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【独立した人向け】独立して陥りがちな罠とその対策

この記事では、副業でうまくいったので独立しました!というような独立したてのフリーランスにありがちな罠について書きます。
結論から書きますと、こんな感じです。

  • 既存知識の切り売りはレア技能でない限りは賞味期限がある

  • 既存知識にもトレンドがあるので、いつかは終わりが来る

  • 新しい知識を得るためには、リスクを取ってチャレンジすべき

  • 心理的につらい、嫌だ。プライドに反する。と思うこともやるべき

  • 探索と深掘りのバランスを取るのが吉


副業においてあなたがもたらしている価値の源泉はどこから来ているのかを把握すること

政府により副業が推奨されるようになり、副業がしやすくなりました。
著者の私が若手社員だった2000年台後半は、副業=背徳行為 といったイメージがあり、本業以外に仕事をすることに対するハードルがとても高かったことが思い出されます。
副業がしやすくなった今、副業でどんどん収入がアップして、独立!ということがあるかと思います。
しかし、その副業においてあなたがもたらしている価値の源泉はどこから来ているのかを把握することがとても大事です。
そして、その価値がノウハウであった場合は、危険な可能性があります。
(弁護士業務とか会計士業務とかそういったものであれば、有資格の規制産業なので別ですが。)

既存知識の切り売りはレア技能でない限りは賞味期限がある

ノウハウはきっと独立前の仕事において身につけたものであると思います。
そのノウハウを売って生きていくという場合、ノウハウにはトレンドや時代の移り変わりがあることを意識する必要があります。
独立して数年は良いかもしれませんが、月日が流れるたびにその知識は古いものになっていきます。

新しい知識を得るためには、リスクをとってチャレンジすべき

独立前の知識のみで商売をするのは、過去の自分を食いつぶすことと同じなのですが、そうならないためには、新たな知識を得ることを意識する必要があります。
新しい知識を得るためには、リスクを伴ったチャレンジが必要です。
時間やお金を投資し、本気でチャレンジした知識こそが貴重なものとなります。

心理的につらい、嫌だ。という思うこともやるべき

リスクをとってチャレンジすべき。ということにもつながりますが、「独立した私は、お勤めなんてもうやらない」「独立した私は、誰かの部下にはならない」といった変なプライドやこだわりがある場合はとても危険です。
プライドがあなたの限界を決めている可能性があります。
お勤め時代には、会社への義務感がつらいことや嫌なことも乗り越えさせてくれていましたが、独立した今も、つらいことや嫌なことにも負けずにチャレンジしているかがとても大事です。
筆者自身も、こんなことやりたくない。といったことでも自分に必要であれば、心を無にしてチャレンジすることにしています。

探索と深掘りのバランスを取るのが吉

チャレンジの方向性ですが、

  • 強みである知識を深掘りする形でのチャレンジ

  • 新たな分野を探索する形でのチャレンジ

の両方ともチャレンジすることが大事です。
変化が激しい現代において生き抜いていくためには、一つのノウハウや分野だけでは心もとないです。
ポートフォリオを作って分散しておくことが大事なのです。
例えば、あなたがエンジニアであれば、エンジニアリングの技術を深掘りしながら、新たな分野の知識(例えば、農業や漁業)といった離れた場所の強みを身につけていくのも良いでしょう。
分野の探し方ですが、産業軸(不動産業界、医療業界、建設業界etc)、業務種類軸(エンジニアであれば、PMや技術経営)、技の種類軸(エンジニアであれば、データサイエンス、VR、IoT)などが参考になりそうです。
いかがでしたでしょうか。キャリアの参考になりましたら幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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