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深夜日記⑯ 弟のPOPEYE系男子化計画

2020/04/12

きょうの日記
昼過ぎに起床。外は雨で、きょうは少し寒い。

一階に降りると母がピザトーストを作ってくれていたのでそれを食べる。ゆうべの余ったカレーは、再びカレードリアとなって昼食に登場してきた。

昨日届いたPOPEYEを読む。
今月のポパイは「東京物語」だ。東京のいろんなお店を紹介している。暫く東京の戻れそうにないし、今のうちにこれを見て行きたい店の目星をつけておく。モチベをあげておこう。
今回の表紙を飾っていたのは東京タワーで、スカイツリーではなかった。やっぱり多くの人にとって、東京のシンボルマークはいまでも東京タワーなんだなあ、としみじみ思う。

開けど開けど、延々と東京のお店が紹介されている。
POPEYEは引き出しがいつも多い。編集部の人たちはみんな江戸っ子なのかしら?
どうやってそんなお店をみつけたの?という感じ。プライドすら感じる。
流行やニューオープンの情報が多い女性誌よりも、「こんなにいい店・食べ物しってるんだぜ、知ってるかい?」っていう編集部の人たちのノリが伝わって来る。よく行くエリアでも知らない店ばっかりだ。非常に恐れ多い。飽きることがない。楽しい。すごい。ありがたい。
POPEYEアニキを見て育つブラザーがたくさんいるんだろうなあ、と思うとなんかかわいい。
POPEYEは男の子の世界だよね。

今月は、最初のページにいた男の子の写真がとてもとてもよかった。私的には今月号のベストショットかもしれない。
緑×ボルドーのラルフローレンラガーシャツの下に、ブルーのYシャツを着るという、なんと二枚重ねのスタイル。お洒落が過ぎている。そして手元に持っているコーヒーの感じもいいんだわ。

腕時計やモデルの男の子の雰囲気も含めて王道的POPEYE感がある。
さあPOPEYEが始まるぞ!!というワクワク感。最初のページにふさわしい写真でございました。

・・・
というのを弟(19)にひたすらに吹き込むと、早速隣でポㇿのラガーシャツをzozoっていた。いいぞいいぞ!その調子だ!

その後いろいろとPOPEYEの話をしているとき、おもむろに父親が昔履いていたジーンズを色々引っ張り出してきた。
弟に譲る、というのだ。突然ジーンズ試着大会が始まった。

80年代とか90年代初頭のジーンズらしく、どれもダボっとした幅が案外今の流行っぽくてよかった。リーバイスやL.LBeanのものはどれも状態がよかった。昔の父はアメリカに直接問い合わせて買い付けるほど熱心なジーンズ採集家だったらしい。

わたしは弟に向けて、このシルエットは似合ってないとか、何色のトップスが似合うかとか、靴は何を合わせるかなどのアドバイスをたくさんした。
弟を持つ姉の特権は、なんといっても吹き込みにより自分好みのファッションに弟を誘導することができることだと思う。
わたしはまさしくPOPEYEのように品のある健康的なストリート系が好き。そんなPOPEYE男子になるよう願いを込めて、さりげなくアドバイスをしている。
最近髪が伸びて鬱陶しいので中学生ぶりにまた坊主にしたいと言い始めた弟だが、POPEYE男子みたいに坊主でも笑顔がくしゃっとしてチャーミングで、眉がきりっと凛々しくて、おしゃれな洋服を着るみたいな人だったら似あうよ、と言っておいた。

インスタでフォロワーの多い男性ファッションインフルエンサーには、なぜかとてつもなくダ〇い量産型大学生も多い気がするけど、弟にはあんなファッションを絶対にしてほしくない。
特にマッシュヘア×黒スキニーで赤いソックス×とりあえずのマーチンを履いているような感じ。
「こういうのダ〇くない?」と弟に念のため確認してみたら、
「なんなん、この米津〇師のなりそこないみたいな」と言われた。よしよし、その感覚があれば十分だ。

わたしも父からジーンズを4本貰った。
随分前からジーンズが欲しかったけど、丈がちょうど良いものを探すのも大変で、値段もそこそこ張るので買えずじまいだった。これを機にしっかりした「いいヤツ」をゲットできてよかった。

今日はPOPEYEって書きすぎて綴りを覚えた。
POPなEYEを持つ雑誌、それがPOPEYE。

結局今日は終日雨で、冷たくて寒い。
今晩はあたたかいポトフを作ることにした。
主菜がスープなので、これでもか!!というほどに具材を入れた。
たまねぎとにんじん、ジャガイモとウィンナーに加えてえのきとしめじ、ホウレンソウ、キャベツも投入。これで足りないとは言わせない。

ポトフは野菜を切ってコンソメをポイと鍋に投げればできてしまう、超らくちん料理。体にもいいし、スープだけで割とおなか一杯にもなる、主役級料理なので自炊でもよく作る。

明日はお肉が食べたい。お肉料理でもつくろうかと思う。

夜、フォローしているアーティストのストーリーで「stay home できない人もいるという存在を知ろう」的な内容を見る。
そうか、と思った。たしかに医療従事者やインフラ関係の人で、家に篭れない人もたくさんいるんだ。そういう人たちのことを思うと、家に篭れるわたしはまだ恵まれてるほうなんだなあ、と思った。視点がまた新しくなった気がした。

お外に遊びにいきたいとインスタで書いていたのを、なんとなく、消した。

#popeye

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