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『木構造耐震改修設計士』これが私の仕事。

木造住宅の『耐震診断』をして、『耐震設計』をする。
そして、設計通りに『耐震補強』工事を施工する。

地震は来るのか?

日本は、地震大国です。
阪神淡路大震災以降、震度6弱以上の地震は56回発生しています。
半年に1回は、震度6弱以上の地震が発生していることになるのです。

南海トラフ地震の30年以内の発生確率は80%。
上町断層帯やまだ見つかっていない断層帯など、
いつ動くかわからない大地震の可能性もあります。

地震は、いつ来るのか?ほぼ、わかりません。
現状、地震予知はできません。

30年経っても地震は発生していないかもしれません。
しかし、今、この瞬間に地震は発生するかもしれません。

あなたの住まいは大丈夫なのでしょうか?

2016(平成28)年4月に熊本地震が発生しました。
震度7が2回、震度6強が2回、震度6弱が3回発生しています。

建物の被害はどうだったでしょうか?
1981(昭和56)年以前に建てられた住まいは、倒壊率28.2%。
214棟の木造住宅が倒壊しました。
また、2000(平成12)年以前(~1981年)に建てられた住まいの約8割が被害にあっています。
そのうち76棟は、倒壊しています。

2000(平成12)年以前に建てられた住宅にお住まいの方は、地震が発生した時に大きな被害にあう可能性があるということです。
場合によると、倒壊の可能性もあります。

その可能性を確認するのが『耐震診断』です。

「地震が来たら仕方ない。あきらめる」

そうおっしゃる方が結構いらっしゃいます。

あなたはお一人ですか?

奥様は?
ご主人は?
お子様は?
おじいちゃんやおばあちゃんは?

お孫さんが遊びに来ていたら。

あなたのお住まいがお隣に倒れてしまったら。

あなた一人の問題ではないのではないでしょうか?

安心して暮らす。

『耐震』は、多くの人たちの命を守ることなのです。

私は、そのお手伝いをしています。

私は、まず『耐震診断』をすることをおすすめします。
そして、問題があるようであれば、いろいろな方法をご提案します。

『耐震補強』は、どこまでしなければならない。というものではありません。
ご自身の現状やご予算は、人それぞれ違います。
すべてが、新築並みの強度にしなければならないわけではありません。

状況によっては、倒壊しない程度までしか補強しないこともあります。

それでもかまわないと私は考えています。

皆さんが『地震』の事を、『耐震』の事を少しでも考えて
今よりも、安心して暮らせるようになるのであれば。

一人でも多くの命が失われないようになるのであれば。

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