見出し画像

あらためて、自分が好きなものをならべてみる。

「好きなものはなんですか」と聞かれると、とっさに答えられない。
いや、好きなものはあるけれど、本当にたくさんあるんだけど、ありすぎて何を言えば会話のネタになるかわからないのだ。それにあまりにも好きすぎて「それを好きであることを忘れてしまっている(当たり前すぎて言うのを忘れる)」ということだってある。あとは、飽き性。この飽き性のふるいに見事勝ち抜いたものだけが、わたしにとっては「好きなもの」の仲間入りをする。
そんなわけで、「好きなもの」を聞かれると意外にも答えるのに戸惑ってしまうのである。

今回は自分の中での整理という意味合いも込めて、ジャンルごとに、自分の好きなものと、今ハマっているものをだーっと書き連ねていきたいと思う。つれづれなるままに。

というわけでいってみよう、好きなものシリーズ〜!

*2022年6月現在。
*当方は圧倒的インドア派なので、体を動かす系のものは一切入っておりません

音楽

邦楽
①MONO NO AWARE
比較して甲乙つけられるだけのバンドを知らないのですが、それでも暫定で世界でいちばん好きなバンドはこのnoteでもたびたび出てきているモノノアワレ。上京して一番最初に行ったライブの対バン相手。バイトで稼いだお金で初めて行ったライブです。語ると長くなるので割愛しますが、ミュージシャンでありながら言葉に希望と期待とロマンを持っている国語系バンドであること、フロントマンである玉置さんが自らを「普通すぎて逆にストーリーコンプレックス」と公表していることが主に好きです。要するに、フロントマンの玉置さんに勝手に親近感を覚えています。何か物や場所を選ぶセンスや趣味も好き。

②80年代~90年代のシティポップ、JPOP
ミーハー。日本がブイブイいってた頃の音楽が好き。
特に昭和の歌謡曲が大好きで、当時ヒットランキング上位にあったものは大体知っていると思います。親の影響も大きい。
好きな歌手というより、好きな曲が多いですね。

③たまにPUNPEEやBIMちゃんなどSUMMIT界隈
猛烈に聴きたくなる時が。来週はBIMちゃんのワンマンに一人で行ってきます。BIMちゃんはなぜかちゃんづけしたくなります。

④藤井風
岡山の、日本の、天使。カリスマ、という言葉さえも陳腐に感じられるナチュラルな圧倒感。彼を見ていると、努力で叶わないものはこの世にきちんとあるのだ、という当たり前なことを思い出せる気がする。
YouTube時代から知っている身としては今の活躍ぶりにちょっと鼻が高いきもち。彼は天使に間違いないだろう、ということを、怪しくないスピリチュアル観点でフラットに真剣に誰かと語り合いたくてしょうがない。みんな容姿と方言に目が行きがちで、「そこじゃないんだよ!」ってツッコミたい気持ちがずっとある。

KPOP
・第3世代を中心とするKPOP (GOT7,Superjunior,EXO,Redvelvet)
これだけは自慢させて。世がBTSを好きになってKPOPの魅力を知る前からわたしはKPOPはくると思っていました。(古参アピール)
今やKPOPはアジアの希望、彗星です。いかにKPOPが素晴らしいかはちょっとだけ語れます。

・K-HIPHOP (Jay park,Loco,Sik-k,Lee Hi)
韓国のヒップホップも好きです。ベタですがHigherというレーベル一派はチャラくて好き。きざなJay park、否めない。かっこよいですね。

洋楽
・Doja cat
ギャルになりたい時に聴いてるな。

・Katy perry
わたしの青春はテイラースイフトではなくケイティーでした。

・町中華(特に餃子)
とかいっておきながら、好きな町中華の店をパッとあげられない。
町中華はどこも突き抜けない凡庸さがあるけど、おしなべてどこも美味しい。

・ホットケーキみたいなパンケーキ
あふれる平和、多幸感。パンケーキのベッドとかないかな。

映画

大体洋画が多いですね。

・『Headwig and the angry inch』
一番好きな映画。これ以上に満足した映画がありません。わたしが知っているロックンロールはこれしかないかもしれない…。ストーリーが複層的で、悲しくて、逞しくて、美しくて、そして音楽が良くて。人生がしんどくなった時には必ず観る映画。唯一DVDを持っている映画です。

最近みたもので一番おもしろかったのは『ドライブ・マイ・カー』ですね。なんか悔しいです。

どうやらわたしは示唆深い作品が好きみたいです。ウ〜ンと考えこみたいのか。一つの作品にいろんなテーマやストーリー、示唆のあるセリフがあり、出ている人の服や持ち物、部屋のセンスがいいものが好き。

・言わずもがな、吉本ばなな師匠の作品。
出会いは大学2年生の時に散歩に出かけた高円寺の古本屋で見かけた『白川夜船』でした。
誰しも、人に限らず運命的な出会いがあると言いますが、わたしの場合は間違いなく吉本ばなな師匠の作品だと胸を張って言えます。彼女が作品の中で教え説いていること、彼女だけが見えていてこちらの世界に訴えかけようとしているものはわたしの生き方や価値観や、人生で起こるあらゆる出来事の捉え方を変えてしまいました。正直カルト的だといっても仕方ないくらいの信頼度なのですが、そのことを常に頭に入れておきながら(これはある種カルトなのだと自分に言い聞かせる)、それでもわたしは彼女の本や言葉と共に、決して長くはない人生を歩き楽しんでいく覚悟があります。彼女の作品はわたしにとってもはや小説にとどまらず、この世をサバイブするためのバイブルです。オタクや好きやファン以上の何かです。
おっと。ついつい熱く語ってしまいました。申し訳ありません。

・古典
平安〜鎌倉の古典文学。古文の授業で読まされていた文献が好き。
『とはずものがたり』のエグみが好き。

・女の作家。小説は女の人しか読まないなあ
山田詠美
川上弘美
俵万智
韓国のハン・ガン

・雑誌
みたことのない紙雑誌やフリーペーパーを見かけると必ず開いて読み込んでしまう。雑誌の熱量が大好きだし、雑誌という場も好きだし、あの大きなページを開ていく行為も好きだし、デザインも好きだし、なんかもう全部好き。逆になんでみんな雑誌読まないの?

アニメ・漫画

・Paradise kiss
矢沢あい原作、ファッションデザイナーとモデルのお話。高校生の時にアニメを見て以来、定期的に見返している作品。
とにかく世界観が好き。そしてこの作品が言う「アトリエ」という言葉の響きが最高に好きで、界隈の外にいるわたしにとってはとても夢がある。そしてこれに出てくる天才デザイナー・ジョージみたいな人がわたしの永遠の憧れ。わたしの好きなタイプはロン毛か坊主の0か100なんですけど、このジョージはやっぱり坊主なんですよね。わかりやすいなあ。
あとはたぶん、わたし矢沢あいの作品全部好きですね。今はアニメでNANAを観てますが、確かに世界観はあきらかに少女漫画のロマンスなのだけど、そこに生きている女性の描き方に嘘や誇張ががない。好きです。

・BEASTERS
ビースターズの良さについて語りあたい。誰か知ってますか。ビースターズは肉食動物と草食動物の学園物語。わたしはアニメしか見ていないのだけど、ただの青春学園物語にとどまらず、肉食VS草食の本能との戦いという奥深すぎるテーマ。最高。
ともかくこの主人公のオオカミ「レゴシ」の声が良すぎる。全く声フェチではないわたしですら気づく声の良さ。一度聞いて見てほしい。

美術

・奈良美智
大学の講義で知ってから好きになった。絵をみる、ということへのハードルを下げてくれた(高尚な感想を言わなければいけないとか、美術史を知らなきゃいけないとか)人。美術とか芸術って、もっと自由に受け取っていいんだよ、というのを教えてくれた人。そしてわたしは何でもかんでも言葉にするのをやめた。唯一画集を持っている。

これもいわずもがなですね。
・みうらじゅん
・吉本ばなな
・高山洋平
・茨木のり子
・そのほか、自分でオリジナルの悟りを開いている現代カリスマ僧の方々。

場所

・広島。広島しか勝たん
・海が見える場所

季節

・秋
肌寒くなってくるとワクワクする

お酒

・ビール、ビール、ビール(辛口であればあるほど良い)
・梅酒ロック
・お茶割り全般
・熱燗

好きなマック 

・ダブルチーズバーガー
チーズバーガーの強烈な匂いで「うわ〜マック来た〜〜」と思えます

東京だと意外に日本橋かも。
あまり行かないし店も知らないけど、富裕層を見て楽しむのが好き。なんとなく町に漂う雰囲気が好きというか、波動が高そうというか。椎名林檎とトータス松本の『目抜き通り』を聴きながら歩けばさながらクラシック映画の主人公になれる。

土日の過ごし方
・ひたすら1人で気のむくままに外出する。
映画をみたり、本屋いったり、展示を見たり、食べたいもの食べる。急に決めて、急に行くのが好き。でも新しいものへの冒険はしない。理想は、ひとりでぶらぶら遊んだ夕方から友達を急に誘って飲むこと。とにかく急に動けることが大事だし、思いついたまんま動くのが好き。


書いてみた感想。
意外とつかれる。

特に新しい発見や気づきはないけど、1回文章で書いておけばとっさに答えられることはできそうな気がする。いや〜、もっと色々ありそうだけどな。
ひとまず今日はおしまい。皆さんも、好きなものを教えてください!

最後まで読んでくださりありがとうございます。 いいね、とってもとっても嬉しいです!