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お盆の御供養が終わりました。

7月8月はお盆の月で、あちらこちら、御供養のお経回りをさせて頂いておりますが、

毎年8月16日から、北海道でのお盆のご先祖様の御供養をさせて頂いております。

昨日20日で無事に、お約束していた方々の御供養が全て終わりました。

先祖供養というと、実家のお祖父さんお祖母さんがやるもの、と思われる方もいるかもしれませんが、

今、自分のこの命があるのも全て、命を繋げて下さったご先祖様達の意思があればこそ。

今はこの世に居なくても、この世に確かに生まれ、生きてきたからこそ、その結果、自分の命にまで繋がっている。

そう考えれば、自分の命であっても、自分だけのものじゃない。

御供養をさせて頂く前など、折に触れてこんなお話をさせて頂きます。

御供養に関しては、亡くなられた方が、お好きだったお菓子や果物をお持ち頂き、お供えして頂きます。

御供養が済んだら、お持ち帰り頂き、ご家族で食べて頂く。

美味しいところをまず、仏様に食べて頂き、その後みんなで仲良く食べて頂くことが、
『供養』になります。

『供養』とは、『供に養う(ともにやしなう)』と書きます。

お菓子や果物をお供えして、その後自分たちも頂く。

そうやって亡くなられた方も生きている我々も、共に美味しいものを分かち合う、
まさに『お互い様』だと思います。

北海道での御供養をなさる方は、お供物と共に、心のこもったお弁当を作ってお供えになる方も多くいらっしゃいます。

シンプルだけれど、手間をかけて作る方。

可愛らしいキャラ弁を作る方。

こちらは男性が作ってこられました。

ちらし寿司を作って来られて、私達の分まで持ってきて下さいました。

ご先祖様や、御供養する方々に食べて頂こうと、手作りではなくても、さまざまに持って来られる方がほとんどで、

みなさんお一人お一人の真剣さに、私自身、改めて心を込めて御供養しようと気持ちが引き締まりました。

思いは形に現れます。

やる気がなければ続かない。

この度も、暑い最中、サロンに足を運び、真剣に心を込めて御供養を志した方々の為、

これからも、自分自身が心を込めて御供養させて頂きます。

決してお金をかける必要もありませんし、豪華に飾り立てる必要もありません。

ただ、命を繋げてくれたご先祖様や関わりの方々に、感謝の気持ちを向けて頂ければ幸いです。

やり続ければ、必ず変化が現れます。

初めて来られた時から、今回の間に
確実に良い方向に進まれる方が増えてきていることが、何よりも有り難く、

その努力を惜しまず、積み重ねて来られた方々には、尊敬しかありません。

こちらもさらに、精進していきます。

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