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コモンズ30ファンド ウオッチ #13 2023年12月末

コモンズ30ファンド の月次定点観測の第13回です。

前回の定点観測はこちらです。

月次レポートです。

https://www.commons30.jp/pdf/fund30/report202312.pdf


ポートフォリオと上位10社

2023年12月末のポートフォリオ、上位10社です。

なお、9月から組入を開始したLITALICO(7366)が、予定の組入比率に達しましたので開示させていただきます。前月比、組入銘柄数は変わらず31銘柄となっています。

新しい投資先は #LITALICO  さん!

こちらのページ のアップデートが待たれます。

運用報告動画、最新版です。

こちらの動画でも、LITALICO さんについてコメントされています。

月次レポート 「ピック!」のコメントから:

LITALICO

もとより事業内容が社会的意義の高いものであることに加え、上述のビジョンに強く共感した優秀な人材が集まっているということで注目していましたが、経済的リターンの面で確信が持てず、投資に踏みきれない状況にありました。そんな中、2020年にエムスリーで取締役経験のある辻氏がCFOに就任したのに続き、2023年にはリクルートで「スタディサプリ」を立ち上げた経験を持つ山口氏が社長に就任し、長谷川会長も含めた強力な経営体制が確立したことに加え、自社でこれまで培ってきたノウハウを他の福祉事業者にも共有するプラットフォーム事業の伸長により収益基盤が強固になってきたことを評価

#楽天グループ

楽天モバイルは、2023年12月28日、携帯キャリアサービスの契約数が600
万回線を突破したことを発表しました。契約数は、2023年9月で522万回線、10月542万回線で、2022年秋をボトムに回復を続けています。

#ダイキン工業

カーボンニュートラル推進では、世界のリーダーシップをとれるエリアであることも疑いようがありません。そのような中、米国では業務用途や工場用途の空調機器の拡販が進展しております。マクロ環境の追い風もあり半導体を中心とした工場建設の自国回帰の流れを受け、最大市場である米国における今後の展開にも期待したい

コモンズ投信の皆さんが注視されているポイントが把握できて大いに参考になります。この「ピック!」から、人や事業、実現される価値について大きな注意が向けられているのを感じます。ポジティブな評価、期待だけではなく、課題と感じられる点も認識することがあるからです。

株価(価格)ではなく、投資先の会社が実現している「価値」をしっかりと追究している姿勢が感じられます。

noteでの発信からもそんな姿勢を見てとっています。

受益権総口数の推移

受益権総口数は、投資信託に資金が流入しているか、流出しているか、を示しています。資金が流入する、継続的に資金が流入している=受益権総口数が継続的に増え続けている投資信託は、その投資家(受益者)からの信頼を継続して得ている、その信頼が深まっていると推測することが出来ます。コモンズ30ファンドの2017年12月末以降の月次の推移です。

2021年3月以降2023年4月まで26ヶ月連続で受益権総口数が前月末比増加、つまり、ファンドへの資金純流入が続いてきましたが、前回2023年5月は減少となりました。27ヶ月ぶりのファンドからの資金純流出でした。

2023年12月は0.4億口の増加でファンドへの資金純流入となりました。

7ヶ月連続の資金純流入です。

コモンズ30塾 投資先企業「味の素㈱」をお迎えしてASVレポートを読み解く

味の素 さんの統合レポート=ASVレポートを題材にしたワークショップです。とても魅力的なイベントですね。都合が合わないのが残念です。

統合レポートワークショップとは?
統合レポート(統合報告書)とは、企業の売上などの財務情報と、環境や社会への配慮、知的資産から、ガバナンスや中長期的な経営戦略までを含む非財務情報をまとめたものです。
これをグループワーク形式にて読み解いていきます。
各社からご担当者をお招きして、レポートに込めた企業の想い、製作過程での裏話など参加者のみなさまが企業の生の声を聴き、企業は皆さまからの意見・提言に耳を傾けるライブ形式の「直接対話」「意見交換」の場です。

バックナンバー

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