見出し画像

サイボウズさんで行われた #山の上のパン屋に人が集まるわけ の読書会

今日の夜、東京・日本橋 サイボウズさんのオフィスで行われた #山の上のパン屋に人が集まるわけ  の読書会に参加しました。著者の平田はる香さん、本を一緒につくったチームの方もご参加される非常に貴重な機会。イベントを前にした平田さんのツイートです。

平田さんと同じ空間でLiveでお話をお聞きするのは二度目です。前回はこちらです。

本ができるまでのお話(松本での円陣が印象的でした)、”ひらく”と”とじる”のお話、10万部のお話、「健やか」についての詳しいお話、バックキャスティングのお話、個人と法人のお話、傾聴のお話。ぜひ参考にしたいお話をたくさんお聞きすることができました。そのあたりはこの記事に追記していく・・・かもしれません。

なかでも一番印象に残った、刻んでおかねば、と感じた話を今のうちに、イベントのあったその日のうちに書き留めておきます。

「伝わる」ために、考える、もっと考えよう

「伝える」ではなく「伝わる」。この大切さは認識しているつもりでしたが、まだまだ全然ダメだな、と痛感しました。

「伝わる」ためにどこまで考えをめぐらせることができるか、自分の信念や哲学のようなものを発信、創作にどう反映させるか、そこへの心配りをどこまでできるか、で「伝わる」度合いが変わってくるだろう、ということです。平田さんはどうやったら「伝わる」だろうか、その方法を意識していることを強調されていました。

「伝わる」日々の発信で、この点を今一度、自分に言い聞かせる必要があると思い知った次第です。ってこんなことを感じたのに、書き殴りのメモみたいなこんな記事をつくってしまうのは、どうなんだ!?というのはあるわけですが、、、

とはいえ、イベントの当日、どうしてもこのことについては書き留めておきかったのだろう、とこの記事を未来の僕が読み返すことがあった時、少なくとも自分には伝わるはず、そう考えています。

明日以降にこの記事に書き足すかもしれませんが、当日の感想としては以上です。

書き足し、継ぎ足し、注ぎ足し

イベントでの印象的なお話を書き足して、継ぎ足して、注ぎ足していきます。

目標は10万部

今朝、重版の件、チームの皆さんがツイートされていました。1万部!

チームの皆さん、おめでとうございます!!!

10万部の根拠。イベントで平田さんがご説明された2つの理由です。

一つ、これだけ素晴らしい制作チームが揃って知恵を出し合って時間をかけた投資の結晶なんだから、10万部 売らなきゃダメだ(←かなり意訳しています)。

平田さんは自費出版で1万部、本を販売した実績をお持ち。であればこのチーム(松本での円陣の話は何かグッときました←そういうの、スキなんです)なら10万部は売れるはず、と。

一つ、noteの加藤さんのお話。加藤さんの言われた10万部売れるとはどういうことか、10万部になると「社会」に知っている人がいる感じ。1万部、5万部では「社会」が出てこない(こんなメモだ・傾聴力<後述します>が足りんぞ!)。それが平田さんの「社会の角度を1度変える」への一歩になっていく・・・的な話だったと記憶しています。だから10万部ということでした。

10万部の根拠をお聞きして、応援したいな、という気持ちが強くなりました。同時に、まずは10万部だな、と認識しました。

(とりあえず、ここまで)

イベントの企画、運営の皆さん、会場、オンラインでご参加の皆さん、ありがとうございました。深く感謝しています。

自分の体と心を生涯で使い切りたい

平田さんがこんな趣旨のコメント(ちょっと違う?)をされていたのも印象的でした。健康寿命と実際の平均寿命を対比させた話の流れだったと記憶します。

なるほどなあ、と。そして、僕は矢吹ジョーを脳内で思い浮かべていました。ジョーとはちょっと(だいぶ?)違うけれど、なんだろう、突き詰めていく平田さんの姿勢に重なりました。

「あなたはどこから来たのか」

「健やか」への想い。その原点を平田さんがお話くださいました。本の中で、健康志向の人だけではなく、フツーに暮らすふつうの人が「わざわざ」に触れる、関わることで「健やか」になっていってほしい、という想いが表現されています。そこに通じるご自身の幼い頃のお話がありました。そうか、なるほど、と思ったのです。

あなたはどこから来たのか」 この問いの重要性をあらためて感じ取りました。「わざわざ」とは何か、考えた 本の180ページです。ここで紹介されている
Vision, Mission, Spirit, Value, Slogan。Webサイトでも詳しく紹介されています。

この心に通じる「あなたはどこから来たのか」の一端をお聞きすることができました。創業者の根っこにある原体験、原風景を知ることは、その事業のパーパスにつながっていると思いました。

バックキャスティング

こちらの動画を引き合いに出して「事業計画、つくってますか?どんなメッシュで?」という質問を平田さんに投げかけました。↑の動画、平田さんもご覧になっていたそうです。質問に対する答えのなかで出てきたキーワードが「バックキャスティング」でした。具体的な目標を据えたうえでのバックキャスティング。めちゃくちゃ身近な具体例とともにご説明されたのが印象的でした。この流れで”参入障壁”という言葉が登場したのも印象に残りました。

法人と個人

このお話もなるほど、と思いました。個人としての平田さん、と法「人」わざわざ。別の人になってきている、って感じでしたね。

傾聴力

平田さんは対話の際のメモを、その人の言葉通り、言葉そのままに書き取るよう心がけている、とのお話が印象深かったです。

僕の場合、ご覧の通り、メモが意訳(場合によっては誤解、曲解)なので、傾聴力アップのためには平田さんのメソッドを参考にせねば、と感じた次第です。

「伝わる」ための工夫

今回の本で「伝わる」ように、一気に読み通せてもらえるように、と考えられたたくさんの工夫、たぶん、その一部なんでしょうけれど、ご説明がありました。「伝わる」ための工夫。伝えたいメッセージ、想いがあるなら、どうやったらより「伝わる」だろうか、その意識を持ち続ける大切さを感じました。大きな学びになったと思います。


ざっと書き連ねてみました。色々なお話から「わざわざ」への理解を深められましたし、色々な学び、気づきを得ることができました。

イベントを運営してくださった関係者の皆さん、会場とオンラインでご参加になった皆さんに心より感謝申し上げます。

「わざわざ」を訪れるなら、のベストタイミングもお聞きしたのでそのタイミングで、あるいは、もっと違ったタイミングでもいいのですが、やはり一度現地にお邪魔しなきゃダメだよね、そう思いました。


この記事が参加している募集

サポート頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://note.com/renny/n/n944cba12dcf5