アクティブファンドが持つメディアとしての可能性
投資信託事情の最新号に寄稿しました。
タイトルは ”株主総会と投信会社” ”JPX京都アカデミア株価指数”です。
#JPX京都アカデミア株価指数 は今月発表されるやに聞いていましたが1営業日を残して音沙汰無しです。これはまた別途取り上げたいと思っています。
一言で言うと
とてもとても楽しみです、JPX京都アカデミア株価指数は。
今回の寄稿のもう一つのテーマが ”株主総会と投信会社” 。こちらは #月次レポート研究所のポッドキャスト 他でも取り上げた
このファンドの2022年7月末基準の月次レポートを大いに賞賛しています。
株主総会と投信会社との関係、実際のところをきちんと説明している事案はこれまで僕は見たことがありませんでした。
月次レポートで紹介されていた事案も、このレポートが示してくれなければ気付くことはなかったでしょう。日経新聞のサイトで検索したら一応、記事は出てきました。
「実質株主」「定款」で検索してみたら、こんな感じでした。
日経新聞の時計の電池は切れている感じですよね、これを見ると。
問題意識にも乏しいような感じ。
一番新しい 2021年の記事は明治大学の三和先生の寄稿です。
三和先生といえば今月、この記事がありましたが、かなりあっさりとした取り扱いですよね、日経さん。。。
企業、会社による価値創造はもちろん、それを支えるガバナンス等について発信しうるコンテンツ。真面目に調査、分析、投資判断しているアクティブファンドならば、新聞・雑誌よりも、もっと現場に近い、臨場感あるものが提供できるのでは、って思います。
昨日このレターを読みました。株主、投資家であるがゆえのポジショントークではありますが、新聞・雑誌のつくっているコンテンツに比べると遥かに読み応えがあり、新しい視点を提供していたように感じます。
最近、見つけたアクティブファンドです。
20年以上の運用実績があるそうです。
最近までその存在をまったく知りませんでした。
2022年7月末基準の月次レポートからのスクリーンショットです。
ちゃんとつくられているやん、そう感じました。
アクティブファンドにはメディアとして、企業活動や金融市場のことを伝えることのできる大きな可能性があるんじゃない?新聞・雑誌よりも。
さらに言えば、今やアクティブファンドの皆さんは自分たちで媒体を持って運営することだって出来ちゃいます。
新聞・雑誌のフィルター、彼らのセンスを介すると編集されちゃうかもしれない。でも、アクティブファンドの皆さんにとって「とても大事だと感じていること」「どうしても伝えたいこと」って、”ある!”って思うんです。だから、ね、こうしたオウンドメディアにもっとガツンと取り組むことって意義、ポテンシャルが大きい、僕はそう感じています。
こんな風に考える理由はもう一つあります。
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