インパクト投資の最前線 インパクトレポートが切り拓く新しい未来
昨日、参加したイベントです。
#インパクト投資 ってご存知でしょうか。検索で最初に出てきたページからです。
僕自身は、このファンドをほんの少しですが保有しています。
目論見書からです。事業が生み出すインパクトを基準に投資判断することがわかります。このファンドが発信しているレポートには、通常の運用報告書に加えて、インパクトレポートがあります。
インパクト投資への関心から昨日のイベントに参加してみました。
昨日、ご登壇されたのはいずれも上場会社ではなく未上場のスタートアップに投資するファンドを運営されている方々でした。
運営されているファンドは社会課題の解決を目指す会社に投資する「インパクト投資ファンド」。投資先の会社が生み出そうとしているインパクト、それをどう測り、さらに高めていくか、それらを、彼らのファンドに資本を託した投資家に説明するのが「インパクトレポート」です。ファンドの投資家だけでなく、より多くの人にその存在を知らしめることも重要、そうした考えから昨日のイベントは企画されたのだろう、と推測します。
キーワードは IMM です。イベントで何度も出てきた言葉。
Impact Measurement & Management、インパクトの測定と管理になります。
短期、中期、長期の目線で成果(インパクト)がどう生み出さされるかその仮説が示されています。
インパクトを計測するためのKPIが投資先ごとに示されています。
投資行動がどんなインパクトを生み出しているのか、長期的にみるとインパクトをより多く実現している会社が高く評価されるようになると僕は想像しています。あらゆる事業活動はインパクトをもたらしているでしょうから。
これらのファンドはインパクト投資ファンドと銘打っている、その目論見であるからこそ「インパクトレポート」を作成されているものと考えられます。とはいえです、業績や財務といった数値化しやすい、計測のルールがある程度確立されているものとは異なる「インパクト」を測ろう、その推移を捕えよう、それを報告しよう、この姿勢もまた「インパクト」だと感じました。
インパクトレポートに限らず、投資家に対する説明、報告をしっかりと取り組む投資会社、マネジャーが増えてほしい、と思います。
イベントの関係者の皆さんに深く感謝です。貴重なインプットを得ることができました。
SIIFさんのnoteからです。
このファンドは月次レポート研究所でも取り上げましたね。
当時からの変化。マネックス証券さん等で買い付けられるようになっていました。これは気になります。検討したい。
コモンズ投信さんの取り組みもありましたね!
https://www.commons30.jp/pdf/news/annual-report_0912.pdf
インパクトレポート、これからも注目していきたいですね。
イベントの途中、Xのタイムライン。
島田さんの「日本籍ファンドの運用者にどのくらい女性が居るのか知りたい。」「サステナブル関連投資では、昔から頑張っているけど。」と。
昨日のイベントにも女性が二人ご登壇されていました。よくよく考えてみると、僕のお世話になっている投資信託で、マーケティング周りで女性をお見かけすることは多いのですが、投資判断、マネジャーで女性をほとんど見かけないな、とあらためて思いました。この辺りもこれから注意、意識しておきたいことの一つですね。
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