミッションはリゾート型の菜園ライフ作り

伊東市のいとう・住もうPT(移住促進官民共同プロジェクトチーム)(こちらをクリック)と、ITO学びラボ(こちらをクリック)の活動と連携して、夏イチゴの試験栽培プロジェクト2023が同年4月に始動しました。 国内で流通している主要イチゴは促成栽培の冬春イチゴですが、夏イチゴとの栽培時期の違いについては、以下をクリック。 夏イチゴの試験栽培2023の狙い狙い① 『伊東・伊豆高原は、夏イチゴの栽培に適しているか?』栽培検証 伊東・伊豆高原では、家庭菜園以上、副業農業以下(半農

アジア農業専門家が、「生育データから夏イチゴ栽培の課題を読み解く」試験栽培の参加動機

菜園&リゾートライフ編集部では、夏イチゴ試験栽培2023にご参加された渡辺哲氏に屋外プランター栽培の生育・収穫データを共有頂き、夏イチゴ栽培の魅力と課題を読み解く連載コラムを開始しました。第1回コラムでは、渡辺哲氏の農業関連のご経験と、夏イチゴ試験栽培へのご参加の動機などをお聞きしました。 アジアでの農業支援の仕事は、新しい栽培技術への挑戦の連続 渡辺哲氏へのインタビュー国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊で、野菜栽培専門家としてフィリピンの地方都市で栽培技術の普及活

ITOまなびラボ「LET'S 夏イチゴを育ててみよう!」 観察記録④ 松原八幡神社「小さないちご農園」の舞台裏

由緒ある松原八幡神社が、子供たちの夏イチゴの観察の場に 松原八幡神社は、鳥居をくぐって石段を登った高台に位置しています。パンプレットによると「伊東祐継公創建、伊東家三代、祐継が心血を注いで拓いた伊東の地、その街と海を見下ろす高台に鎮座」。今回の「LET’S 夏イチゴを育ててみよう!」のための「小さなイチゴ農園」観察の舞台となりました。 今回の活動が実現したのは、子供たちの夏イチゴの観察の場の提供と、日々のイチゴの管理をよろこんでお引き受け頂いた松原八幡神社の鈴木禰宜様のの

『アジア農業事業の専門家が、家庭菜園で生育データから、夏イチゴ栽培の魅力と課題を読み解く』コラム掲載開始

アジアの農業事業に長年従事された渡辺哲氏に、「家庭菜園で生育データから夏イチゴ栽培の魅力と課題を読み解く」のコラム執筆をお願いしました。 コラム執筆者の渡辺哲氏のプロフィール アジアの農業事業については、栽培・経営計画づくり、関連研修が主なお仕事でしたが、 伊豆高原に移住し、野菜作りのセカンドライフを始められました。コラム執筆者の渡辺哲氏のプロフィールをご紹介します。 大学で農学専攻、海外の農業プロジェクトの仕事を目指す。 1953年横浜市出身。幼い時より生き物、特に植物

いちご栽培カレンダー:冬春イチゴ&夏イチゴの違い

夏イチゴ、輸入から国産化へ いちごは、国内産果実としては国内最大流通量(年間2000億円弱)で、11月翌年5月には、小売店/ケーキ店/スイーツ店の人気果物の1つとなっています。静岡産だと「紅ほっぺ」「章姫」がその冬春いちごに相当します。イチゴは、6-10月の冬春いちごの出荷の無い時期に、従来はカリフォルニアから夏イチゴとして輸入されていましたが、10数年前から、北海道、東北、長野等の夏の高冷地で夏イチゴの栽培が進められています。 いちご栽培カレンダー:冬春イチゴ 冬春イ