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『心の痛みは身体の痛み』

誰かに冷たい目で見られたり、無視されたりする時、私たちは「心が痛む」という言い方をします。

まるで心が体に傷を受けたかのような表現ですが、実際、心の痛みと体の痛みはまったく同じ痛みを感じているのです。


なぜそう言い切れるかというと、
脳の前頭前皮質前帯状皮質という部分は
体の痛みに反応する領域です。

そして心もダメージを受けると、体が痛い時に反応する領域と同じ、
前頭前皮質前帯状皮質が反応します。


これはカリフォルニア大学の研究で証明されているんです。
実験内容は、
コンピューター上で3人1組になってボールをお互いにパスし合うゲームをやらせました。

最初の何回かはボールを回してもらえるのですが、そのうち自分にパスを回してもらえなくなります。自分はハブられている状態です。

実際は他のメンバーはサクラで、
この実験は他人に無視された時に人がどう感じるのかを調べる目的だったんです。

そしてパス回しのゲーム中に脳の活動を磁気共鳴機能画像法という大掛かりな装置を着けて測定したんです。


結果は他人から冷たい態度を取られると(パスをしてもらえないと)、冒頭にお話しした脳の前頭前皮質と前帯状皮質が活性化したんです。

『この研究によって心と体の痛みは同じであることが明らかにされたわけです』

心の傷は目に見えないので、どんなに注意しても注意しすぎることはないと思います。

逆に自分の心が傷ついた時にはそれを相手に伝えましょう。
きちんと自分の感情を伝えないと相手も分かりませんからね。

僕はマウント取ってくる人や攻撃的な人は、とてつもなく高くて分厚い壁を作っています笑

今回は『心の痛みは体の痛み』についてお話ししました。
脳ではどちらも同じ痛みなので、身も心もお大切に!

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)