リフレクソロジー(反射区)と足ツボ(経穴)の違い
今回はリフレクソロジーと足ツボの違いをお話ししていきたいと思います。
ではまずリフレクソロジーとは、日本語にすると反射療法、反射学と言われています。
元々は1917年にアメリカの医師が研究結果を出版したことが起源とされています。
こちらは西洋医学的な考えです。
胃の反射区は土踏まずにありますが、そこを指圧して刺激することで間接的に「胃」に働きかけることができるというのがリフレクソロジーの考え方です。
MRIで検査して足の反射区を刺激すると、
その内臓を司る大脳皮質が反応したと言う研究データがあるみたいなんです。
ですが論文などはとても少ないので、多少信憑性に乏しいところはあります。
ただ僕が患者さんに行なってきた経験上、
効果はあります。
今度は足ツボの説明をしていきますね。
患者さんにも施術していると「鳥居先生、ツボに入ってます!」って言われることがあるんですよ。
じゃあ皆さんがよく使っているツボってなんなのか詳しく分かりますか?
ツボは経穴と言われていて、東洋医学的な考えなんです。
この経穴はWHOに認定されているものだけでも全身に約360こあるんですよ。
経穴は経絡と言われる気血いわゆるエネルギーの通り道上にあるんです。
経絡は全身に12本あります。
ちょっと分かりにくいと思うので、
例えると、東海道新幹線がありますよね。
東京から新大阪までの線路が経路で、
東京、品川、新横浜、小田原、熱海、三島、新富士、静岡みたいに途中の駅が経穴と言ったら分かりますかね?
例えば足つぼで有名どころだと、足三里と言うツボがあります。
足三里を刺激すると、胃の働きが活発になるんです。
これはかのNHK様もテレビで放送していましたし、お医者さんも話していました。
じゃあなぜ足三里を刺激すると、胃が活発になるのかというと、
足の陽明胃経と言う経絡、線路に足三里という駅があってつながっているからなんです。
足三里がどこにあるのかというと、
膝のお皿の下の外側の窪みに人差し指を置いて指4本分下の場所です。
ちなみに分かる方だけで良いんですけど、ツボって少し窪んでいるんですよ。
そこを押せると尚良いです。
結構マニアックな話が続いていて、今日のテーマを忘れていたんですけど、
反射区と足ツボ経穴の違いですよね?笑
それはシンプルに東洋医学と西洋医学の考え方の違いです。
どちらが間違っているとかないです。
僕は正直、両方の良いところ取りをしています。
なぜなら患者さんによって合う合わないがあるからです。
あとさっき話した通り、反射区や経穴の場所は決まっていますね。
でも患者さん一人一人によって多少刺激する位置が違うんです。
そして細かく言うと、
指圧する深さや角度が違います。
これは僕の経験と感覚の話になるので理論とかを言語化できないです。
まぁ僕の語彙力の問題もあると思いますけどね笑
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)