「古き良き」価値観を殴り合う!?デジタル社会に潜む地味なトラップたち
「本?デジタルで買えるじゃん」
「漫画なんてスマホで読めるでしょ?」
「本を今時本屋で買うの?お金の無駄じゃん!」
現代ならではのキッツイ言葉が並ぶ。
他人の価値観を殴っているということに気がついていない。
悲しい人たちが増えた気がしてならない。
流行りの病の自粛期間中からは特にこの手の輩が増えていった。
マウントに無駄に敏感になった世の中!?
デジタルの使い方を勘違いしている人には、変な人にネット回線は持たない方が得策かと思われる。個人的にそう思う。
デジタルは威張るため、悪意で人の心を矢で射抜くためのツールではないということ。
マウントを張る人が増えて、さらに上下に敏感になってしまった人も増えたように思えるよ。
だから会話がしにくくなった。
ネットスラングで、日本語が安くなった。
読書家のバンドマンやネットが嫌いなバンドマンたち
・Raphael 華月
文学が大好きなバンドマンの1人Raphaelの華月も、だからインターネットが嫌いだったのかな。
・4月に突然いなくなってしまった弦楽器を巧みに奏していた彼
アナログとデジタルと少し離れる話になるが、
最近いなくなってしまった、ベースを巧みに演奏していた彼も、読書が大好きだと言っていた。
個人的に思うのは、歌詞はボーカルの子が書いているが、あの味のある歌詞に、もしかしたら隠し味としてエッセンスを加えていたのかな。とふと考える。
空を見ながら、そう考えることが増えた。
そこに何故か悲しみは伴わない。不思議だな。
文に触れる事が多い人にSNSは天敵!?
読書が好きな人や、文学家や作家さんなど文に触れる仕事の人はSNSなどやらない方がいいのではないかと最近強く思うようになった。
読書家が病みやすいんじゃなくて、昨今のデジタル社会の言霊が良くないんだと思う。
ネットの掲示板だけでなく、一見なんてことのなさそうなあらゆる記事などに、人々の価値観を縛り付けるトラップが仕掛けられてるんだと今日も思っている。
・なぜネットで読まないの?
・本屋で買うのはお金の無駄!
そんな愚問たちに物申す。
まず、自由にさせてください。
目が弱い人もいるんです。
肩が凝る人もいるんです。
本だと余計な情報が入ってこなくて、脳が疲れなくて済むんです。
本そのものの紙の感触が好きなんです。
ページをめくる時の瞬間が好きなんです。
広告表示が一切なく静寂の時を刻める瞬間。
(巻末に本の宣伝があるが無害)
…
きりがない。
仕事でデジタルに十分触れている上に、プライベートまでスクリーンタイムが増えたら、それはもうたまったもんではない。
「アナログいいじゃないか。」
アナログを許してください。
昨今は、アナログの人をどこか馬鹿にする風潮が目に余る。だから尚更ネットとは距離を置いている。
そしてコンビニのレジで、キャッシュレス決済の筈なのに、並びながら「早くしろよ」といわんばかりにいらいらしているのも奇異な光景だ。
現金を許してくれ。
iPodを復活させてほしい。
TSUTAYAも復活させてほしい。
ダウンロードや配信がすっかり主義となってしまった現代は、CDを買う人まで馬鹿にされる。
何故馬鹿にする事が好きな人が増えてしまったのか。ネットで視覚化され、次第に先鋭化までしていったのかもしれない。
SNSをやっていた時、まとめ記事や、掲示板を隙間時間に覗いていた時、あまりの息苦しさを感じたものだ。
「古き良き」を大切にする元に名付けられたthe GazettE
the GazettEの名前の由来は「カセットテープ」だそう。
"古き良き"を大切にしたいという思いもあったのだとか。
古き良きを大切に思う彼らの存在には今も救われている。
そして今もブレていない。
演奏力も1人1人個性があっていつでも聴いても飽きない。
正直40歳代には見えない。それくらい心が若いのかなと。
顔だけでは売っていないと、動画を見る度に感じる。
寂しい時や悲しい時こそ、SNSや掲示板、まとめ記事なんて見るな!
どうして弦楽器を巧みに奏するムードメーカーな彼はいなくなってしまったのか。
彼にしかわからないと思う。だからその辺りは個人的にそっとしておきたい。
いつまでも悲しみに暮れるのもナンセンスだし、曲を変わらず聴き続ける方がいいのではないかと個人的に思っている。
だからそんな時こそ、掲示板なんて見たらダメ。
違法スレスレまたは抵触するであろう過激発言、
または、アーティストなど、有名人を失ってしまった時の心のあり方を一つに縛りつける息苦しさに耐えられるだろうか。
そういう時こそ、端末をいったん置いて自身との対話に努める時間に充てた方がいい。
「あの人がこう考えるから自分もそうでなきゃ」
そんな想いは、一旦どこかへ置いておこう。
デジタルが正義ではないと言うこと
・気分転換の時には、片手に端末ではなく本を忍ばせるということ
気分転換を図りたい時、もしくは寂しい悲しい時は、片手のスマホを一旦置いておこう。
片手には、たまには端末ではないものを忍ばせることを強く薦める。
文庫本、時にはマニアックな書籍
気になっていた資格などの参考書
何かを書きたいなら自由形式のノートや手帳
ときどきスケッチブック…
を持ち歩いてみては如何だろうか。
・サブスク主義は家計泥棒!?
サブスクは必要なものだけを。
これこそ吟味がかなり必要な分野だと思う。
全部サブスクになんてしていたら、
却ってコスパが良くないと感じている。
さいごに。
演奏しながらも、ステージでの目を惹くパフォーマンスのセンスは、彼の天性なのではないかなと思いながら今日も動画を見る。
時期を問わず、未だに新規は増え続けている。
デジタルに対して懐疑的な私だが、
YouTubeのメリットの大きさを感じた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?