記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【考察?】舞台新章のあのシーンで優珂がどんなことを思ったのか【アサルトリリィ】

舞台アサルトリリィ新章第2弾。松村優珂。
この単語たちを並べるだけで、わかる人にはなんの話をしたいのかすぐにわかると思います。
このnoteは、タイトル通り舞台新章で優珂が花々とやりとりをしているあのシーンで優珂や一葉がどんなことを考えたのか、またこれから先の優珂たちについて考察…というよりも1人のオタクが想いを巡らせて拙い文章でそれを書き起こすといった内容です。
これ以降、舞台新章やラスバレシナリオのネタバレを大いに含みますので、気になる方はご注意ください。


菖蒲様と素湖の最期のシーンで優珂がどんなことを考えながら話を聞いていたのか、そして一葉もそれを近くで見ながらどんなことを思っていたのか、そして優珂がこの戦いのあとどんなふうに蒔菜にこのことを伝えるのか、考えるだけで涙が止まらなくて……。

優珂の信念って実験に苦しむ子たちの解放じゃないですか、なので死にゆく2人を見て、やりきれない気持ちにもなっただろうし、ましてやそれが蒔菜と関わりのあった人たちだって思ったら胸が引き裂かれるような辛さも感じただろうし、また、1歩間違えれば自分や一葉も同じように“成れの果て”になっていた可能性も充分にあったわけで。なんなら一葉の境遇って、”成れの果て”になってしまった碧流様に限りなく近いですからね……。

また、逃げ切れて以降2人のことを迎えに行こうって考えていた蒔菜もどんな気持ちで今まで過ごしていたんだろうって。Xでも「結爾が補導されても迎えに行くのはこれがきっかけなんじゃないか」みたいな感想見かけますが、だとしたら蒔菜が結爾に寄せる気持ちの大きさが計り知れなくてしんどい。森本結爾はもっと蒔菜のことを大切にするんだよ……。

あと、優珂は菖蒲様たちから託された想いをどういうふうに言葉にして蒔菜に伝えるんだろう、って考えるだけでもう気が気じゃないです。私の記憶が正しければ「(蒔菜に)もう迎えにこなくていいって伝えてほしい」的なこと言われたあとに「立派なリリィだったと伝えます」みたいなことを優珂が言っていたような気がするのだけれど、どうやって菖蒲様たちの話を切り込んで伝えるんだろう……。そんでもって蒔菜はどんなふうに受け止めるのかなって。考えただけでしんどいよ……。

でも、まだもう少し大島での戦いは続きそうな雰囲気なので、途中帰還でもしない限り優珂は託された想いを抱えたままでしばらくは戦い抜かなきゃいけないんだなって思うとさ、辛いよ。年齢にして高校1年生の女の子に背負わせていい運命じゃないって……。



舞台の中でもこの、優珂が片膝ついて菖蒲様たちの話に耳を傾け、マギスフィアを受け取っているシーンに心を抉られてしまって、観劇後数日間ほとんどなにも手につかなくなりました。
優珂にはあまりに辛くて重い真実を背負わせてしまったことになっているのかもしれないけれど、誰よりも実験に苦しむ者の気持ちに寄り添うことができる優珂が今回調査隊として派遣されていなければ、菖蒲様と素湖の想いが蒔菜に届くことはなかったのだと考えると、少しは菖蒲様たちが報われたのかなって思います。




この記事が参加している募集

#舞台感想

5,856件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?