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27歳でも大失敗、3か月でクビの危機。

はい、、いきなりクビに”なりそうに”なった話です。今では笑い話だけど。

でもその話の前に記録用に少しだけ仕事のことを。
当時PCだけではなくハードウェア導入やシステム提案などは、国内大手のメーカーやSIerなどが主に行っていたので、インサイドセールスが電話1本で売ろうというのは結構難しい時代でした。当然お客様も不慣れなのでまぁ大変。毎日怒られてましたね。

「は?なんで営業に来ないの?電話で商売になると思ってんの?」
とか
「富〇通とかN〇Cは困ったとき飛んでくるぞ、なんだよ外資は!」
とか
「なんで外国の会社に金払うんだよ、高くてもウチは国産を買う」
とか
「え?コールセンターの人でしょ?あなたバイト?派遣?」
などなど、まぁビジネスモデルも製品についてもご理解頂けない状況でした。確かに当時は品質やサポートに一定の課題がありましたが、それを圧倒するコストパフォーマンスがあったのは間違いない。国産と違い金属を多用していて重いけど剛性は高く、長く使える製品だったと思っている。
このあたりをご支持いただけるお客様が少しずつ増え、それに伴い国内の市場シェアも上がっていったのでした。

そんな外資の洗礼を受けて3か月。最初の四半期が終わろうとしていた時、マネージャーから指令が。
「こんどのkickoffパーティーでなんかやれ」
お?なるほど宴会で余興をやれということか!得意分野だぜ。。。
ということ体育会育ちの私は仲間と企画を練り、当日を迎えた。
パーティーの夜、ステージで変態仮面の姿でタキツバの曲を全力で踊った。
それは大盛り上がりだったし、新人が部門メンバーに顔と名前を覚えさせるには十分過ぎる反響だった。

そして翌朝、最前列にいたグローバルのお偉いさんがスーパー激オコだったことを風の噂で伝え知る。

凍ったよ。でも結論私が悪い。
なにしろkickoffパーティー当日の16時にセクハラ研修を受け、19時に脱いだのだから、しかもステージで。グローバルでハラスメントに対して厳しく言われ始めたタイミングにとんでもねぇ暴挙だ。終わった。

と思っていたが、日本のマネージメント層の方々が何とかこのクズを守ってくれて、救われたのでした、、、しっかり謝罪をして後は黙秘を貫きました。1秒でも早く風化させるために。

いま思うとただひたすらにバカなのですが、もっとバカだったのは2年後にもう一度同じ過ちを犯した私がいたことです。その時は変態仮面じゃなくてパンツ姿だったのでギリセーフ。反省文で終わらせました(爆)

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