乗り遅れ厳禁!?インターネットの新たな流れ「Web3」基礎3選
こんにちは、shuntaroです!
最近、GAFAMを代表とする巨大IT企業に対する規制をかけるようなニュースを度々目にすることがあります。一つの時代の転換点には隆盛を極めた企業に対する規制が敷かれるのは世の常なのでしょうか・・・。一方で、新たなインターネットの流れが起こり始めているという話を耳にしました!
そこで今回、新たなインターネットの流れ「Web3」について以下3点をざっくりまとめてみました!
1.Web3って何?
1-1.インターネットが継続的に変化
現在我々が利用しているインターネットの形態はweb2です。GAFAMを中心とするプラットフォーマーを介した双方向コミュニケーションが主になっていますね。
そして、今回取り上げる「Web3」は、Web2の中心であるプラットフォーマーを介さない新たな形態です。
「Web3」は生まれて間もないことから、定義も明確になく、以下のように表現されることが多いです。
1-2.Web3はどうして生まれた?
大きく2つの理由があります。
以下の2つが重なり合ったことで大き流れとして誕生しました。
単なる技術的変化だけではないというのがミソですね。
技術発達
ブロックチェーンという技術を土台にすることで、「相互認証」「データの唯一性/真正性担保」「堅牢性」の3つの特徴を兼ね備え、Web2で中心的存在のプラットフォーマーに頼らず情報のやり取りが可能に!社会的運動
Web2の世界で極度に進んだとされる「失われた個人の自由と権利」を再びユーザーに取り戻そうという、社会的運動が拡大!
2.Web3、どうして注目
2-1.各国政府レベルの動向
様々な政府において、web3における自国の競争力強化/ハブ化による経済活性化を狙った活動が既に進んでいます。
2-2.話題用語との関連
最近注目の「メタバース」そのものは単なる仮想空間です。しかし、そこに、Web3が組み合わさると、デジタルデータにおいて唯一性/真正性が担保されることになり、メタバース内の土地やアイテムなどに、価値が認められるきっかけとなります。
つまり、メタバースが、ビジネス空間として本格的に稼働できるようになることを示唆していますね。
2-3.関連市場規模
Web3に関連する代表的キーワード「非代替性トークン=NFT」の市場が33.9%の年平均成長率で成長し、2030年に20兆円を超える規模の市場になると予測されています。
もう一つWeb3の代表的キーワードの「分散型金融=DeFi」の市場は2021年末に10兆円を超えました。変化の大きな市場のため、市場が一時的に縮小することもありますが、長い目で見ると、右肩成長になる見込みです。
NFT市場もDeFi市場もその規模は無視できない大きさになってきていますね。
3.Web3のこれからは?
3-1.日本政府の動向
2022年の通称骨太の方針(経済再生運用と改革の基本方針)の中に、数多くの社会課題の解決に向けた取り組みの一つにWeb3が取り上げられています。しかし、現時点では、国を挙げた取り組みにしようという機運には至っていません。
3-2.民間の動向
既にWeb3に関わる企業が立ち上がっています!
【Web3関連企業例】
Stake Technologies、Gaudiy、フィナンシェ、gumi、Minto、Final Aim、CauchyE、イーサセキュリティ
また、既存企業においても独自、もしくは、Web3関連企業とコラボした取り組みも動き出しています。
3-3.Web3拡大の制約
Web3の勢いは凄まじいですが、その勢いの足枷になりうる課題がまだ山積しています。
しかし、国の姿勢を考えると、国が解決することを待っていたら他国の周回遅れになることは自明です。
脱中央集権化が目的のweb3なだけに、先ほどご紹介した問題も、ユーザーの中で解いていくことになるかもしれませんね。
まとめ
今回もお読み頂き有難うございました!
今回は、「Web3」についてザックリを解説しました。
Web3は回避できない大きな潮流であることは間違いありません
この大きなブルーオーシャンの波にいち早く乗ったものが新たな時代を制するならば、今動かない理由はないですね。
旬な言葉は最新の時流が反映された見過ごせない重要単語です!
本記事にて、皆様の理解、そして行動のお役に立てていました幸いです。
以上、Shuntaroでした!
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