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終わりの始まり

  西暦6872 「先導者」が現れてから何世紀も経った、人類は短期間の間に想像をはるかに超える技術を手にして本物の平和と平穏な暮らしを実現できた。何もかもがうまくいっているかのように見えたが、人々は忘れていたこの広い宇宙は自分たちだけが存在しているわけではないことを……

  そう…..始まりは冥王星だった

 いつものように過ごしていた、朝起きれば歯を磨き朝ご飯を食べて、仕事に行き、帰らば家族と楽しく過ごした。こんな平穏な日々が永遠に続くと思っていた。だが突如冥王星にある連合体宇宙通信局からの連絡が途絶えた、途絶えたどころかネットワークに情報すら流れてこない、人工衛星すらレーダーから消え、これを不審に思った連合体は即座に偵察部隊を送った、私たち一般市民にとってこのような出来事は何世紀も起きていない、このような出来事は生まれて初めてという人がほとんどだろう、皆が興味で目を光らせながらニュースを見ていた、だがその送った偵察部隊も帰ってこなかった連絡もない、1ヶ月、2ヶ月待っても連絡が来ないこれはもうただ事ではないそう思った連合体は武装隊3000人を派遣、惑星開拓以外に出動したことがない武装隊が初めての実戦になるかもしれない、緊張とともに、どこか気分が高ぶっていた、だがその高ぶりもすぐに絶望へと変わった冥王星主要都市
「ベネラ」 西暦6872 壊滅 そしてその壊滅原因である何者かにも接触、
そして交戦、我々人類が初めて見る我々以外の知的生命体、その姿人類であるホモサピエンスとは程遠い姿をしていた、その生き物は腕が四つあり機敏で頭がいいそして我々が見たことのない技術でどんどん武装隊が倒れていったそしてほどなくして武装隊は全滅した。
 あの戦いから2ヶ月が経った、あの生き物は土星の衛星であるタイタンにまで進行していた、これまでなどかこの生命体と戦いを交えた、天王星、海王星、どの防衛戦にも敗れた、そしてようやく我々人類は思い出した、あまりにも平和に過ごしすぎたせいで忘れていた、この世は弱肉強食、弱いものは淘汰され強いものだけが残るなぜこんな簡単なことを忘れてしまったのだろうか、だが平和とは弱い者でも生きられる世界ではないのだろうか、このような考えが頭をよぎる、それでも我々人類は今日も生きていく……


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