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年1回の利用必須なクレカ対策


J○B、A○EXブランドにありがちな条件

 私は年会費の元が取れる見立てでもない限り、年会費無料のクレジットカードしか持たないと決めている。

 そして、身体が壊れたのを機に、社会からドロップアウトして株で生計を立てている今、あえて言おう!(社会的信用が)カスであると!状態であり、申し込むカードによっては、審査が通らない可能性があるため、現在保持しているカードについては、解約すると作り直せない可能性がある。特にJ○B。

 そのため、保有しているカードが用途別で10枚ほどあるものの、整理できずにいる。そして、ネックとなるのが、年1回以上の利用で、年会費が無料となる類のカードの管理だ。数えたら3枚もある。

 普段使いしているカードであれば、特段大きな問題にはならないが、普段使いしなくなった時に、年会費無料条件を満たすためだけに、年イチで使うのは非常に面倒臭い。

 そのため、個人的に年1回の支払いが自然に発生するものを列挙して、楽に年会費無料条件をクリアする対策方法を列挙していく。

・サブスクの年会費
・火災保険
・自動車保険
・国民年金
・その他、年払いの保険商品
・固定資産税
・自動車税
・povo2.0のトッピング(半年間利用しないと解約となる仕様を逆手に取る)
・雑誌等の定期購読
・NHK受信料

 上記以外もあると思うが、日頃、意識していないだけで、年払いのものは思いのほか多く、これらを活用するだけでも10枚くらいまでは、年イチの決済に対応できそうな気がする。

株主優待との合わせ技も

 ひろゆき氏が審査落ちしたことで有名なビ○クカメラSuicaカードも、年1回以上の利用がないと年会費として524円が徴収される。

 私は社畜時代に発行しているため審査に関しては問題なかったが、このカードの年会費無料条件をクリアするために、私はビ○クカメラの株を保有するようにしている。

 年2回株主優待券が贈呈され、有効期限があることから、優待券を紙切れにしないために、必ず年1〜2回(1週間だけ期間が重複するため、1回にできなくもない)利用する必要に迫られる。

 そして、当該カードはビ○クカメラのポイントカードを兼ねているため、優待券を消化する際には必ず持ち出す。投資は自己責任の世界のため、万人にはお勧めできないものの、クレカと株主優待との親和性が高い場合、合わせ技によって年会費無料条件をクリアすることが可能である。

 これはあくまでも一例であり、特定銘柄を推奨する意図はないことを、予めご了承いただきたい。

オートチャージの活用

 また、ビ○クカメラSuicaカード繋がりで記すなら、Suicaのオートチャージサービスが利用可能なため、JR東日本のSuica(+PASMO)エリアにお住まいの方は、手持ちのSuica(モバイル可)をサービスと紐付けることで、改札通過時に一定残額を下回った際、自動でチャージされる仕組みがあるため、年に数回でも鉄道を利用する機会があれば、年会費無料条件はクリアできるだろう。

 年会費無料となるVIEWカードで、Suicaオートチャージサービスが利用可能なのは、私の情報が古くなければビ○クカメラSuicaカードただひとつだが、他の交通系クレカと交通系ICカードの組み合わせであれば、同じように活用可能なケースはあると思われる。

 上記以外だと、Amazonギフト券にもオートチャージサービスがあり、こちらは恐らく対象カードに制約がないことから、年払いで列挙した中で支払えるものがなかったり、そもそも、それらをサブカードで支払いたくない場合に、1枚に限り利用することができる。

[上級者向け]クレカ積立の活用

 新NISAで話題の資産運用だが、クレジットカードで投資信託の積立ができる、クレカ積立の対象カードの場合に、資産形成を行いつつ、年会費無料条件をクリアする方法も考えられる。

 とはいえ、改悪と名高いSBI証券×三○住友ナンバーレスのように、年会費優遇条件や、ポイント還元率を決める年間決済額に、クレカ積立の利用額は算入されないと、条件が細かく定められているカードもあるため、それらを細かい部分まで確認した上で、積立投資に抵抗感がない程度の金融リテラシーを有している、上級者向けの手法ではある。

ポイ活よりも、無駄なコストを省くのが先

 昨今のインフレにより、片手間で出来て即効性のあるポイ活が流行っているように感じる。中にはポイント還元率の高さから、年会費の掛かるカードを利用している方も居るだろう。

 年会費の元が取れる計算をした上で、経済的に合理的だと判断したならば、私がとやかく言う筋合いはないが、個人的な考えでは、年会費が掛かる以上、損益分岐点までは確実に金銭消費しなければならない、心理的ハードルを作ることを意味する。

 しかし、私が20代半ばで身体を壊して、生活スタイルを緊縮財政チックに変える必要性に迫られた。人生はいつどこで何が起きるか分からず、そういった時に、年会費が発生するカードが、厄介な存在になる可能性もある。

 通常であれば1%のポイント還元率のところを、ひと手間、ふた手間加えてコンマ数%引き上げたところで、法人の決済でガンガン使うとかでもない限り、程度が知れている。

 ポイントで500円相当を稼ぐのは大変かも知れないが、うっかり1年使わずに年会費を支払う羽目にならないよう、年1度の決済を仕組み化すれば、年会費分のポイントを稼いだのと同等の効果が得られるわけで、そう考えると、無駄なコストを省いてからポイ活にこだわっても遅くはないように思う。


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