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vol.8 永興旅客機事故(台湾各地の記念碑や観光案内板を翻訳してみる)

元々日本語と華語が併記されていたので、日本語の碑文を転記します。

三年二月二十八日永興旅客機事故による遭難者記念碑

交通部観光局科長李振雲、專員故黃慧茹、並びに財団法人日本交通公社主任研究員故池辺巧一、研究員故青谷尚一郎の四人は、永興航空公司のB一二二三八號旅客機に搭乗、蘭嶼へ飛行して観光資源を調査する予定であったが、緑島、蘭嶼付近において不幸にも旅客機が事故により海に墜落し、未だに発見されていない。彼達四人が台湾東部観光事業発展のため遭難した事を追悼するため  謹んでこの碑を建立し、以って記念とする
一九九四年二月二十八日立
(転記終わり)

2019年10月13日に訪問しました。最初はなぜ日本語で書いてあるのか不思議だったんですが、そういう事だったんですね。
観光資源開発の意思は引き継がれ、現在は緑島も蘭嶼も休暇シーズンにはチケットが取れないぐらい人気があるようですね。
ご冥福をお祈りいたします。

中国語の碑文は2019年当時既に所々解読不能になっていた。
石碑は、綺麗な海が見渡せる小高い位置に立っています。

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