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サムティ(3244)株主優待

旅好きにはありがたいホテル宿泊券

同封されていた優待一式

 サムティは関西エリアを中心とする不動産デベロッパーの会社で、権利確定月の11月時点で、200株以上の保有で自社グループホテルが無料で宿泊可能な優待カードが受け取れます。保有する株数に応じて電子チケットの枚数が変わり、最も優待利回りが高くなるのは300株保有時です。(2021年時点)

2021年11月権利確定分から優待カードに変更。

宿泊系優待は割引券が一般的だが、サムティの優待は無料宿泊券。

 それだけでも重宝するのですが、西日本エリアに留まらず、東京、名古屋、九州でも利用可能な点に価値があります。ご利用案内に記載されている対象ホテルであれば、この宿泊券(1〜3枚)で1名分の宿泊料金が無料となります。1枚で利用可能なホテルが大半を占めるので、300株保有であれば、年2回ビジネスホテルに泊まれる形です。

利用停止中のホテル(2022年3月23日時点)
・エスペリアホテル長崎(宿泊療養施設確保要請)
・ホテルサンシャイン宇都宮(宿泊療養施設確保要請)
・エスペリアホテル京都(休業)

 宿泊券が3枚必要な天橋立ホテルを除き、基本は素泊まりですが、場所によっては無料のモーニングサービスがあるらしいです。(ネストホテル広島駅前、広島八丁堀はHPに記載あり)

袋分けされたパンとコーヒー。

優待カードは2月末頃に到着

 配当金計算書が送られてくる封筒に同梱されています。3/1から電話予約可能で、3/7〜翌年2月末まで利用可能です。3/1〜3/6の6日間だけ利用できないのと、当たり前ですが、空室がなければ利用できません。

ご利用案内に電子チケットの利用方法が記載されてます。

配当と優待のダブルで美味しい銘柄

 優待を取得するためには40万円〜の種銭が必要ですが、配当利回りも4%前後と高水準なので、普通に高配当株としても魅力的です。

 ただし、今は好調でもセクターが不動産なので、少子高齢者が進行している日本では、空き家率が4割を超えると予想される2040年問題もあり、収益モデルの構造が変わらない限り、今後の経営は厳しくなると踏んでます。そのため、個人的には10年、20年スパンと長期的に保有する銘柄とは毛色が異なり、然るべき時が来たら売却する必要のある銘柄だと考えてます。

最後に

投資は自己責任です。あくまで私個人が投資しているものを紹介しているだけなので、内容を鵜呑みにせず、参考程度にして頂けると幸いです。未来は誰にも分かりません。自分の頭で考えて納得した上で、身銭を投じて頂きたいのと、特定銘柄を推奨しているわけではないことを予めご了承ください。


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