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ライブ映像作品への愛

 はい、こんにちは☀️

 今日は休日なので家に引きこもってライブBlu-rayを観ています。

 せっかくの三連休なのでお出かけしたいというのが本音ですが、午前は客からの仕事の電話がかかってくることを警戒していたため、身動きが取れなかったのでした。がっくし😅

 しかし、家にいることは悪いことばかりではありません。読書をするもよし、映画を見るもよしと楽しみ方は無限にあります。現在進行形で私がしているように、何かを書いたり作ったりするのも楽しいですね。

 で、何のアーティストの映像を観ているのかと言うと私の好きなバンド"THE NOVEMBERS"の去年(2021年)7月に開催された"AT THE BEGINNING"というツアーの映像化作品です。私も当日参加しましたがいまの閉塞感をブチ破る熱狂的な夜でした。予約したあの日から届くのをずっと待ち侘びていたのです。

とどいた、顔がこわい!!

 私はこのバンドの音楽が好みでして、noteでも度々取り上げています(記事数は最多かな?)。このバンドって作品やライブを追いかけるのがとっても楽しいんですよ。一番の魅力は、発信力が高いところです。インディースレーベルでありながら音源はもちろん、映像作品も頻繁に出してくれます。SNSのコンテンツも充実しています。特にツアーや音源のリリース前には告知動画なんかも出したりしてそれがめちゃカッコいいんです。

 また、リリースのたびに音楽性が進化していくところも非常に面白いです。大体音源を2〜3作リリースするごとに新たなジャンルの要素を取り込み未知の音楽を私たちに聴かせてくれます。

 ”イーブイ"を"みずのいし"で"シャワーズ"へ進化させ、更に"かみなりのいし"を追加するような衝撃的進化です。

イーブイ⇨シャワーズ⇨逝ーブイ


 冗談はさておき、音楽性の進化について私のわかる範囲でざぁーーーっと説明してみましょう。あくまで大雑把な紹介なので詳しくはもっとちゃんとしたレビューを見てね!!

 オルタナティブロックな1st『picnic』から始まり、シューゲイザーと合体した2nd『Misstopia』、ニューウェイブと融合した3rd『To(melt into)』、インダストリアルを取り込んだ4th『zeitgeist』、1stの色を発展させ、なんかエラい事になってる(説明放棄)5th『Rhapsody in beauty』、そしてこれまでのサウンドを集約し、歌メロがポップでキャッチーになった6th『Hallelujah』(これが最高傑作扱いされることが多い)に至ります。

 そしてここからがすごいです。『Hallelujah』で一旦完成したバンドアンサンブルに新要素として同期、すなわち打ち込みのサウンドが加わります。

 これまでの吉木氏による「カッコいいんだけどちょっと物足りない、あと一つ決定的な何かがあれば化けそうなんだけどなぁ・・・」ってドラムが、ブレイクビーツと融合することでパワフルに覚醒しました。それが7thの『Angels』です。(私はこれが一番好き)。

 ドラムの進化を一般的なわかりやすい例で例えると、新日本プロレスの"YOSHI-HASHI"選手のようなものです。デビューから12年と既に中堅クラスのキャリアを持ちながらイマイチパッとしない、物足りないファイトの選手だったのが2020年8月に"NEVER無差別級6人タッグ王座"を獲得したことにより別人のように覚醒、壁を突き抜けたようなものです。高いポテンシャルを持っていながら煮え切らない存在は、外部からの刺激によって輝きだすこともあるんだぜ。

 あれ、なんの話だっけ。

 そして現状最新作である『At the Beginning』では彼らのリスペクトしているバンド"L'Arc〜en〜Ciel"いわゆる"ラルク"(ハイド様のいるアレよ)の"yukihiro"のプログラミングが加わり予測不可能な領域へ進化しています。

 それはそうと、"THE NOVEMBERS"はライブ化けがハンパないのです。音源は体験版くらいに思っておいた方がいいかもしれません。音源は公式のものが無料でYouTubeで聴けるので、予習してぜひライブに行ってみて欲しいですね。とは言うもののこのご時世、なかなかライブハウスへ足を運ぶのも難しいと思いますので公式でアップロードされているライブ映像をご紹介してみましょう。(やっと本題だよ)


楽園

 まずは『At the Beginning』収録の『楽園』です。前作からフィーチャーしている打ち込みによるビートを更に発展させた一曲です。やりすぎてもはや闇のダンサブルチューンと化しています。音源もとてもノれるカッコいい曲ですが、ライブはすごいです。はっちゃけすぎて悪の組織の集会にしかみえません。


こわれる

 かなり挑発的なタイトルの一曲です。1stアルバムの先鋒をになう代表曲で、若さと初期衝動で押し切るような危ういロックンロールナンバー。

 この曲は公式で11周年ライブ『美しい日』の時のライブ映像が配信されています。ライブ化けという現象の教科書に載るレベルの進化です。必見でございます。にしてもこの時代の小林さんの色気はヤバすぎる、かっこよか、、、😳


鉄の夢

 最後は4thからの一曲『鉄の夢』の映像です。タイトル通りのヘビー且つダークなサウンドでライブでも定番、一度味わうとキ○ガイじみたシャウトがクセなって抜けられません。

 今回の映像はこれまでと少し毛色が異なります。音楽だけに留まらない活動を続けるバンド"GEZAN"主催のフェス"全感覚祭"に出演した時の映像でございます。YouTubeのコメントでも触れられていますが、爽やかな晴れ空の下で吼えまくる闇の軍勢を堪能する貴重な機会です。こちらも必見。




なんやこの記事、YouTubeはっつけまくっとるだけやんけ

おしまい

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