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シドニーでNVCを広めたいわけ

シドニーでは、いま、NVCとは、っていう私が2時間熱く語る会(共感サークルもちょっとする)を数回と、「共感カフェ~empathy cafe~」という共感サークルの会を月1〜2回やっています。
(NVCとは: http://nvc-japan.net/nvc / 私の説明はもっと熱いw )

共感カフェ~empathy cafe~

共感サークル(やり方はいろいろあります。その1つはこちら)では
「数分静かに聴く、そのあとおしゃべりせずニーズカードを渡す」
ということをやっていますが、最初は一人やるのも大変でした。

どう大変かと言えば、一人が話している時に「あ~それわかる~」「それひどくない?」「どういうこと?もっと詳しく聴きたい」と共感もどきの合いの手が入ったり、次の人が話し始める前に、おしゃべりが始まりそうになったり。

一時期は「心を静かにして次の人の話を集中して聴いてほしいからおしゃべりは後で」と言い「あ、また怒られちゃった」と言われたり(そんなときでもゼロステップでいたいものです)。

NVCでは「やりたくないことはやらないでください」といい、「遊びでないことはやらないでください」と言うので、いちいち言うのはう~むという感じでしたが、みなさんが集まっているのは「話してニーズにつながるため」だと思い、意識を話している人とその人のニーズに何度も戻す、を繰り返し、最近では参加者さんが慣れてきたのでおしゃべりを止めることはかなり減っています。

その他、会の初めに呼吸法をやるヨガティーチャーの友人に瞑想兼呼吸を整える、を毎回やってもらって一旦ゼロステップにリセットしたり、ということも工夫しています。

2019年9月からはじめて、2020年4月25日の夜の回が8回目でした。この日ははじめましての人が3人いたのですが、ニーズだけでなく感情の推測をしても脱線しにくいかな、という感じになってきました(それでも感情やニーズの言葉をかけられると話の続きが始まって大幅に時間がかかったり、ということもありましたが、何事もやってみないとわからない)。

2019年5月に私がリスナーをやっているNPO法人リスニングママ・プロジェクトの発起人高橋ライチさんがシドニーで講座をやりました。その時に、日本にいる日本人との違いのひとつは、勝手に話始めちゃうところ、と言っていたのですが、まさにそれが起こることを身を持って体験してる(笑)。

私が共感カフェをやり続けているのは、自分の話を邪魔されずに話せるって気持ちいいよね、受け止めてもらえるのって安心するよね、というのを体感して欲しいから。おしゃべりしたい気持ちがあるのをそれぞれが気づきつつ、今は相手の話を聴きたいんだ、聴くことを選択しているんだ、つながりたいんだ、というところを意識できているといいなぁ、と思っています。

そして、あわよくば(笑)そこからさらにNVCにハマってくれる人がいるといいなぁ、と思っています。

もともとは、自分がNVCという興味深い学びを深めるために、同じようなことに興味を持っている仲間が欲しい&そして自分も含めた海外にいて西洋式の強い交渉的な部分、旅の恥はかき捨て的な態度、日本的な気を使う、などで意見は言えるけど弱い部分を見せられない、信頼している人が少ない、などなどで人間的なつながりを感じられない、作るのが怖い、つながりたいのに、という人にこっちだよ〜とカンテラを振って自分らしく&心地よくいられるといいよね、と思ったところからはじめました。いまではNVCや共感カフェを通じて、正直に思っていることを言えるホッとして安心して受け止められたと思える温かいコミュニティを作りたいと思っています。

コミュニティとはいえ、ゆるいつながりでいい。心の中に持ってる感じで。ビーチみたいに行きたかったら行くし、行く頻度も人それぞれ。ざぶんと入りたい時も、ちょっと目の端でそこにあるのを確認しつつ通り過ぎる日もある、そんないつでもそこにある、そして関わり方はそれぞれの好きな用に、心地よく~♪という感じでNVCを伝えていけたらいいなぁ、と思っています。

サポートありがとうございます。 いただいたサポートは情熱をもって学んでいるNVCの講座参加費とカウンセラーコースに使い、さらにnoteに学びを還元、循環します❣️ たくさん書いてたくさん学びに使いたいと思っています。応援📣よろしくお願いします。