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【感想】3年ぶりにラスバレ復帰したのでいくつかストーリー読んでみた【アサルトリリィ】【ラスバレ】

アサルトリリィLast Bullet(通称:ラスバレ)というゲームをご存知でしょうか?
ソシャゲでありながらも、キャラクター同士の関係性が深く描かれているコンテンツです。
タイトル通り、最近私はラスバレに3年ぶりに復帰したので過去のイベントストーリーの感想を書いていこうと思います。
ある程度のネタバレは調べているのですが、それでも3年分の知識がごっそり抜けていますので、間違った解釈等たくさんあると思います。特に舞台版や原作等までの理解は追いついていません。ご了承ください。


1.自己紹介

自己紹介


オレオです。
レギオン未所属(しばらく所属する気はないです)。
3年前に遊んでいた時代の推しは一葉と鶴紗でした(今はキャラが増えすぎていて気になる子がいっぱいなので推しが定まっていない)。

3年前ラスバレを知った経緯


3年前にラスバレをプレイしようと思った経緯は主に下記の4点です。
・アニメOPがRASだった
・安藤鶴紗の声優が紡木吏佐さんだった
・グルミクに実装されたEdel Lilieがめちゃくちゃ気に入った(※現在は公開終了)
・電車の広告
4点目の電車の広告についてはスマホのフォルダに写真が残っていました。

3年前。懐かしいね。

ちなみにラスバレ遊んでいたのは2021/02/05(?)〜約1ヶ月ほどだと思います。

3年前ラスバレを引退した経緯


ラスバレ引退した理由は
・自分とソシャゲの相性がすこぶる悪い(ラスバレに限らず)
・精神的にゲームをやるのもしんどい時期に突入した
・iPadの容量がギリギリすぎた
が主なので、ラスバレは悪くないです。自分から離れていった感じですね。

復帰した理由


復帰した理由なんですけど、特にないです(((ぇ
なんというか、1年ほど熱心に追いかけていた別コンテンツの女女の関係性の供給が薄くなって、「百合が、足りない」と思い悩んだ結果、ラスバレに帰ってきたという感じです(?)。
まあ、信じられないくらいキャラ増えてて仰天したよね。
復帰日は今年の2/11なので、周年の少しあとくらいですね。ガチャ引くには良いタイミングでした。

2.過去のイベントストーリーを読んだ感想

過去のイベントストーリーを読んだ感想を、読んだ順番に書いていこうと思います。基本的に「このキャラのこの言動がよかった」「ここの関係性素晴らしい」みたいなのがメインなので、真剣な考察っぽいことは特にしてないです。
また、各レギオンストーリーと『戦火の結束』までのメインストーリーの感想は除いています(読んではいます)。

※各イベントストーリーネタバレ全開なので未読の方はご注意ください。

守護天使の誓い


ラスバレ初のイベントですね。こちらのストーリーは3年前に読んだ記憶があるような、ないような。
まだ少しひとりで頑張ろうとしてしまう夢結様を中心に、その周りの人たちとの関係性が描かれていたストーリーだと思います。バナー的にゆゆりりは勿論ですが、ゆゆまい、そしてみすゆゆが描かれたのが個人的にはとても嬉しい要素です。
あと、いざというときに夢結様にマギを分け与えるという大胆で勇気のいる行動をとった楓さんがかっこよかった。

ブーステッド・フレンド


こちらのストーリーなのですが、私の中で思い入れが強いので、感じたことは自分の心の中にだいじにしまわせてください。

カラフルデイズ・エンド


メインストーリー新章ですが、自分の編成だと勝てなくて進められないのでしおりを使って解放しました。当時あけすずがとても気になっていたので、新章はグラン・エプレを最初に読みました。
内容としては、『マルチカラード・ティアーズ』に向けた種蒔きかなという印象。ですが、これを読んでいた時期はレギオンストーリーとバレンタインとホワイトデーしか神庭の様子は知らなかったので、各キャラについて詳しく知るにはいいストーリーだったと思いました。
特に秋日様の、他のメンバーに対する信頼の寄せ方が丁寧に描かれていたと思います。
秋日様が、いきなり高嶺様がいたポジションに配置されてプレッシャー感じてる定盛に声かけしながら守りつつ、ヘリオスフィア発動するシーンめちゃめちゃすき。この秋日様のメモリア、個人的ラスバレで好きなメモリアランキングつくったら5本の指に入ると思う。

ゲイボルク左手に引っ提げながら右手でヘリオスフィア貼ってるのかっこよすぎるでしょ。


あと、藤乃様を良い意味でやばいやつだと認識していたのですが、めっちゃ周りを見ていてすごくいい人だなと認識したのもこのストーリーです。
そしてなによりヘルヴォルのムカデ競争が定盛経由で秋日様に伝わって神庭にも取り入れられようとしているところが胸熱ポイント。やっぱり青春の1ページにはムカデ競争が必要なんですよ(経験者は語る)。

マルチカラード・ティアーズ


基本的に秋日様と鈴夢ちゃんの関係性が強く構築されるまでの過程を描いていたストーリー。けれど、他の子たちもできることに徹していたのがよかったと思います。定盛姫歌は最っ高に輝いていましたし、方向性はともかく秋日様の寝不足を気遣ったり丹羽灯莉を褒めて伸ばして共闘する藤乃様なども、すごく印象的でした。
『カラフルデイズ・エンド』と合わせて、藤乃様の魅力を知ったストーリー。終始「藤乃様いい…すきかもしれん…」しか言ってなかった記憶。
ストーリー中も流れていましたが、読み終わった瞬間にOvercast Skyを聴きました。1度聴くと鬼リピしたくなる楽曲。1週間くらいラスバレのホーム画面のBGMに設定していました。


竜のシャナと楯の乙女


新章ヘルヴォル編です。
3年前推しだった一葉が、一葉じゃないと判明するストーリー。

優珂で ふうか って初見絶対読めないよね

ネタバレを踏んでから読んでいましたが、実験で狂わされているとわかってはいても、あの一葉が蒔菜に向かってCHARMを振りかざしたシーンはすごく心が痛かったです。丸一日引きずる心の痛みでした(ほんとに)。
一葉だけでなく他のヘルヴォルメンバーも少しずつおかしくなっていく光景。ヘルヴォルの精神状態がおかしくなっていくごとに読んでいる私の精神もズタズタにされかけましたが、そんな私の心を救ったのは森本結爾でした。

彼女、新木場迎撃戦ライブで観客つけ回して補導された問題児ということくらいしか知らなかったのですが、ヘルヴォルの緊急事態にも我が道を貫く姿勢に心が和みました。『竜のシャナと楯の乙女』を読んでいる最中の私にとって心の緩衝材です、この子。

あとここ。藍を愛でたいっていう自分のエゴでしかないけど結果的に藍のためになってるっていうのが、うまく言葉にできないけれどすごい好きです。

そして全くストーリー関係ないんですけど、結爾ちゃと美岳様って“歳の差”2ヶ月しかないんですね、なんかおもしろい(だからなに)。

深炎のスキャルドメール


こちらは、『竜のシャナと楯の乙女』よりもクエレブレの正義感が深掘りされたストーリーでした。
優珂、一葉が昏睡してること恋花様に責められて責任感じてそう、というか実際『竜のシャナと楯の乙女』で「もし死んだら、私が背負ったげる」みたいなこと言ってたし、なんか色々抱え込みがちだよねぇこの子も……って思いながら読んでました。そんな優珂の過去も少しだけ次作で明かされるのですが。
でもクエレブレの真実知ってく感じだと、やっぱり一葉も強化リリィだから優珂の救いたい対象に入っているのかなぁ、なんて。そんでもって序列1位っていう
優珂にとって唯一の上の存在だから特別視している、というかなんか、そう、うん(自分でもなにが言いたいかわからない)。
そんな優珂ですが、『深炎のスキャルドメール』ではとある一面も見せていました。

ハの字眉毛かわいい

ふうみた、です。
ふうみたという存在は知ってはいたものの、これを読むまではそこまで魅力を感じていませんでした……が、優珂が美岳様以外の前では絶対弱音吐かなそうなところ、特別感があっていい関係だなと思いました。
え、松村優珂、強くて凛々しくてかっこいいのに美岳様の前だけでは乙女になるのずるくないですか!!?!?!?
今、私の中ではふうみたが熱いです。

覚醒のスキャルドメール


このストーリーでは、まず優珂の過去が僅かながらにも校長先生の口から語られます。

これ、友人の死=実験の犠牲ならば、実験によって亡くなったとは言っていないのでもしかするとこの優珂の友人は生存の可能性があったり……という捻くれた深読みをするなど。

いくらリリィだろうが序列2位だろうが、所詮高校1年生のか弱い女の子なんだからね……。そんな優珂が選び抜いた、信頼できる、同じ志を持った仲間と立ち上がってきたんだなと思うとほんとうに涙が出てきました。
そして話は進み、教頭先生との決戦へ。優珂は真っ先に教頭先生の息の根を止めにかかりますが、復活してしまいます。

死んだはずなのに蘇った存在を人と呼べるか。
これ、『深炎のスキャルドメール』で優珂にとって一葉は救いたい対象且つ唯一の特別な存在じゃないか云々みたいなこと書きましたが、この道理が通るならば相澤一葉は人じゃないぞ……と自分の勝手な解釈ではありますが、頭が混乱しました。
戦況が進むにつれて優珂は教頭との戦闘を投げ出して一葉救出のヘルヴォルに加勢。

1歩間違えば我が身だったかもしれない。救えると思ったのももしかしたら間違いだったのかもしれない。正直優珂がどう思っているか、私には明確にわかりませんが、色んな感情と過去と正義の中でごちゃ混ぜになりながらも想いをぶつけに行った優珂が凛々しくて……とにかくめっちゃかっこよかったです。
他にも感じたこと思ったことはたくさんありますが、これ以上は長くなってしまうので省略。
あと、REFLECTIONSの“揺らいでは消えそうな儚くも咲く命が まだ輝くなら”のメッセージ性が一葉ともとれるし優珂ともとれるし、いいよねって言いたい(語彙力)。


歴戦乙女のアンサンブル


ゆゆまいを欲して読みました。

このシーン、梅様の、夢結様に対する想いがRainbowとともに伝わってきてさ……自分じゃ足りないのかもしれないって思いながらも、それでも自分のために夢結様のために、暴走した夢結様のルナティックトランサーを止めにかかる梅様がとてもかっこよかったです。
あと、こういう肝心なとき(?)に一人称が「私」になる梅様がすきという話。『ブーステッド・フレンド』あたりの鶴紗もなんとなくそうだったけど、自分の胸中を曝け出すときに口調変わるの、いいよね。

そういや『戦火の結束』のどこかのストーリーにあった、鼻からスパゲッティの元ネタってここなんですね。たしかゆゆまいの社交ダンスもあったけど。

罪なき少女達のスティグマ


3年前一葉を好きになったのは真面目で正義感が強いから(あとたまにポンコツ)っていうのが大きな理由なのですが、でもそれって抽象的ですよね。旧ヘルヴォルの罪だとか責任だとか背負って、多くの人を救おうとする……ヒーロー像としては素晴らしいけれど、あまりにも漠然としすぎています。
そんな相澤一葉の正義の在り処をバシッと定めたのがこの『罪なき少女達のスティグマ』です。

過去のためじゃなくて未来のために戦う。
私が勝手に決めつけていた相澤一葉のぼんやりとした正義の輪郭が、3年の時を経てくっきりしたので、読んでいてとても気持ちのいいストーリーでした。
読んでる最中の脳内BGMはFringed irisでした。

戦うたび咽び哭いて 正しさの意味を知った
忘れないで 目に見える解だって すべてじゃない
求める空色は群青 鮮やかな庭彩って
響いた声は その希望をも越えて

輝きを取り戻して 描く未来はまだ遠く
立ち止まっても手にしたい想いなら進まなくちゃ
届けばそう夢の果て 抗うほど色付いて
ただひとつの脈打つ願いだって渡さないの
掲げるは曲げない信条 胸宿る決意の花
狂い咲いてBlooming proudly
革命へのInvitation
いま花ひらく この命を抱いて

Fringed  iris

あと、シエルリントの子たちが一葉の名前に対して言っていたこれ、今思うとすごく意味深で怖い。

そういえば、『竜のシャナと楯の乙女』で藍が特攻しながら歌っていたうた、元ネタがわからずに「星の王子さま……?」なんて思っていたのですが、元ネタはこのストーリーだったんですね。


古き空より祈りをこめて


大切なものを守るには自立する必要がある、と佐々木藍が気づいたストーリー。
しれっとエレンスゲの教頭先生登場してびびったけど、鶴紗の胸の内も語られて個人的には嬉しかったです。
ヘルヴォルのレギオンストーリーで一葉が「(藍は)幸せになるべきだと思います」って言っていたけれど、一葉たちも藍自身も藍の幸せを模索する、そんなお話でした。一葉もストーリ内で「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」的なことを言っていましたし。
このストーリーがあったからこそ『竜のシャナと楯の乙女』にて藍がみんなといるために特攻することができたのだと思います。
それはそうと、遊園地ネタでいえば最近ヘルヴォルの中の人たちがヘルヴォルデ◯ズニーしていて楽しそうだったなぁ、と。

メンター・ザ・リリィ


梨璃がこのストーリーで成長してるのはもちろんですが、夢結様が今まで祀様に支えられていたことに気づいて更に嫉妬という感情を覚えるというのがオタク的には可愛くて嬉しかった、すごい好きなストーリー。
なんと言ったって私は、一柳梨璃によって生まれる白井夢結の“感情の変化”が大好きなので……!!!!!
私事ですが、ラスバレ復帰して今まで継続してこれているのは夢結様のおかげみたいなところあります。
アニメでも使用されているHeart +Heartという曲の「よろこんでくれたらいいな」というフレーズ、心を閉ざしてしまった夢結様が他者に向けて思った素直な気持ちが表現されていて、リアルの多忙さで2時間睡眠を強いられていた日々はこれで元気になっていました、ほんとうに。

この『メンター・ザ・リリィ』というストーリーでは夢結様が実は朝弱くてラムネを買いに行った日も頑張って起きていたという事実が発覚。Heart +Heartの「よろこんでくれたらいいな」という歌詞に付加価値が載ってしまい、ますます大好きになってしまいましたどうしよう。
話は逸れましたが、祀様の過去と夢結様に対する想い、祀様に嫉妬する夢結様、ちゃんと部屋で向き合って話し合う夢結様と祀様……。

これが“最高のルームメイト”だよ!!!!!!!!!!!

オーダーメイドシスターズ


主にシュッツエンゲルのお姉様たちがシルトのために奮闘するストーリー。
まさかホワイトデーのものだと思わずに読み始めたので、バレンタインのストーリーも読めばよかったと少し後悔しています。急ぎじゃなくてもバレンタインも読みたいですね。
3組のシュッツエンゲルたちの中でも特にフォーカスされていたのは天葉様と樟美ちゃん。ですがここはノルンなので最近プレイアブル化した若菜様も含めたらどんなホワイトデーになっていたのかな、と少し考えてみたり。乃彩様のプレストーリー+で弥宙ちゃんたちにクッキーを焼いてあげていたので、素晴らしいホワイトデーになりそう。

すれ違いのティーガーデン


立ち絵&ボイスがまだ未実装だったせいで秋日様の強ボス感が半端なかったです。
このストーリーで印象的だったのはここ。

叶星様のこれって、要は“依存”ですよね。でもかつては高嶺様のためだったり自分のエゴのためだったりしたかもしれない、それでも今は5人のことを考えている。でも心のなかには未練があって。それを断ち切るのが御台場での戦い……。
メインストーリー外伝ということもあって『戦火の結束』と新章を繋ぐストーリーでしたが、神庭編の新章読了後に読んだけれどそれはそれでまた味が出ていいストーリーでした。
あと、悠夏ちゃんのことを高嶺姉様LOVEのはっちゃけてる女の子だと思っていましたが、的確な戦況分析をしていてちゃんと周りを見ている子なんだなと思いました。

3.最後に

ラスバレ復帰してから読んだすべての過去のイベントストーリーの感想を書いてみました。他にも気になるストーリーはたくさんあるのでしおりを入手でき次第読んで感想書きたいと思いますが、義務的になってしまったら嫌なのでもしかしたら気になったものだけピックアップする感じになるかも。
それはそうと、新章ヘルヴォル編とか映画化してほしいレベル。

おまけ

ラスバレ復帰直後の2月某日、新宿にあった期間限定の周年記念ストアに行ってまいりました。眼福。
ここで優珂の名前の読みとか新章一柳隊編でたづまいになにがあったのかとか知りました。復帰勢としては今までの新章の展開ざっと追える解説パネルあったおかげで勉強になったし、楽しかったです。


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