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私がわたしを生きるまで。わたしの100人撮影。⑤

人柄写心家 丸山嘉嗣さんのリブランディングに伴うインタビューを受けたのをきっかけに

私の約1年、3回に渡る100人撮影を振り返るシリーズです。


丸山嘉嗣さんの100人撮影について


1話目はこちら

2話目はこちら

3話目はこちら

4話目はこちら


~私、決められないので。~ 撮影前の、番外編。


撮影をきっかけに、いろんなことが変わって(変えて)

ママとしての私から 一人の女性として、の選択を少しずつ重ねて。

でも、これも、迷いながら、「いいのかな、これで」

そう思いながらの日々。


だって、それまでは、なんせ「流れに乗ってきてばかり」だったから。

そして、

周りに助けてもらって、その流れに乗ってこれてばかりだったから。


自分から選ぶ、決める、というのを

実はしていなかったし・・・

正確には、

選択はしているけれど、その選択基準に

常に「他人の目、反応」があった状態だったから


「本当に、純粋に私が選びたいものは何だろう?」


ということを考えると


選べないこと、決められないことが、たくさんありました。



つぐさんにも、何度も言われました。

「自分で、決めるんだよ」って。

なのに、なかなか、何が自分の答えがわからない、

決められない、自分がいる。


つぐさんは、頼らせてはくれるけど、すがらせてはくれない。

あ~ぁ。

こうした方がいいよ、って言われた方が、どれだけ楽か。

そんなことを思ってしまったことは、実は一度や二度ではなく。(笑)



コーチをしているはずの私は

全然、コーチング的ではない部分が、たくさんあった。

頭でっかちで、腑に落ちしていない部分が、いっぱいいっぱいあった。

お恥ずかしい限りです。



どんどんきれいになるね~!

あそゆかさんが女性になっていく~!


という周りの声とは別に

私は相当、迷い迷いしていたこの期間。



なんせ・・・・


自分の気持ちに気づけば気づくほど



これまで、「子育てママの私」で選択してきたものに

モチベーションを感じることができなくなってしまっていた


のです。


そして、その状態が、正直、怖かった。


この5年、一生懸命やってきたこと

エネルギーをかけてきたものが

全部が、もう意味がないものになってしまうんじゃないか、って。


それを認めてしまったら

全部、ゼロになっちゃうんじゃないか。と。


そしてそれは、日常さえ、覆してしまうんじゃないか。

そんな気持ちもあった。


だから、決断できなかった。

それほどまでに、大きな5年だった。




やるべきなんじゃないか

いや、やりたいのか、やりたくないのか

どうしたいのか


ここは本当にゆらっゆら。



だからこそ、収入も減って、

一方子育てはお金のかかり盛りの時期。

どうせ過ごすなら、楽しみたいし

子ども達に「お金がないから」なんて我慢させたくない。

えーい、もうなるようになる!

しのごの言わずに、まずは楽しむしかない!

なかば、投げやりの部分も。(笑)

もう、面白いように、お金が出ていった期間でもありました。



でもね・・・・



この時期、私の気持ちは・・・・・・



以前より、うんとうんと。


楽だったんです。



迷ってるけど、その状態は、決して良くはなかったけど

毎日、ゆらゆらして

仕事は減って

家でぐーたらすることも多くて


時には


ぐでたまのようになっていて。


そういう生活、実はほとんどしたことがなかったんですよね。


ぐうたらする、とか

うだうだする、とか

部屋着のまま一日をすごす、とか

ソファでごろごろして一日が終わる、とか。


いつも何かを「ちゃんとしなきゃ」と心のどこかで思っていて

ゆるむっていうことがあるようであんまりなかったのが


この時期、迷っている一方で


すごく、緩んだ。


変な話


ちゃんと生きてないけど、なんか、心はホッとしてる


不思議な状態でした。



大きな事は決められないけど


日常、小さなことは決められる。


わからないなーということがあっても


少しずつ、自分の基準で、選んで

それがどうだったか確かめて


その繰り返しをしていました。



だからね・・・・・



実は



100人撮影の服装も

ぎりぎりまで、決まらなくて。


何が着たいかな。

そう思っていたけど

イメージが、出てこなかったんです。



そうこうしているうちにどんどん近づく撮影の日。



1週間前かな。


急に。



グリーンで行こう!!


ぱっと、感じて。



娘にも一緒に服を買いに行こうっていって

お買い物に行ったのでした。



そうしてやっと決まった服が、春の撮影の時の服装、でした。



つづきは



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