見出し画像

融資ってあなたの信用を金額にしたものです!

このシリーズの記事では、副業塾で実際にあった失敗事例を元に書いていきます。


前回の記事でお金に対する考え方で成功確率が変わる!という事をお伝えしましたが、今回は融資の借り方を書きたいと思います。

前回のおさらい

融資=借金ではなく、融資=ビジネスの加速装置という事を書きました。
しかし、融資返済計画を立てずに勉強もせず、勢いだけでお金を借りて起業する人が非常に多いので世間では起業=失敗のイメージを持つ人が多いです。
なので今回は融資の借り方や返済計画書をどうやって作るのかを説明します。

融資を借りる前の大前提の話

ビジネスを始める時に融資(資金)があるとビジネスが加速すると前回の記事で書きましたが、ただ闇雲に借りても返せずに現状を悪化させるだけになります。

なので返済計画書を作るのですが、その前にあなたがやるビジネスモデルも重要になってきます。

融資で100万円借りた時に毎月1万円の金利が付いたとして売上が10万円で利益が1万円なら一生お金を返せない事になります。

最低でも毎月の金利以上の利益を出す必要があります。
厳密に言うと翌月以降の固定費や営業経費、物販なら仕入れ代金、等も利益から抜いておくのであなたが進めるビジネスモデルでは100万円の融資を受けてはいけないという事になります。

しかも上記は100万円借りてすぐに結果が出る前提の話でしたが、ビジネスモデルによっては結果が出るまで1年以上かかったりするとさらに返済が難しくなります。

まずは、あなたの進めるビジネスモデルならいくらまで借りて何年で返せば良いのかをしっかりと確認しましょう。

あとこれは私の考え方ですが、ビジネスに10回チャレンジして1回も成功出来ない事は無いと思っています。

もし、10回チャレンジして1回も成功しない人が居るなら、余程ビジネスモデルが悪いか、あなたが言われた通りの事をしていないのどちらかです。

ビジネスモデルもしっかりしていて、やり方もあり方も間違えていなければ
10回やれば1回は上手くいくはずです。
※上記のあり方の話は以前の記事のそれって本当に正しいの?経営者が言う真実とは?!#15のやり方を知っていれば上手くいく?あり方も超重要!を読んでください。
https://note.com/reonb/n/nd2c803fcc99e

そう考えると融資で借りたお金を10分割して使う事をオススメします。
例えば300万円借りたなら1回のチャレンジに使う費用は30万円です。
30万円使って毎月5万円の利益が出れば次は35万円を使ってチャレンジ出来ます。
もしくはそのお金を貯金しておいてチャレンジ回数を11回、12回と増やしても良いですが、通常投資する金額が増えれば利益も大きくなるので少しずつでも大きな市場やビジネスモデルに変えていく方が成長が早いと思います。
※計算をわかりやすくするために利息や経費は入れないでの話です。

そしてここが1番重要ですが、上手くいかなかった時の事もしっかり考えておきましょう。

融資のお金を全て使ってしまって上手くいかないという最悪の場合でも、現状の給料で利息を払い返済していける金額を借りるようにするか、もう融資を借りたりクレジットカードが作れない事を念頭に入れて自己破産する事も出来ます。

つまりいくら上手くいかなくても日本では死ぬような事はないという事です。
※もちろん借りたお金はしっかり返した方が良いです。

融資を借りやすくするための方法

ここからは融資を借りやすくするための方法をお伝えします。
大前提としてお金を貸す方は、「お金が返ってくる」という信用の元にお金を貸してくれます。

つまり、相手にこの人にお金を貸しても大丈夫と思わせる事が出来ればお金を借りられます。

その為にやる事は融資の使い道と返済計画をしっかりと作る事です。

なぜその金額が必要なのか?その計画は上手くいくのか?返済をしっかりと出来るのか?という事がしっかり説明出来れば信用してもらいやすくなります。

私が融資を創業前に1000万円借りられたのは、信用を得たからです。
元々借金が無い状態でしたが貯金もほぼ無く50万円程でした。

しかし、信用を得る為に同じ副業塾の中で近くに住んでいて上手くいっている方を探して融資の担当者を紹介してもらいました。

さらに1000万円必要な理由となる商品(当時流行り初めのドローン)となぜその商品が上手くいくのか?の説明で「日本ドローン協会の人と繋がりがある」と入れていました。
※これは、実際は電話をかけてドローンの事をいろいろ聞いてその話を聞かせてくれた担当者の名前を入れていただけでした。

しかも、その商品をなぜ選定したかと実際Amazonでいくら売れていて中国から仕入れるといくらかかってどういう差別化をするから市場のお客様に選ばれて売れるという事を数字にして見せる事と、いままで肉体労働の自分では信用されないのはわかっていたので、「副業塾の担当講師が商品をチェックして塾のトップの人も見ていけそうだとGOサインが出ている」というやり取りの内容とその塾のトップの方が書籍を出していたので、その書籍を持っていき、この人がいけると言ってくれていると説明しました。

上記にプラスして1年間の損益計算書を4つ作成、想定以上に上手くいったパターン、想定通りに上手くいったパターン、利益ゼロのパターン、売れなかったパターンです。
※売れなくてもトラック運転手をしていたので、毎月5万円の返済が可能という事も説明しました。

その結果、銀行の融資担当者がこれだけ資料が揃っている計画書は初めて見たし、上手くいく確率が高い事と最悪の時もお金を返せる事がわかるので、
融資は通ると思いますと言ってくれた上に保証協会が全額貸してくれなかったら、銀行が直接足りない分を貸しますとまで言ってくれました。
※通常融資を借りに行くと「保証協会」という所に連絡をしてそこから融資を借ります。
いままで付き合いの無い人に銀行が直接お金を貸すことはかなり珍しいです。

上記の記事でもわかるように、自分の信用は何もない事がわかったので最大限、他人の信用を利用して話を進めました。

これも経営者に必要ななんとかする力です。

自分に信用が無い時は、融資を借りてしっかりと返済をしている人を見つけてその人に融資担当者を紹介してもらいましょう。

多分私の記事を全部読んでくれている人は運が良いだけじゃんと思わないはずですが、その運を引き寄せたのも私が塾の集まりの時には必ず参加して最後まで残り、いろんな人に話しかけて紹介者を見つけたからです。

是非あなたもなんとかする力行動資産を貯めて融資にチャレンジしてみてください。

最後に融資はタイミングも重要です。
たまたまりそな銀行で断られてもみずほ銀行では「融資に力を入れている」時がよくあるので、1つの銀行でダメでもなんでダメなのか?どうすれば借りられる確率を上げるのかを根掘り葉掘り担当者に聞いて次の銀行で活かしてください。


ちょっとでも私の書いた事が使えそう!と思っていただけたら、「スキ」&&「フォロー」してもらえると今後の記事を書く励みになりますのでよろしくお願いいたしますm(__)m

あと、「こんな時どうする?」「これについて記事書いて!」「これを知りたい」等々あれば「コメント」くださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?