見出し画像

「戦略勝ち」の桃山学院。関西学院の猛攻を抑えた中心は、GK松山健太

※本文の無断転載、スクショによるSNS等への投稿はいかなる理由であろうと禁じます。
※単発での購入も可能ですが、月刊で「国内サッカーの現場より。竹中玲央奈のここだけの話」を定期購読していただくほうがお得です。
※本記事は公開後24h無料です。



予想外の結果から得られた収穫

10月31日 関西学生L 関西学院 vs 桃山学院 @J GREEN堺

今季初の関西学生リーグとなった。正直、関西学生を観に行くのは年に2回ほどで、3回あればかなり多い。関東1部、2部と比べると力がやや劣るので、1会場に集うチームの面々を見てかなりの「狙い撃ち」をして視察に行くようにしている。

この日の主たる目的は複数Jクラブが注目する3年生の山見大登や前への推進力と強さを持つ2年生FWの木村勇大、山田剛綺を要する関西学院だった。


昨年のキャプテンである竹本将太(現在はスペインでプレー)と山本悠樹(ガンバ大阪)を濃く取材した中で関係値も深まり、彼らの後輩とも繋がったためだ。特徴があって将来性の高い選手も多い。

そんなこともあって上述の選手たちの活躍を期待し大阪へ向かったのだが、この試合を制したのは桃山学院だった。昨年から出ていたメンバーも多く経験値も高いため、関学が優勢かと思っていったのだが、桃山の狙いが見事にハマった。

画像1

山見大登は現在の3年生ではNO1のアタッカー

ここから先は

3,731字 / 2画像
この記事のみ ¥ 200

この記事が参加している募集

読んでいただきありがとうございます。頂いたサポート資金は、より面白いコンテンツを届けるための遠征費や制作費に充てさせていただきます!