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株式投資で得られる「まなび」「気づき」「発見」。それらを効果的に実感できる発信を!! #月次レポート研究所

おまけ

こちら を定期購読してくださっているみなさんに「挑戦したいこと」を一つ、昨年の秋にお伝えしていました。
↑のおまけが、その「挑戦したいこと」です。
お時間の無駄使いになってしまうかもしれませんが、よかったら試してみてください。

さて、noteでは、僕の毎月コツコツ買い足している投資信託を中心に毎月定点観測の記事をつくっています。
たとえば、こちらです。

ここ最近、投資信託を通じて株式保有している投資先の会社にも意識、関心を向けています。当初は、業績や財務状態を知るために決算短信を遡って数字を拾っていました。これはこれで発見がありますし、学びもあります。ただ、数字を追いかけているだけなので味気なく感じることが増えてきました。

そこで決算説明会の資料も眺めてみることにしました。すると、この資料には会社の個性が出て来ます。

先週、この番組を聴いた後、すぐに #王将フードサービス  さんの決算説明資料を確認しました。

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS00845/f94f083a/86fd/4854/b62b/7c81d4ff7559/20211126125127619s.pdf

決算説明資料 には学び、発見、想像のきっかけが沢山あることをあらためて感じました。

月次レポート研究所 では、投資信託の月次レポートに注目、発信することで、その内容の進歩、進化に貢献したいと考えています。その進歩、進化の一つとして、このような学び、発見、想像のきっかけが月次レポートで得ることができる、ということが考えられます。

NVICさんのnote で、川代紗生さんが次のように述べられています。

人生100年時代と言われる令和の時代に本当に必要なのは、「将来のためにお金を貯蓄すること」以上に、「将来の自分が困らないように、『知』を貯蓄すること」なのではないかと思うのです。

株式投資には、さまざまな学びの機会があります。その機会をより効果的に楽しむ、体験することを、アクティブファンドは手助けできると思います。

このスコープを実現するには「月次」はしんどいかもしれません。「月次」が難しければ「四半期」、「半期」、「年次」でも構わないと思います。数字だけを並べるのではなく「おおっ!」という感嘆を一つでも引き起こせるような発信があると良いのではないか、そんなことを思っています。



最近読んだ本からです。

顧客満足度は商品の品質に比例するが、一つだけ盲点がある。
それはお客様が「使い方を間違えている」場合だ。

木下 勝寿. 売上最小化、利益最大化の法則利益率29%経営の秘密 (Japanese Edition) (pp.146-147). Kindle 版.


この本のメインは独特の「管理会計」手法にあるのですが、第4章の「小さい市場で圧勝する商品戦略」、第6章の「ファンの心をつかんで離さない『演歌の戦略』」は、投資信託のマーケティングにも大いに参考になるのではないか、と感じました。投資信託もサブスクリプションビジネスの色合いが濃いですからね。

そこで当社は商品に同封する「使い方マニュアル」の作成に力を入れている。

木下 勝寿. 売上最小化、利益最大化の法則利益率29%経営の秘密 (Japanese Edition) (p.147). Kindle 版.

この意味でNVICさんが「オーナーズマニュアル」を作成されたのは「その通り!」だと感じるとともに、この「オーナーズマニュアル」を買い始めた人の手元に届けて、しっかりと読んでもらうような仕掛けを調えることが大事なことだ、と感じました。


あと、オーナーズマニュアルや発信に、林さんや林さんと同じように感じていらっしゃる人たちを意識した、想像力を駆使した中身にすることも非常に重要なポイントだと思います。


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