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これまでどのように音楽とかかわってきたか(3)

大学時代

大学にも無事入れたのですが、自分の価値を偏差値で測っていたので、地方の3流大ということで、また精神的に落ち込んでしまいました。多分自分が音楽が好きであるということに気づいて、中・高時代に自分のほんとに好きなこと向き合っていれば、もっと自分らしく過ごせて、偏差値ごときに一喜一憂するようなことはなかったと思います。

そして大学3年の時に精神を病んでしまいました。3か月の閉鎖病棟入院です。退院後も非常にエネルギーが低い状態が続いたため、大学は1年休学することに。

卒業後

病状は薄皮を剥ぐように少しずつ良くなっていきましたが、まともに就職して働けるような状態ではありませんでした。何年か新聞配達を続けられた期間がありましたが、いろいろな精神症状-うつ病、躁うつ病、不安障害、聴覚過敏、睡眠障害などーいろいろな症状が出てきてひどくなったり、少し良くなったりを繰り返している状態が二十何年か続きました。

新聞配達の他は、精神科デイケアに通ったりもしていました。
デイケアは言葉の発音が不明瞭な人が多く、彼らの中ではボディランゲージの比重が大きかったようで、言葉しか理解できない自分は孤立していました。

楽器再開(20代)

病状がつらい中でも20代の時に、楽器を再開しています。
22歳 アコギを買う
24歳 エレキ・ギターを買う
27歳 ピアノを習う(1年半)

アコギは、弾き語りをやりましたが、歌っているうちに、自分は音痴だということを理解するようになり、また、家族からの騒音苦情などもあり、収束していきました。 それで、歌わなくてもよいエレキ・ギターを買ったんですが、何をどう練習したらよいのかさっぱりわからず(一般の教則本も難しすぎ)で、ほとんど弾かないままお蔵入りになっていきました。

うつ病が苦しかったころ、
ピアノをあるきっかけから音大でたばかりの先生に習うことができて、レッスンの最後に必ず何か弾いてもらってました。あまりに素晴らしい演奏にものすごく癒されていた記憶があります。人柄もやさしくて、ホントに癒しの時間でした。簡単な曲でですが、発表会にも出させてもらいました。しかしやはり体調が良くなく、金銭的な理由もあってレッスンを長く続けることはできませんでした。

病状悪いの続く(2年前まで)

ずっと精神症状悪いのは続いていました。2016年の日記を見ると、「基本的な家事ができず、ゴミ出しもできないので家の中ゴミだらけ、昼夜逆転も続いている」とありました。2019年には精神だけでなく肉体も病んで逆流性食道炎やなぞの胃痛に悩まされ、ぎっくり腰で1か月寝たきりだったり散々でした。

病気の寛解、音楽再開

2018年2月 Cubase pro 購入(5年3か月前)
2019年8月 初音ミク 購入(3年9か月前)
2020年8月 電子ピアノ(4万円以下)購入(2年9か月前)
2022年4月 ロックギター講座(通信)始める(1年1か月)

上のように、最近になって、だんだんと音楽環境を構築してきています。
病状もよくなり、「寛解」に近づいてきている気がします。
仕事の方も、作業所に通ったりできるようになってきています。

次の記事では現在の状況を少し書こうと思います。

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