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鎌倉投信ウオッチ #141 / 結いだより 第143号 を読んで

#鎌倉投信  さんの運営する投資信託 #結い2101 を月次で定点観測しています。

最初に、鎌倉投信さんの大きな特徴の一つとなっている月次レポート=「結いだより」を読んでみます。

結いだより 第143号を読んで


巻頭ページは 新春セミナー です。

僕も聴講しました。受益者の方でお見逃しの方は My鎌倉倶楽部 でアーカイブがご覧になれますよ!

投資先の企業価値としてモニターしている「配当込 純資産成長率」

1月は 結い 2101 の基準価額が12月末比で6%のマイナスとなったことについて説明されています。

鎌倉投信において投資先の企業価値としてモニターしている「配当込純資産成長率」では企業価値が着実に増加していることが確認できます(図表2)。短期的には、外部環境の変化などがパフォーマンスに影響し、リターンがマイナスとなることもありますが、長期的には、投資先企業の企業価値に見合ったリターンを獲得できると考えています。

https://www.kamakuraim.jp/information/yuibiyori/detail/---id-1494.html

「図表2」はぜひ、以下のページでご確認ください。


「いい会社」の経営者講演、亀田製菓さんが開催されます!!!

投資先の「いい会社」、 #亀田製菓 さん。
その亀田製菓さんの副社長 ジュネジャさんが御登壇のイベントが催されます!

亀田製菓さんは、結い 2101 が設定された2010年からの投資先です。
業績推移です。

2022年3月期(予想)が大きく減収しているように見えますが、これは収益認識会計基準の適用によるものです。

昨日発表された決算短信に、以下の説明があります。

「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。) 等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該 財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしています。

https://www.kamedaseika.co.jp/admin/images/irInfo/upload/740.pdf

上表から、国内米菓事業の売上高の減少が大きくなっています。一方で営業利益はさほど変化していません(当然といえば当然ですが)。

従来、販売費及び一般管理費に計上しておりました販売促進費等の一部については売上高から減額する方法に 変更しています。

この箇所の影響が大きいものと見られます。

第2四半期の決算説明資料 からです。

https://www.kamedaseika.co.jp/admin/images/irInfo/upload/728.pdf

講演本番に向けて予習しとこ!

ちょっと関連するかもしれないな、と個人的に思ったのが先日聞いたこの配信です。

カルビーさんが取り上げられています。

あと、亀田製菓さんといいますと・・・

#アルビレックス新潟  さん。
昨季まで2シーズン、チームを指揮したアルベルさん。
今季からお世話になります!

#ピジョン  さんとのトークセッション

昨年秋の受益者総会®️でのトークセッションの模様が詳しく紹介されています。

「母乳バンク」のお話。

母乳バンクの大きな課題の1つとして、認知度が低いことが挙げられます。例えば、もしドナーミルクを使用することになった場合、抵抗があるかどうかを聞いた調査では、6割のお母さんが「抵抗がある」と答えています。また、ドナーミルクが国際的な基準のもとで管理されているなど、正しく母乳バンクを理解してもらうことで、その抵抗感は減るはずです。ドナーの安定的な確保や使用病院を増やしていくためにも、もっと認知度を高めることが大事だとピジョンは考えています。

https://www.kamakuraim.jp/information/yuibiyori/detail/---id-1475.html

東証市場の再編

鎌倉投信は、プライム市場移行企業には上場維持基準やガバナンス基準を形式的に充足するだけではなく、自社の個性を再認識し、独自性をもって企業価値向上に取り組まれることを期待します。また、投資家や株主においても、企業経営者と腹を割って意見交換できる信頼関係を構築し、価値向上を共創するパートナーとしての役割を果たしていくことが求められていると感じています。

https://www.kamakuraim.jp/information/yuibiyori/detail/---id-1496.html

今月もいろんな気づき、発見を得ることが出来ました。次号も楽しみです!

https://www.kamakuraim.jp/_files/10-273/yuidayori202202.pdf


受益権総口数・純資産総額

受益権総口数は、投資信託に資金が流入しているか、流出しているか、を示しています。資金が流入する、継続的に資金が流入している=受益権総口数が継続的に増え続けている投資信託は、その投資家(受益者)からの信頼を継続して得ている、その信頼が深まっていると推測することが出来ます。結い 2101 のこれまでの経過です。

2022年1月は、昨年11月から3ヶ月連続で資金純流入となりました。

口座数の推移

結い 2101 は、銀行、証券会社で買うことはできません。鎌倉投信さんで口座開設した人のみ、買うことができる、「直販」の投資信託です。鎌倉投信さんに口座をお持ちの方の人数の経過です。

21,787人の皆さんが、鎌倉投信さんに口座をお持ちです。昨年同期比で口座数は786人増となっています。

毎月毎月、定額で買い足すサービス をご利用されている方の人数の推移です。

僕もお世話になっている一人です。もう10年以上続けています。このサービスを利用しつつ、たまーにこれとは別に買い足ししています。

ポートフォリオ・パフォーマンス

https://www.kamakuraim.jp/information/yuibiyori/detail/---id-1499.html

前月末です。

https://www.kamakuraim.jp/information/yuibiyori/detail/---id-1487.html

投資先は増減なく67社。キャッシュ等のウエイトが2.5ポイント増加しています。

パフォーマンスについて、ローリングリターンに注目します。

5年リターンの推移です。

ローリングリターン 5年(年率換算)

データのある期間数は83です。その中央値は7.3%(年率)となっています。出現の頻度は下記となっています。

5年保有していて、マイナスリターンになった期間はゼロです。最小値は1.4% で、これは2015年3月末〜2020年3月末の5年間です。最大値は12.8%で、これは2012年11月末〜2017年11月末の5年間です。

10年はまだデータ数が少ないですが、こんな感じになっています。

ローリングリターン 10年(年率換算)

上のグラフは年率換算ですので、2012年1月末から10年保有していた場合、投資額は1.94倍(過去の分配金を無税で再投資した前提です)になったことになります。

つみたてシミュレーション

ファンドの設定以来、毎月末に10,000円ずつコツコツ買い付け続けたら2022年1月末にどうなっているか、その行動を開始した月によってどのように違いが出るかを試算したものです。

僕も毎月買い足していますが、その実際の様子はこんな感じです。

ご覧の通り、何度か、毎月の投資額に上乗せをしています。

これまでの投資額に対して時価は+35%となっています。前月末は+44%、2021年1月末は+48%でした。

鎌倉投信さん、結い 2101、ライブで体感してみてはいかがでしょうか?

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ありがとうございました! 次回もどうぞよろしくお願いします!

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