2020年に注目すべき戦略的テクノロジ・トレンドのトップ7 by エシモの備忘録
2020年に注目すべき戦略的テクノロジ・トレンドのトップ10 by ガートナーから抜粋した記事です。個人的にワクワクするのは④ヒューマン・オーグメンテーションでした。みなさんはどれが気になりますか?それでは参りましょう、レッツ、エシモの備忘録!
① ハイパーオートメーション
あらゆる作業が自動化される
自動化のあらゆる手順 (発見、分析、設計、自動化、測定、モニタリング、再評価) を考える必要があります。サラリーマンがPDCAを回す際にあらゆる自動化ツールが活用される。大幅な人件費(雇用)の削減ができる。
② マルチエクスペリエンス
AppleのSiriなどの会話型プラットフォームによって、人がデジタル世界とやりとりする方法が変化しつつあると同時に、仮想現実 (VR)、拡張現実 (AR)、複合現実 (MR) によって、人がデジタル世界を知覚する方法も変化する。
「今後は、『テクノロジに関するリテラシーを備えた人』のモデルから、『人に関するリテラシーを備えたテクノロジ』のモデルへと変化します。相手の意図を解釈する作業は、ユーザーに代わってコンピュータが担うようになるでしょう。
あなたの思考経路は恋人ではなくコンピューターの方が正確に知っている。そんな世界になる。
③ 専門性の民主化
技術者や専門家の特権だった特殊スキルに誰もがアクセスでき、好きな時に活用できる。それが専門性の民主化だ。
2023年末までに、民主化トレンドの4つの主要な側面が加速するとガートナーは予測しています。具体的には、データとアナリティクスの民主化 (データ・サイエンティストを対象とするツールから、専門の開発者コミュニティを対象とするツールへの拡大)、開発の民主化 (カスタム開発されたアプリケーションでの人工知能 [AI] ツールの活用)、設計の民主化 (アプリケーション開発の追加機能を自動化してロー・コード開発やノー・コードのトレンドを拡大することによる、市民開発者の強化)、知識の民主化 (IT部門以外のプロフェッショナルがツールやエキスパート・システムにアクセスすることによる、自らの専門知識やトレーニングの範囲を超えた専門スキルの活用と応用) の4つです。
一言で言えばプログラミング開発が誰でもできるようになるということ。難しい言語は全部人工知能がやってくれる。つまり、お母さんがクックパッドを見て料理するように、誰もが簡単にアプリを作れる時代になる。これによってITベンダーの受託開発ビジネスモデルは崩壊するかもね。
④ ヒューマン・オーグメンテーション (人間の拡張)
人の能力がコンピューターによってアップデートされる時代になる。リアルマトリックスの時代。
身体の拡張では、ウェアラブル・デバイスなどのテクノロジ要素を身体に装着または移植することで本来の身体能力を変化させ、人を強化します。
仮想空間ならVR、現実空間ならロボティクスが人間の体に組み込まれ、人本来の能力以上の生産性を上げるようになる。誰もが認知能力、運動能力ともに飛躍的にアップする。
⑤透明性とトレーサビリティ
個人情報保護の意識がより向上し企業努力がいっそう求められるようになる。
⑥モノの自律化(IoT)
あらゆる物にコンピューターが搭載され、モノ自身の制御で作動するようになる。わかりやすい例で言うと乗り物の自動運転化だ。他にも農業や家電も人の指示なしで快適な暮らしを提供するようになる。
⑦実用的なブロックチェーン
商品を受け取ったら自動的に会計処理が終わっている。そんな未来がブロックチェーンで実現される。また、各処理のやりとりを追跡可能なため問題が発生したときに、原因まで遡ることができる。まだビジネス向けに運用できる段階ではないが今後破壊的イノベーションを生み出す価値は十分にあり得る。
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最後までお読みいただきありがとうございました。また次回お会いしましょう!